冬の木にて2020/12/27 18:25

冬の木にて
自己主張は強くないけれど、つい見惚れてしまいたくなる様な雲。
秋の空に浮かぶ軽快な雲の、冬バージョンと言う事でしょうか。
冬特有の重苦しい曇り空はイヤだけど、こう言う空は大歓迎だなと・・
休憩中のやつばかりでは・・
まだ葉が残る落葉樹もあるのかと思ったのですが、目を凝らしたら野鳥の群れでした。
冬も元気に活動を続けるヒヨドリ。枝に止まって一休みの様にも見えたのですが・・
枝に残った冬芽をついばんでいる奴を数羽確認出来ました。
食糧が少なくなるこれからの時期、冬芽は貴重な狙い目らしい。
この先も、こんな冬の木受難の光景を度々目撃する事になりそうです。
日向ぼっこ中のフタホシヒラタアブ
こちらは昆虫と樹木のフレンドリーな関係を示すシーン。
色変わりが進むエノキの葉で休憩中のフタホシヒラタアブです。
陽当たり良好。枯れる寸前の葉の硬さもいい具合で、絶好の日向ぼっこ場所らしい。
しかし、この葉も、やがてハラハラと散り落ちるさだめ。
成虫で冬を越す昆虫にとっては、絶好の休憩場所探しがこれからの課題でしょうね。

※12/27に都内で撮影