晴れてよかったね!2021/11/11 15:36

晴れてよかったね!
秋の斜光を浴びて華やかな彩りを見せていたのは、ナンキンハゼの葉。
紅葉時期以外はそれ程目をひかない木なんですが、今の時期は別格。
小柄な葉が枝にびっしりなので、見応えは十分!。
期間限定の晴れ姿と言ったところでしょうか。
ツワブキの花で吸蜜するキタキチョウ
降り注ぐ斜光に浮かび上がっていたのは、これからが旬のツワブキの花。
花の少ない時期に目を楽しませてくれる貴重な彩りです。
その花に来てゆったりと吸蜜をしていたのは、キタキチョウ。
まさに近似色によるカラーコーディネートバッチリ!と言う感じでした。
日光浴中のキタテハ
今の時期良く目にする蝶と言えば、このキタテハもその一つと言えますね。
結構活発な動きを見せて、気温の低下に強い事を実証しています。
でも時々は、この様に、陽射しが豊かに降り注ぐ場所で暖をとる必要があるみたい。
今日の陽射しは、その欲求に応えられるだけのパワーを持っていた様です。
穏やかに晴れてよかったね!。

※11/11に都内で撮影

日向ぼっこ日和に・・2021/11/12 14:34

日向ぼっこ日和に・・
風が若干強いのですが、陽射しは燦々。
降り注ぐ陽射しを浴びて、ススキの穂が輝いていました。
こんな日は、晩秋を生きる昆虫達にとっても絶好の日向ぼっこ日和の様で・・
逆さまで枝に止まるハラビロカマキリ・雌
これは、木の細枝に止まって日向ぼっこ中のハラビロカマキリのメス。
ややしぼんだお腹の状態から察して、無事産卵を終えた個体でしょうか。
レンズを睨みつけるきつい視線は無し。
母虫としての重要な任務を完遂して、余生をのんびり過ごす時期に入ったのかも。
それにしても、逆さまで枝にしがみつくその姿勢、疲れないのかなぁって・・
余生を過ごす(?)アキアカネ
アキアカネのオスは、翅を前方に折り曲げた超リラックス体勢でじーっと・・
過ぎた日々の活動の疲れがどっと出始めているんでしょうか。
でも、フェードアウトするのは、まだまだ先でいいよ!・・
(補足説明:ボケてますが、輝いているモジャモジャはチカラシバの穂先です)

※11/12に都内で撮影

クリアーな秋景色が・・2021/11/13 15:45

クリアーな秋景色が・・
色変わりした葉を付ける樹木の上に拡がっていたのは、雲一つない澄み切った青空。
これ以上望み様もない程にクリアーな秋景色と言ったらいいでしょうか。
アキアカネの日光浴
当然ですが、降り注ぐ陽射しは燦々。
それを目一杯浴びて体を温めようとしていたのは、水辺の草に止まるアキアカネ。
陽射しの方向に体を向けての翅休め態勢でした。
こんな日がこの先も長く続けば、まだまだいけそうだね!・・
オンブバッタのカップル
こちらは、めでたくカップリング体勢完成となったオンブバッタのペアー。
だいぶ大きさが違いますが、背中に乗っている小さい方がオス。
秋遅くまでこの体勢を崩さず暮らして行く筈です。
二人(?)でいれば、寒さが厳しさを増しても大丈夫!って言う事でしょうね。
陽射しを浴びるオオカマキリの卵のう
これは、低木の枝に産み付けられたオオカマキリの卵のう。
ちょうど良い具合に陽射しを浴びていました。残った葉が傘代わりにもなるし?・・
これを産み付けた母虫の産卵スキルは、かなりのものだなぁと・・
依然存命しているかは判りませんが、そう褒めてあげたい気持ちになりました。

※11/13に都内で撮影

空気の冷え込みを・・2021/11/14 16:08

空気の冷え込みを・・
昨日のスカッとした晴天ほどではないのですが、陽射しを遮る様な雲は掛からず。
しかし空気の冷たさを肌で感じる日中となりました。
この分だと夜の冷え込みも・・
サザンカの花で吸蜜するキアシナガバチ
空気の冷え込みを、開花時期のサインとしているみたいなサザンカの花。
これまでのボチボチと言う感じから、一斉に花開く段階に入りました。
その花の一つに止まっていたのは、見るからに威圧的な姿を持つキアシナガバチ。
大柄な花は、筋骨隆々たるこのハチのお腹を満たすに足る蜜を提供出来るみたい。
似合いの組み合わせと言えるかは疑問ですが、この先頻繁に目にする事になりそう。
クズクビボソハムシの猛食ぶり
クズの葉に多数止まっていたこれは、名前からしてお似合いの組み合わせ。
クズクビボソハムシ。クズの葉を主食とする大食漢です。
葉脈が剥き出しになった葉の様子から、大いに食いまくる素性の凄さが明らか。
これまで、旺盛な繁り具合を見せていたクズも、時期的に衰退の段階に入った感じ。
いまのうちに、じゃんじゃん食いまくらないとと言う事みたいですね。
それはわかるけど、少しは手加減と言うものがないのかねぇ・・

※11/14に都内で撮影

余裕で春を・・2021/11/15 15:19

余裕で春を・・
季節が冬に向け、着実に一歩踏み出した事を実感出来たのがこの光景。
細枝の先についていたとんがり頭は、暖かそうな毛にくるまったコブシの冬芽です。
葉がすべて散りきらない内に、防寒対策がばっちり完了!。
これなら寒風が吹き付けようが、余裕で春を待てると言う事でしょうね。
悲惨な姿のユリオプスデージー
一方こちらは、冬の間も咲き続けるキク科の花・ユリオプスデージーで見た光景。
花びらがヨレヨレ!。なんとも悲惨な姿を晒していました。
まだ寒さが本格化していないのに、このしぼみ様は?・・
推測ですが、害虫・アブラムシにやられてしまったんではないかと・・
その花に止まっていたのは、アブラムシの天敵とされるナミテントウ。
しかし、完全に出遅れだよ!・・もう少し早く来てくれていたらなぁ・・
花としてはそんな想いで残念がっているんでしょうね。
テントウムシの蛹
近くの葉っぱでは、成虫予備軍・サナギの姿を確認出来ました。
はやく成虫になって花を救ってあげないと!・・
需要と供給の相関関係、なかなかうまい具合にシンクロしない様ですね。
ユリオプスデージーの花で吸蜜するアブ
参考に、完璧に花開いた健康体のユリオプスデージーを掲載します。
花の数が減少するこの先。蜜を求める昆虫達にとっては、救いの神的存在です。

※11/15に都内で撮影