失敗事例2018/09/08 21:30

失敗事例
秋のヒマワリとも言えるキクイモ(イヌキクイモ)の花は、昆虫達にとって人気抜群。
今日は、これからが旬のバッタ・オンブバッタが多く集結していました。
蜜を吸う蝶達とは違って、彼らの食事法は花びらや花芯をガリガリかじる事。
悲惨な姿に変わり果てた花を見る事も度々です。
怪しい物影が花びらの向こうに・・
順調な成長ぶりを見せていたこのオンブ君は、花びらより花芯がお好みの様子。
スポンジケーキを食べる様な感じでムシャムシャかじっていました。
幸せいっぱいと言う感じですが、世の中そんなに甘くない。
判りにくいのですが、画像の左下・欠けた花びらの向こうに怪しげな脚がチラリ・・
オンブバッタの前脚にガブリ!
その正体はこれ(画像右側)。待ち伏せタイプの蜘蛛・アズチグモでした。
待望の獲物がやって来た!と言う事で。花びらの表側に姿を現しました。
暫く様子をうかがっていましたが、意を決した様にオンブ君の左前脚をガブリ!。
花芯かじりに夢中なオンブ君は、そっちに気をとられて、全然気づいていない様子。
オンブバッタを見送るアズチグモ
でも、このケースは、体格差があり過ぎて、無理せんだったみたい。
やがて異変に気付いたオンブ君は、涼しい顔で立ち去りました。
かじられた事によるダメージは皆無の様でした。
惜しかったなぁと言う感じで、それを見送るアズチ君。
次は、相手の大きさも考慮した上でアタックかけた方がいいと思うけどね・・
”マジで見ないでよぉ、ちょっとからかっただけだよ” かもね。

※9/8に都内で撮影