時の経過の無情を・・2022/01/04 15:16

時の経過の無情を・・
あっと言う間に過ぎ去った感じの正月三が日。
今日も天気の傾向は変わらず。澄み切った空の下、寒気が肌にピリピリの日中でした。
その雰囲気の象徴が葉を全て散らした落葉樹。寒風への対策が完了したんですね。
ボロボロに壊れたクモの網
いっぽうこちらは常緑低木・ナワシログミで目にした光景です。
ボロボロに壊れたクモの網。なぜ、私がこんな物に関心を寄せたのかと言うと・・
遅くまで生存していたジョロウグモ・雌
同じ網で、昨年暮れ・12月27日に目にした光景です。
ボロボロに壊れた網を直そうともせず、必死にしがみついていたジョロウグモの雌。
私的には、これ迄見かけた中でもっとも遅い時期まで目撃できた個体でした。
まさに驚異的な長寿命!。
しかし、さすがに時の経過に抗しきれず、フェードアウトに至った様です。
昆虫側に味方したい私ですが、時の経過の無情に、複雑な想いを抱きました。
吸蜜中のオオフタホシヒラタアブ
実力No1とも言える大型の蜘蛛がいなくなったのは、ある種昆虫にはもっけの幸い。
冬の間も活動するこれも、これからはノビノビと飛び回れるわ!って言う想いか・・
とは言え、花の数が極端に少なくなってしまうのが、この先の自然界の現実です。
その状況に耐えて冬を乗り越えられるか?。厳しい事には変わりないでしょうね。
(オオフタホシヒラタアブ)

※1/4と、昨年暮れ12/27に都内で撮影