わびさびの風情を・・ ― 2021/01/17 23:23
まさに枯野と言う表現がぴたりと当てはまる雰囲気を漂わせていた水辺の草の繁み。
その環境に違和感なくとけ混んでいたのは、オオカマキリの卵のうでした。
長い冬を外敵の目を逃れながら過ごしていく上での、絶好の擬態色なんですね。 葉の殆どを散らし終えたユキヤナギの細枝にもひとつ。
こちらの色合いも、この場の雰囲気に完璧に溶けこんでいました。
さらに感心したのは、細枝への固定技術。
この通り、末端が枝をしっかり抱き込む感じで産み付けられていました。
これなら、木枯しびゅーびゅーでも大丈夫。そんな母心を感じる光景でした。
※1/17に都内で撮影