耳からも目からも・・ ― 2019/08/14 22:07
そんな事をふと感じさせられたのがこの光景。
枯葉が積もる地面に落ちていたクリの実です。
何とも時期外れな眺めですが、秋の足音を微かに感じた様な気が・・ そんな兆候は耳からも・・
セミの声の大音量は相変わらずですが、そんな中にも若干の変化が生じています。
それがこれ、夏の終わりを告げる感じの寂しげな鳴き声はたてるツクツクボウシ。
これ迄は、木立の奥の暗い場所にいて目撃は中々でしたが、次第に表舞台に・・
アブラやミンミンにはまだ声量的に負けているけれど、それでも耳にはっきりと・・ ツクツクボウシの声は、耳で感じる秋の気配ですが、それは目からも・・
そう感じたのが、このカマキリ終齢幼虫の色合いでした。
これ迄は緑一色でしたが、この様にお腹の一部が紅色に染まった個体も・・
まさに、成熟の域一歩手前まで到達した事の証でしょうか。
秋風が吹く頃には、様々な昆虫の賑わいが復活します。
このカマキリにとっては、待ちに待った大漁の時期到来となる筈。
自慢の鎌を縦横に振るって・・孵化から長い日々を経たけれど、いよいよですね。
※8/14に都内で撮影