赤く色づく秋2017/10/03 20:48

赤く色づく秋
秋の自然を象徴する物としては、樹々の葉の赤い色づきがまず頭に浮かびます。
その時期はまだもう少し先でしょうが、昆虫の世界では既に赤く色づいたものが多数。
最も顕著なのがアカネ属のトンボのお腹でしょうね。これはリスアカネ・雄の現状。
生息数は高原から戻ったアキアカネに敵いませんが、色づきとしてはこちらが優勢。
その勢いをかってでしょうか。アキアカネを蹴散らす光景も度々・・
オンブバッタのお尻も赤
がっしり体形のメスの背中にちょこんと乗ったオンブバッタの雄。
こちらも、お尻の上面が赤く鮮やかに色づいていました。
元々は全身緑色。この赤を目にするのは、秋が本格化し始める頃となります。
赤は情熱の色。いよいよ繁殖行動適齢期に入った事を物語っている様です。
ニホンカブラハバチ
ニホンカブラハバチの赤も、草の緑の中ではかなり強烈な印象で目に迫ります。
でも、こちらは、”秋だからこの色に” って言う訳ではなく、これが元々の体色。
他の昆虫に対する威嚇の意味もあるのでしょうか。小さいけど舐めるなよって・・
確かにスズメバチやアシナガバチ等の凶暴な奴も、赤っぽいですね。

※本日撮影の画像ではありません。(10/2と9/30に都内で撮影)