罪作りな一輪 ― 2021/12/03 15:09
まだ本当の冬は始まっていないよ!・・そう告げている様な眩しい陽射し。
こんな陽気の日がこの先も長く続けば最高なんですが、果たして?・・ 陽射しの強さに誘われて花開いていたタンポポ。でも満開迄はもう一歩と言う感じ。
いまの時期ならではの戸惑いの気持ちを表している様でした。 やや中途半端な開き方でも、蜜を求める昆虫達へのアピール度は十分。
やって来たのはキタキチョウ。口吻を密源に差し向けて固まっていました。
黄色い花に黄色い蝶。ズバリお似合いの組み合わせだなぁと・・ 近くの草の葉に止まっていたのは、こちらも蜜にゾッコンのホソヒラタアブ。
はやくどいてくれないかなって言う感じで、タンポポを見つめていました。
このあたりで花開いていたのは、蝶が止まっているあの一輪だけ。
まさに需要と供給のバランスがとれていない感じ。
どうにも我慢できずに、突撃して蝶を追い払い気持ちだったかも・・
なんとも罪作りな一輪でしたね。
※12/3に都内で撮影