先取の気風が・・2018/01/09 21:10

先取の気風が・・
冬の眠りについた野で、いま僅かに目を惹く存在が、このユキヤナギです。
遅い時期まで紅葉風景を見せてくれましたが、その葉の殆どが散り今は小枝ばかり。
しかし、その小枝に注目すると、粒つぶの冬芽がびっしり並んでいます。
更に、この木を産卵場所として愛用するカマキリ達の卵のうも所どころに・・
春よ来いと言う自然界の気持ちを、最も端的に感じられる場所と言えるでしょうか。
(ふたつの卵のうは、オオカマキリが晩秋に産み落としたもの)
早くも開いたユキヤナギの花
更に楽しいのは、こんなオッチョコチョイにも出会える事。
名前の由来でもある雪みたいに白い花が、小枝の途中で開いていました。
あたりをどう見渡しても、確認できたのはこの二輪だけ。
幾らなんでも早過ぎだよって思いましたが、それでもこの先取の気風は大した物。
この手のせっかち屋が、ノロノロの春を招き寄せるって言う事だといいのですが・・

※本日撮影の画像ではありません(1/8に都内で撮影)

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