樹液にぞっこん! ― 2020/08/11 20:08
木の太幹に印された濃い筋状のパターン。幹から沁みだした樹液の流れです。
気温の上昇に刺激されたのでしょうか。まさにダダ漏れと言える状態でした。 ・・となれば、こんな光景が繰り広げられるのが、自然界の流れ。
樹液を求める昆虫達の集結です。
定番キャストとも言えるハナムグリ系の甲虫に加え、蝶の姿も・・
普段はあまり見かける機会のないゴマダラチョウにも出会えました。 ゴマダラチョウの宿敵とも言える不法(?)外来種アカボシゴマダラの姿も・・
紅色の斑紋が鮮やかだけど、私としては心情的にゴマダラチョウ派だなぁ・・ 甲虫を押しのける様に強引な割り込みをしていたのは、スズメバチ。
こちらも、樹液にぞっこんの昆虫です。
ただ、その場の秩序を乱す動きをするので、間違いなく嫌われ者。
どこの社会にも、こう言うヤツはいるんですね。 樹液ではなくて、それに集まる昆虫達を狙うハンターの姿も・・
樹上性のカマキリ・ハラビロカマキリの幼虫でした。
しかし、この様に獲物となる甲虫の集団を遠巻きに眺めているだけ。
もう少しすると、堂々たる体形になって、向かうところ敵なしになるんでしょうが・・
ちょっと時期が早すぎた様で、残念!。
※8/11に都内で撮影