観察地で今日・・2020/01/25 19:59

観察地で今日・・
いつもの観察地で、以前から注目し続けて来た物の、今日の様子を掲載します。
まずは、ハラビロカマキリの卵のうから。
観察地を取り囲むフェンスに植えられた低木の小枝に産み付けられています。
私の注目点はその小枝の様子。卵のうギリギリの箇所でバッサリ。
この植え込みは伸び過ぎを防ぐ為、定期的な手入れ(刈り込み)が行われています。
推測ですが、作業した人が卵のうの存在に気づいて、ここ迄でやめとこうと・・
そんな気遣いを感じたのですが・・もしその通りなら、ほっこりするなぁと・・
あとは、卵のう収集家の目に止まって、持ち去られる事がない様に祈るばかり。
イラガの繭
こちらは、ハンノキの枝に鎮座するイラガ(蛾)のまゆ。
見事だなぁと感心する位のしっかり感で枝に張り付いています。
これなら、もしかするとと言われている雪が降っても、大丈夫かも・・
ボロボロに壊れた蜘蛛の網
最後はユキヤナギの枝に注目。その対象はボロボロに壊れた蜘蛛の網です。
でも、蜘蛛の季節もとうに終わった今では、なんて言う事もない眺めの様ですが・・
実はこれ、つい最近その役目を終えた網なんです。その事を下の画像で説明します。
ジョウロウグモ雌との最後の遭遇
これは1/19に同じ網で目にした光景。ジョロウグモのメスが止まっています。
ジョロウグモの活動期はとっくに終わっていた筈。恐るべき長寿ぶりだなぁと・・
しかし、これが私にとっての、この蜘蛛との最後の出会いとなりました。
この一週間のどこで息絶えたのか判りませんが、空っぽの網を見れば一目瞭然。
どちらかと言えば憎まれ役の蜘蛛。でも経過を知っているだけに寂しい気持ちに・・

※最下段の画像は1/19に、他は本日1/25に、いずれも都内で撮影

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