常緑樹の宿命?2020/02/26 20:59

常緑樹の宿命?
冬の間も緑色を失わない常緑樹の葉。それを利用するしたたかな昆虫もいます。
一例が、肉厚なイスノキの葉上で目にしたこの茶褐色の丸い突起物。
それなりの厚みを持ってこんもり盛り上がっていました。いわゆる虫こぶです。
昆虫の産卵行動に葉が異常反応して作った突起で、中に誕生を待つ幼体がひっそり。
この手の虫こぶを作らせる昆虫としては、ある種アブラムシの名が挙げられています。
ちゃっかり子育てに利用される葉っぱ。迷惑極まりない行為の被害者と言えそうです。
落葉樹の様に、晩秋に葉を散らしておけば、こんな事も起こらないのに・・
しかし、冬の間も青々とを保つのが常緑樹の生き方。
ちゃっかり利用されるのは、仕方ない事なのかも・・

※本日撮影の画像ではありません(2/24に都内で撮影)