紅葉したユキヤナギで・・2020/12/28 19:36

紅葉したユキヤナギで・・
低木ユキヤナギの紅葉が急速に進んでいます。黄と赤が混じり合い、とても賑やか。
紅葉の季節の最終盤を飾るのに相応しい色合いと言っていい様です。
ところでこの木、昆虫観察上、大いに関心を惹かれる存在となっています。
その理由は下の画像で・・
目立っていたオオカマキリ卵のう
枝が複雑に交差するこの木は隠匿性も良好。カマキリにとって絶好の産卵場所です。
ハラビロカマキリやオオカマキリ等が、秋の終わり迄に産卵を完了させます。
これは、一ヶ月前の11/29に撮影したオオカマキリの卵のう。
枝の分かれ目にしっかり固定されており、産卵スキルの優秀さを示していました。
惜しいのは色。葉の緑色に対して違和感を感じさせる褐色でかなり目立っていました。
ところが今は・・
紅葉に紛れるオオカマキリの卵のう
これは、今日、同じ卵のうを撮影した画像です。
周囲の葉の色づきに紛れて、見分けがつきにくい状況に変化していました。
これだと、冬枯れの野で餌探しに夢中な野鳥の目からも逃れられそうかなと・・
でも、この葉もやがて全て散ってしまいます。危険度再びアップは間違いなし。
何とか危機を乗り越えて、幼虫誕生の時を迎えて欲しいのですが、さて?・・

※12/28と11/29に都内で撮影

コメント

トラックバック