旬花旬虫に出会う2017/06/04 20:24

旬花旬虫に出会う
淡いピンクのヒルガオの花。今年もそれなりの数を確認出来る様になりました。
ヒラヒラの薄い花弁から察しがつく様に、とても傷みやすい花。
もう少し経つと、甲虫類にかじられて穴だらけになった姿を目にする様になります。
完全な姿に心癒されるのも、今のうち。
キマダラセセリ
今の時期を象徴する野の花がある様に、梅雨入り頃限定で多く目にする蝶がいます。
それがこのキマダラセセリ。
姿は典型的なセセリチョウ体形ですが、鮮やかな黄色が周囲の緑に映えて印象的。
キマダラセセリのシャープな斑紋
これに出会ったら、蝶がリラックスして翅を開く瞬間まで待った方がいい。
こんな稲妻状のシャープな斑紋を目にする事が出来ます。
梅雨入り時期の鬱陶しい空気の中で目にすると、何となく気分がスカッとします。
ハラビロカマキリの幼虫
梅雨入り頃に誕生して、秋が深まる頃まで生存するのが、ハラビロカマキリです。
くいっとお尻を曲げた幼虫時限定のこの姿は、今年も例年通り。
”威勢が良くて、中々よろしい” って言う感じ。
旬花旬虫に出会えた草むら散歩。この分だと梅雨入り時期も平常通りでしょうか。

※6/4に都内で撮影