ルビーの様な・・2018/10/31 20:33

ルビーの様な・・
最盛期は過ぎましたが、まだ多数が咲いているセイタカアワダチソウの花。
そのひとつで目にしたつぶらな赤目。豊かな陽射しを浴びて輝いていました。
宝石のルビーの様なと言ったら、ちょっとオーバーでしょうか。
さて、この印象的な目を持つ昆虫とは・・
セイタカアワダチソウにいたツユムシ
キリギリスの仲間の中では、体のスマートさでは群を抜いているツユムシでした。
この日は、花をかじる為にここにやって来ていたみたい。
体は大きいのですが、野草に止まると、葉や茎の色に同化して見分けが付き難い。
その事に自信を持ってでしょうか。実にゆったりとした食事スピードでした。
さて、今は体のスマートさが光るこの成虫の幼虫時の姿はどうだったかと言うと・・
ツユムシの幼虫
こうでした。今年の8月4日に、草むらで目にした同じツユムシの仲間の幼虫です。
スリムな成虫とは大違い。ぷっくり膨らんだお腹を持つ寸詰まり体形のチビでした。
触覚の異常なまでの長さに、成虫との共通性が見出せるでしょうか。
感度抜群のこの触覚は、成長過程での様々な危険を回避する為のツールだった筈。
そのお陰で、いま秋も盛りの草むらでゆったりとした余生の時を過ごす。
まずは、無事成長出来てよかったねと声をかけたい気持ちに・・

※本日撮影の画像ではありません。
※成虫は10/28に、幼虫は8/4に(同日ブログに掲載済)、いずれも都内で撮影。

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