冬の入り口なのに・・2018/11/21 21:32

冬の入り口なのに・・
明日の予報にはまた傘マークが登場。空模様の安定が中々実現しません。
しかし今日のところはひとまず安定、すっきりとした青空がひろがりました。
陽射しを邪魔しない雲が浮かぶ空に向かって突き上がっていたのはイチョウの木。
ついこの間までは枝に沢山の黄葉を付けていたのですが、いまやそれも残り少な。
完璧な冬姿への変身が間近に迫った様です。
ナナホシテントウ
この時期になると、昆虫との出会いが極端に減ってしまうのが例年の流れ。
そんな中、逆に目撃する機会が増えてくるタフな昆虫がいます。
それがこのナナホシテントウ。植物の敵・アブラムシ退治のエキスパートです。
今日目にしたこれも、いかにもアブラムシが湧きそうな葉の繁みの上でした。
この先長い冬の寒さに耐えてゆく植物にとっては、頼もしい援軍が登場と言う訳。
陽射しが豊かな日限定ですが、ちょこまかちょこまかした活動が続いて行く筈です。
ホトケノザの花
冬の入り口なのに、もう春の花?・・そんな気持ちを抱かせるのがこれ。
思い思いの方向を指差している様な面白い形をしたホトケノザの花です。
まだ数は少ないのですが、草むらの所々で、こんな指差しポーズを見せ始めました。
でも、それらは早とちりで咲いてしまった慌て者と言う訳ではありません。
毎年今の時期に咲き始めて、本当の春が来る迄咲き続けるのがこの花の常。
真っ先に咲いて、春よおいでおいで・・そんなセリフがふと浮かんだりして・・

※11/21に都内で撮影