終焉の地?2018/11/20 20:37

終焉の地?
豊かな陽射しが戻った日に見た、終末期に入ったアキアカネの様子を2枚掲載します。
まずは除草作業で出た枯れ草が敷き詰められた場所にいたオス。
何よりも目についたのは、激しく壊れた左側の翅。
上側の翅は根元近くを残すだけ。下側の翅も途中で折れ曲がっていました。
しきりにもがきますが、この状態では再び飛び上がる事は到底無理な様でした。
初夏の誕生後に続いた避暑地への長距離移動とこの地への再帰還、そして繁殖行動。
そんな変化に富んだ生涯の中で酷使した翅も、もはや限界に達した感じ。
枯れ草積もるこの場所が、このオスにとっての終焉の地となるのかも・・
暖をとるアキアカネ・雌
こちらはコンクリート塀に、べったりと張り付いていたメス。
陽射しを浴びて、コンクリート面が多少なりとも温まっていたのでしょうか。
お腹を密着させて、必死に暖をとろうとしている様に感じられました。
これは、毎年今の時期になると、必ずと言っていい位に目にする光景です。
こんな姿を見せる様になると、それほど時をおかずにバッタリと・・
もはや、その日が間近に迫っているのかも知れません。

※本日撮影の画像ではありません(11/18に都内で撮影)

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