束の間の彩りが・・2019/11/11 20:19

束の間の彩りが・・
朝夕の冷え込みを肌で実感する時期に入りました。
公園樹の反応も迅速。様々な木の葉が思い思いの色に染まり始めています。
寂しい冬景色に変わる前の、束の間の賑やかな彩りです。
サクラの葉の色づき
同じ枝に付く葉でも、色づき度にかなりの相違が見られるのがサクラの木の特徴。
赤く染まった葉は、カエデのそれに負けない位の鮮やかさで目に迫ってきます。
全ての葉が揃って赤く染まらない所が、一斉に花開く春のあの様子とは対照的。
春は目一杯賑やかに・・秋は控えめに・・それがサクラの木の個性ですね。
セイタカアワダチソウで吸蜜するハチ
樹々の葉の紅葉が急ピッチで進む今、野に咲く花にも終焉の時が迫っています。
小粒の黄色い花をびっしりと咲かせるセイタカアワダチソウも然り。
と言う事で、この花の蜜を頼りに生きて来た昆虫達にも、焦りの気配が・・
これは、この花の常連客・キンケハラナガツチバチの吸蜜風景です。
一株に複数の個体が群れて、我先にと吸蜜に熱中しています。
ご覧の通り、大きな複眼を含めて、黄色い花粉まぶしの状態でした。
”もうすぐ枯れちゃうと思うと焦るよ” と言う事みたい。

※紅葉は11/11に、ハチは11/10に、いずれも都内で撮影。