越冬は厳しい2019/12/30 20:38

越冬は厳しい
辛うじて生き残って立つ水草。その穂を激しく揺らすのは北から吹き付ける強い風。
秋の名残を消し去る真冬の猛威が、いよいよその本領を発揮し始めた感じです。
ハラビロカマキリの卵のう
そんな季節の移ろいの中、昆虫達の冬越し体勢もほぼ完了した様です。
これは木の太幹に産み付けられたハラビロカマキリの卵のう。
樹上性のカマキリですが、産卵場所は枝ではなく、垂直に切り立つ太幹が殆ど。
この産卵形態には、卵のうを狙う小鳥達の攻撃を避ける意味もあるみたい。
中に眠る幼体も、安心して長い冬を越せそう。母虫の優れた産卵スキルのお陰です。
マルカメムシ成虫の惨状
成虫のまま冬を越す昆虫達もいますが、決して安泰の日々ではない様です。
これはその一例。細枝に残る枯葉の上で目にした異様な物体。
ころっと丸い体形から、成虫での越冬も可能なマルカメムシと思われます。
良く見ると本来の形を残す物もありますが、腹をえぐられた悲惨な姿を晒す物も・・
どうやら、集団で葉上に群れていた所を何者かに襲われてこの結果に至ったらしい。
さて、これは一体誰の仕業?・・
獲物の体を破壊しつくす手際の良さからも、相当の実力者と思われます。
その手のやつもがっちり生き続ける真冬。厳しいですね。

※本日撮影の画像ではありません(水草は12/28、他は12/29に都内で撮影)