頼もしい展開 ― 2021/05/08 14:35
吹く風も肌に心地よい。
その風に乗りやって来たんでしょうか。タンポポの綿毛が低木の葉上で休憩中でした。
目指す草地はまだもう少し先。次の風が来たら再びフワリでしょうね。
でもこの手の幼い葉って、表面が結構ベタついているので、離陸に一苦労するかも・・ 穏やかな空の下、テントウムシ達の動きが活発でした。
これは、まだ赤い部分が残る・いわば葉っぱの赤ちゃんに止まるナミテントウ成虫。
風を受け葉っぱが小刻みに揺れるので、葉っぱの下部を指でおさえて撮影しました。
その気配を感じて逃げちゃうかなと思ったのですが、そんな動きはまったく無し。
さっきサナギから抜け出したばかり。体がしっかり固まるのを待っているらしい。
それにしても、星の数の多さたるや・・君は生まれながらにして存在感十分だね!。 別の木の葉では、いままさにサナギになり掛け中のテントウムシ幼虫の姿も・・
ここまで来れば、あともう少し!。
植物の敵・アブラムシ退治のエキスパートが、次のステップに向け、続々と・・
実に頼もしい展開ではあります。
※5/8に都内で撮影
※PENTAX K-70 with smc D FA 1:2.8 50mm MACRO