派手めと地味め ― 2018/12/01 21:19
樹々の葉が思い思いの色に色づいて、それぞれの個性を主張していています。
傾きかけた陽射しを浴びて黄金色に輝いていたのは、エゴノキの葉。
ツリガネ状の木の実を付ける姿が注目を集めますが、この派手めな色合いも中々です。 一風変わった色づきを見せていたのは、ニシキギの紅葉でした。
葉脈部分だけがくっきり染め残し。これはこれで味かあるかなぁ・・
詳細に観察すると、昆虫の仕業と思われる食痕らしき穴が所々に確認できます。
被害が大事に至らず、紅葉の時期を迎えられたのは、幸いと言えるんでしょうね。 華やかな色に染まる樹木の葉に比べて、野草の色づきはずーっと控えめです。
枯れ色とも言える佇まいで風に揺れていたのはエノコログサの穂。
この穂先の常連客とも言えるカメムシの仲間等の姿は既に皆無。
このままカラカラに乾ききって倒れ去る時も間近に迫っているものと思われます。
※12/1に都内で撮影