桜並木の今 ― 2018/04/13 21:03
花の後を受け、枝を賑わしている若緑の葉が目に眩しく映りました。
人の目を惹くサクラ劇場の第二幕開演。その割りには人影もまばらでひっそり。
今の時期限定なのにね。ちょっと惜しいなぁと言う気持ちに・・ 人影はまばらでも、ある筋にとって今のサクラ並木は実に魅力的な場所の様です。
柔らかくておいしそうな若葉に惹かれてやって来る昆虫の数、極めて多し。
これは、そんな葉の一枚に止まっていたヤブキリ幼虫です。
”はやく大きくなる為にムシャムシャ食べるんだ” って駆けつけて来たみたい。
確かに今は情けない位に小さいですね。
少しヘンテコな尺度ですが、桜餅の葉を思い浮かべれば、その小ささに納得かなと・・ 同じ木の幹に目を写したら、穏やかならざる物の姿が・・
ヨコヅナサシガメ(カメムシの一種)成虫でした。
この種は肉食性。サクラに来る昆虫を捕らえて体液を吸おうと言う算段の様でした。
毛虫や芋虫などが主なターゲットの様ですが、その他の種も決して油断出来ません。
って言うか、人の場合も・・鋭い口吻で刺されると非常に痛いらしい。
新緑の美に惹かれて、思わず木に近づき過ぎると・・
※4/13に都内で撮影