寄らば大樹の・・2018/04/11 20:42

寄らば大樹の・・
雑木林に立つ大木、その根元近くにエノキの幼木がいくつも生えていました。
大木が吸い上げる地中の水分をお裾分けして貰う魂胆の様です。
青々とした若葉を付けて、みんなスクスク元気。
このまま行くと、大木の周りはエノキだらけになってしまいそうな雰囲気も・・
まぁそれはだいぶ先の事でしょうが、私の関心は別のところにありました。
こんな緑が密集している場所にはきっとあいつがいる筈って言う事で注目!・・
幼木にいたヨコバイの幼虫
やはりいました!ピンピン飛び跳ねるちっこいヤツ・ヨコバイの幼虫でした。
若葉の一枚一枚に注目すると、かなりの確率で目にする事が出来ました。
幼木から液汁を沢山吸って、早く大きくなるぞって言う意気込みらしい。
所で、問題は、今日吹き続けた20メートルを超えようかと言う強風でした。
その風に煽られて、幼木が葉ごとユラユラと激しく揺れる事も度々。
下手すれば振り落とされそうな感じも・・でもその対策はしっかり出来ていました。
大木の幹に避難中
揺れがひどい時の避難場所は、ばっちり準備済み。
強い揺れに襲われると、すぐそばの大木の幹にびんと飛び跳ねての場所替えです。
ここなら風の影響は受けないし、最高!・・まさに ”寄らば大樹の陰” って言う感じ。
いい場所を見つけましたね。液汁を吸われる幼木はたまったもんじゃないけれど・・
(ツマグロオオヨコバイの幼虫)

※4/11に都内で撮影