スーパーな年明け2018/01/01 09:38

スーパーな年明け
年明けの夜空をふと見上げたら、もの凄くデカい月が浮かんでいました。
空気が澄みわたった正月ならでは。ディテールまではっきり観察出来ました。
2018年で、月が最大に見えるのは、1月1日〜2日にかけてなんだとか。
まさにスーパームーンで幕開けの2018年と言うわけですね。
クレーターまでくっきり
超トリミングで、クレーターの凸凹も確認出来ました。
朝寝坊の私は初日の出鑑賞はとても無理。デカい初月見で代用と言う事にしました。

※2018/1/1の1:40 頃 都内から撮影

幸せの黄色い・・2018/01/02 20:40

幸せの黄色い・・
離陸したジェットが高度を上げ始める航路の直下。そんな河原を新春散歩しました。
”おっ!何やら派手なのが飛んで来たぞ” って、急遽レンズを向けたのがこれ。
胴体部分が真っ黄色。翼の部分に目をつぶれば、まるで黄色いロケットみたい。
澄み切った青空との対比で、存在感が一層際立っていました。
帰宅後調べてみたら、これはANAのスターウォーズジェット(B777)と判明。
映画のプロモーションを目的とした特別企画の様です。
私としては、新年早々、幸せの黄色いジェットに出会えて、やったねって言う気分に。
ススキの原の現状
様々なジェットが、頻繁に頭上を通過して行きます。
そんな空の下、河岸では、こんな枯れ景色がひろがっていました。
終末期を象徴する寂しい風景の筈ですが、澄んだ青空が背景だとやや雰囲気違い。
川風を受け、揃って揺れる姿。どこか生き生きとしている様にも感じられました。
穏やかな水面を・・
今の時期、生き生きとしているものの代表と言えば、これでしょうか。
川面を滑る様に移動する水鳥の群れ。これは冬季にやって来るコガモと思われます。
今日は、餌取りよりも、こうして水面をのんびり漂っている事が主目的みたい。
この正月は例年になく穏やかな天候に恵まれています。水鳥達も大喜び?・・

※1/2に都内で撮影

嬉しい発見も・・2018/01/03 20:59

嬉しい発見も・・
遅い時期まで紅葉を見せていたユキヤナギの木も、今は枝むき出しの冬姿に・・
寂しい光景の様に思えますが、小枝をじっくり観察すると嬉しい発見も・・
小粒な芽がびっしりと並んでいました。やがて訪れる春への準備は既に完了ですね。
ユキヤナギの枝にオオカマキリの卵のう
とにかく、枝に付く芽の数は、数え切れない程に多数。
そんな芽のいくつかを覆い尽くしていると思われる邪魔者が、所々に・・
産卵場所としてユキヤナギを愛用しているオオカマキリの卵のうです。
これは葉っぱまで巻き込んでますね。散るに散れない可哀想な紅葉と言ったところ。
私はこれを見た瞬間に、頭に羽飾りを付けたインディアンを連想してしまいました。
あくまでも、何となくですけど・・
カタバミの花
正月の連休明けは、寒気の強まりに一層拍車が掛かるのが例年の流れです。
そんな中、野の花に出会う機会も、殆どなしと言う日々が長く続いて行きます。
でも、根性で探せば何とか・・って言う事で、今日もじーっと目を凝らしました。
やっと見つけたのがこれ。地べたすれすれに咲いていたカタバミの花一輪。
咲いていたって言う表現が若干無理っぽい感じですが、その頑張りに応えて一枚。

※1/3に都内で撮影

相当風変わり2018/01/04 20:44

相当風変わり
踏みつぶされてグチャグチャに壊れた霜柱を目にしました。
悲惨な姿ですが、今朝にかけての冷え込みの強さを伝えている様に思えました。
東京も、いよいよ厳冬の時期へ・・
自然観察も、ますます退屈になりそうな気がしますが・・
花盛りのハンノキ
”そんな事ないよ。私は今が花盛りだよ!。綺麗でしょ” って言いたげな木も・・
水辺に立つハンノキ。今まさに花盛りの盛況を見せています。
枝から垂れ下がっているのが雄花。11月から4月頃に掛けて開花します。
それにしても、”これが花かねぇ” って言いたくなる様なその姿。
他の木が冬の眠りについている時に花を咲かせる木は、やはり只者じゃないなぁと・・
モミジバフウの今
こちらは、季節の進展に沿った形で姿を変えつつある木、モミジバフウです。
枝にびっしり付いていた果実も殆どが地上に落下し、今やほんの数個を残すのみ。
強い北風に吹かれて、これらの実が落下するのも、もはや時間の問題と思われます。
再び若い緑が復活する迄には、厳しい寒さに耐える長い眠りの時間が必要。
そんな今、花盛りになっているあの木は、やはり相当風変わりだなぁと・・

※1/4と1/3に都内で撮影

目を凝らせば結構・・2018/01/05 20:49

目を凝らせば結構・・
昨日迄の快晴とは打って変った暗い曇り空。午後にはポツポツと雨も降り出しました。
そんな空の下、草むらには彩りを失った寂しい冬景色がひろがっていました。
目を惹くのはクネクネ曲がって伸びるクズのつる。収拾が付かない程の乱雑さでした。
他の草が枯れて倒れた今、その繁茂力の凄さが、なお一層強調されている感じ。
くるくるくるっと・・
頼り甲斐のありそうな草があれば、くるくるくるって言う所が凄い。
オジロアシナガゾウムシの虫瘤
そんなパワフルなクズをちゃっかり利用する昆虫がいる所が自然界の面白さ。
目を凝らすと、この様に部分的にぷっくり膨らんだつるを見つける事があります。
これはクズが自前で作った物ではなくて、ある昆虫が働きかけて作らせた虫瘤。
その昆虫は、ゾウムシの仲間・オジロアシナガゾウムシです。
これに産卵されたつるが異常反応をして膨らみ、育児スペースを提供する形に・・
そんなちゃっかり屋に利用されてもぐんぐんつるを伸ばすクズも相当なもんですね。
枯れ茎で見たオオカマキリ卵のう
オオカマキリは、ゾウムシみたいな悪さはしないけど、草の特性をしっかり利用。
これは、セイタカアワダチソウの茎に、昨年秋、産み付けられた卵のうです。
枯れきって倒れても、頑丈な茎は、春までしっかり草むらに残り続けます。
その事をしっかり見越しての産卵場所選びだったんですね。
虫瘤や卵のう、見どころがさっぱりな筈の草むらですが、目を凝らせば結構・・

※1/5に都内で撮影