視線をアップ&ダウン2017/11/07 20:41

視線をアップ&ダウン
秋の深まりとともに、次第に数を減らし始めた昆虫たち。
観察散歩も、良く目を凝らさないと・・って言う時期に入りつつあります。
しかし、まだまだ、諦めるには早過ぎる。
こんな時期に必要なのは、全視界への注意力の集中って言う訳で・・
視線をアップ方向に向けた結果、見つけたお宝がこれ。
白く輝く翅を持つウラギンシジミ・雄でした。
背高の草の葉や木の葉に止まる姿が、これからの時期の定番です。
ウラギンシジミ・雄の表翅
陽当たりのいい高所に止まる理由は、ずばり日向ぼっこですね。
今日は半開きでしたが、チャーミングな表翅の橙色パターンも確認出来ました。
この先、更に季節が進めば、翅全開でのソーラーパワー享受ポーズも目撃出来る筈。
今日出会ったこの場所をしっかり記憶に留めておこうと・・
ヨモギの葉の色づき
視線をダウン方向に落としたら、こんな草の葉が目に飛び込んで来ました。
先尖りのヨモギの葉。初期段階はこの様に先端から紅色に染まって行く様です。
私にとっては新しい発見。これはこれで面白いなぁと・・
ヨモギの花にいたダンダラテントウ
目をヨモギの花に転じたら、さらに嬉しい発見が・・
既に枯れ色に変わった花にダンダラテントウが張り付いていました。
このテントウがここにいる理由は、当然、餌を捕食する為の筈。
好物はアブラムシ。こんな終末期の花にも、依然しつこく取り付いている様です。
ヨモギの花にとっては、もっと早い時期に退治してくれればと言う気持ちかも・・

※11/7に都内で撮影

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