人気者はつらいよ2020/10/12 19:51

人気者はつらいよ
台風の影響も完全に消え去り、穏やかな秋空がひろがりました。
そんな空にぴたり嵌るのはやはりこれ。秋姿の木にとまるアキアカネ。
きっと気持ちいいんでしょうね。この姿勢のままじーっと動きません。
草地にいたオンブバッタ・・なんか変!
足元の草むらに目を落としてみたら、こんな光景が目にとびこんできました。
いよいよオンブバッタの季節到来だなと思ったのですが、何だか変。
大きなメスの背中におんぶするオスと言う構図なんですが、数的におかしい。
オンブバッタ雌の背中に2匹の雄が・・
後方に回り込んでみたら、こうなっていました。
メスの背中に2匹のオスが仲良く並んで乗っかっていました。
2匹は、別に争う様子もなく、このポーズのままじーっと固まっていました。
オンブされたメスは、人気者はつらいよの心境だったかも・・
でも、いつまでもこのままじゃぁねえ・・

※10/12に都内で撮影

ドアに珍客が・・2020/10/13 19:43

ドアに珍客が・・
所用を済ませて帰宅、ドアを開けようとしたら、ドアノブ上方に変な物体が・・
どうやらカメムシらしいなと言う事で、更に近づいて観察してみたら・・
キマダラカメムシ
全身に細かい斑点を散りばめたボリューム感たっぷりのカメムシでした。
キマダラカメムシ。近年、各地に生息範囲を拡げつつある外来種だそうです。
招き入れてじっくり観察したい所でしたが、匂いの件もあるのでご遠慮願いました。
公園にもいました
その後、近くの公園でも、同種に遭遇しました。
私の住む地域限定かも知れないけれど、かなりの勢いで数を増やしているのかも・・

※10/13に都内で撮影

秋の深まりを・・2020/10/16 20:28

秋の深まりを・・
うろこ雲を細かく砕いて散りばめた様な雲がひろがった午後の空。
他の季節では絶対見る事の出来ない、正に秋の深まりを象徴する眺めと感じました。
(我が家から仰ぎ見た西の空)
竹竿にとまるアキアカネ
見下ろす高さの竹竿で翅休めをするアキアカネ・雄。
高い枝先に止まる姿を見慣れて来たけれど、この先はこんな姿が主流なのかも・・
これもまた、秋の深まりを感じさせる光景と言えるでしょうね。

※10/16と10/14に都内で撮影
■ 10/17記:事情により、当分の間、更新をお休みします。

秋の陽を浴びて・・2020/10/24 20:53

秋の陽を浴びて・・
暫く足が遠のいていた観察地を久しぶりに歩きました。
そこで目にした野の花の一つがこのムラサキカタバミ。
仲良く寄り添って咲く姿に、ほっこり。
大きな網の中心に小さな蜘蛛が・・
はやく傾き始める陽光が秋の深まりを告げていました。
その光を浴びて輝いていた蜘蛛の網。良く目を凝らすと中心部分に施工主の姿が・・
その小さな体で、良くこれだけ大きな網を張ったもんだなぁ。
でも見ての通り、掛かった獲物の姿はさっぱり。
徒労に終わらない事を祈るばかり。
落ち葉に止まるオンブバッタ
様々な色合いの落ち葉が秋の深まりを告げていました。
その一枚にちょこんとオンブバッタが乗っかっていました。
派手目な葉の色と対照的な地味目な体色を持つメスでした。
でも名前に象徴される通りの、背中にちょこんとオンブするオスの姿がありません。
その地味な色では、アピール力が今一つ足りないんじゃないかなと余計な心配を・・

※10/24に都内で撮影
■従来ペースでの更新再開までには、もう少し時間が掛かりそうです。

秋も深まり・・2020/10/26 17:59

秋も深まり・・
ちぎれ雲が浮かぶ空を、激しく鳴き交わしながら、多数の鳥が横切って行きました。
ムクドリでしょうか。秋から冬に掛けて活発な動きを見せる鳥。
いよいよシーズンインとなったらしい。
地面に落ちる長い影
うかうかしていると、あっと言う間に暮れ始めるのが、今の陽射しの特徴。
地面に落ちる長い影。これもまた今の時期ならではの眺めと言えそうです。
葉上で静止するナナホシテントウ
これまで見せていたちょこまかとしたせわしない動きはもう無理。
そんな感じに見えたのが、樹木の葉上で静止するナナホシテントウでした。
ひょっとすると、このまま夜を迎えてしまうのかも・・

※10/26に都内で撮影