穏やかな陽射しを受け・・ ― 2021/11/29 14:42
明るい陽射しを浴びて輝いていたのはクヌギの黄葉。
背景は水草・ヨシの葉。絶妙な色の組み合わせを堪能する事が出来ました。 枯れ草が目立ち始めた草むらで日向ぼっこをしていたのは、アキアカネ。
止まっていたのは、地表に倒れ落ちたセイタカアワダチソウの穂先でした。
秋も深まり、黄色い花が転じて、フカフカの綿状の繊維の塊に変化しています。
このアキアカネにとっては、羽毛布団でのヌクヌクのお昼寝気分だったかも・・
陽射しが降り注いでいる限り、ここから飛び立つ気にはならないでしょうね。 アキアカネはのんびり日向ぼっこ。いっぽうこちらは超多忙なお食事タイム。
飛翔しながら、鮮やかなテクニックで吸蜜をする蛾・ホシホウジャクです。
これは、ナワシログミの釣鐘状の花での吸蜜アクション。
細くて長い口吻(ストロー)を花に差し向けての吸蜜です。
翅を激しく振動させての空中停止(ホバリング)がこの蛾の得意技。
実にお見事な、リモートによるお食事風景です。 下向きの花もなんのその、こうすればいいのさって言う隠れ技を披露中!。
花にとっては、昆虫に吸蜜させる目的は、花粉を虫の体に付着させ媒介させる事。
しかし、この蛾については、それをまったく期待出来ないでしょうね。
でも、やって来るたびに、大量に吸っていくんだよなぁ・・
※11/29に都内で撮影