雪片さながら・・ ― 2018/11/26 21:33
近寄ってみたらこの通り。翅も触覚も脚もある、昆虫の一種・ユキムシでした。
今の時期になると多数が大気中を飛び交い、白く輝く様子は風に舞う雪片さながら。
この様に静止する姿を目にする事は稀なので、これ幸いと接近写をゲット!。
白い繊毛が密集している体の特徴が確認出来ました。 側面から見ると、繊毛の密集度合が一層はっきり。
背中なんて、密集しすぎてザワザワと逆立っていました。
この繊毛がパラシュート役を果たして、あのふわふわとした飛翔になるんですね。
この種のメスは産卵と言う一大使命を果たすと、じきに命の終焉の時を迎えます。
まるで、地表に落ちて融け去る雪片の如く・・何ともはかないなぁ・・ 参考として、過去に撮影したユキムシの飛翔シーンを掲載します。
枯れた水草の上に漂う小さな白い点々が、斜光を受けて光り輝くユキムシの集団です。
※11/26に都内で撮影
※最下段は、2015/12/30に撮影し当ブログに掲載した画像の引用掲載です。