木立では今・・ ― 2021/11/21 15:40
木立の下には、落ち葉の絨毯が敷き詰められていました。
歩く度に、サクサクと響く乾いた音が耳に届きます。
音で感じる季節の進展と言えるでしょうか。 見上げる枝には、落ち葉予備軍がまだまだ沢山。
身軽になって冬の寒さに耐える。落葉樹の変身が当分の間続く筈です。 硬い殻の中で寒い冬を乗り越えて・・
そんな願いを込め産み落とされたカマキリの卵のうを多く目にする時期がいま。
木立の中で良く目にするのがこれ。樹上性のハラビロカマキリの卵のうです。
産み付けられていたのは、 太幹の南面。
冬の間も暖かい陽射しをたっぷり浴びて欲しいと言う想いに基づく位置決めですね。
しかし、シジュウカラを筆頭にして、卵のう食いに熱心な冬鳥が多いのも事実。
この先、そんな悲劇が起こらない事を祈りつつ撮影しました。
※11/21に都内で撮影