葉裏にも要注目!2020/02/01 21:27

葉裏にも要注目!
目にする昆虫の数が極端に少ない今、救いを求める気持ちで見つめるのがヤツデの葉。
今日もそうしてみました。結果としては成果あり・・と言っても新鮮味は全く無し。
葉脈から吸汁中のルビーロウカイガラムシ。微動だにせず、ただ張り付いているだけ。
こんな生き方もあるんだなと感心する事しきり。それにしても退屈なやつだなぁと。
ゲル状の塊に潜むヤツデキジラミ幼虫
ヤツデの葉については、裏側にも要注目と言う事でひっくり返してみました。
結果的には収穫あり・・と言っても、こちらも、動きは全く無し。
ぶよぶよしたゲル状の塊の中に潜んでいた2匹の幼虫。
こちらもヤツデの葉の常連・ヤツデキジラミの幼虫です。
こちらもヤツデキジラミの幼虫
ぶよぶよの塊から抜け出し掛けている幼虫もいました。
ぽちっとした赤い目がチャーミングかなと・・
さて、ヤツデの葉裏を生育場所にするこの幼虫が成長した時の姿とは?・・
ヤツデキジラミ成虫
これです。去年12月3日に同じヤツデで撮影したヤツデキジラミの成虫。
食性は、ヤツデの葉からひたすら汁を吸い出す事。
一生を通じて、ヤツデの葉と縁が切れない暮らしぶりなんですね。
ヤツデの葉は大柄なので被害としては微少かもですが、鬱陶しい奴に違いありません。

※上段3枚は2/1に、最下段は昨年12/3に撮影し同日記事に掲載した画像の引用です。