まずはミニから・・2020/02/19 20:21

まずはミニから・・
春霞?・・そんな薄ぼんやりとした空に筋状の優しげな雲が浮かんでいました。
澄み切った冬の青空ともお別れ。そんな事を思わせる穏やかな風景でした。
キカタバミの花開く
地表に目を落としたら、やや遠慮気味ながら、小さな春の彩りが一輪だけ・・
敷き詰められた枯れ落ち葉の隙間から顔を覗かせたキカタバミの花。
穏やかな陽射しに誘われて、眠たい目をこすりながらお目覚めの様子でした。
この花は、ヤマトシジミ(蝶)にとってホスト的な存在です。
蜜を吸う事は勿論、葉に産卵し、やがて誕生する幼虫の食草としても活用されます。
今日のところはその姿はありませんでしたが、花が開いたとなれば、遅からず・・
クロミャクイチモンジヨコバイ
ヤマトシジミとの初遭遇はお預け。その代りにこの元気者との出会いが実現しました。
こちらの接近に気付いて、ピンと飛び跳ね、近くの落ち葉に着地!・・
セミの親戚筋にあたるヨコバイの一種・クロミャクイチモンジヨコバイでした。
こうして見るとかなり存在感がありますが、実際は目に止まらない程の小ささです。
大物の登場はもう少し先。春の昆虫ステージは、まずこの手のミニから幕開けですね。

※2/19に都内で撮影

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