まだまだかなぁと・・2022/02/01 13:54

まだまだかなぁと・・
2月初日の朝雲。温かみのある色に感じられますが、空気の冷たさはそれと反比例。
暦の上では2月4日頃が、寒の明けとなっている様ですが、まだまだかなぁと・・
白梅の花に来ていたメジロ
そんな寒気の中、ウメの花の元気さが際立っていました。
今日は、紅梅の後を追って開き始めた白梅の花にメジロがやってきていました。
目的はもちろん甘い蜜の御相伴にあずかる事。
真剣な目つきで花を品定め。身軽な動作で枝から枝を繰り返していました。
日向ぼっこに専念中のヒメヒラタアブ
メジロをはじめとして、野鳥達の多くは ”寒さ何するものぞ!” なんですが・・
昆虫の世界に目を移すと、依然、冬の眠りの真っ只中という雰囲気が濃厚です。
さんざん目を凝らして、やっと出会えたのは、このヒメヒラタアブだけでした。
その様子も、イチョウの枯れ落ち葉に止まって日向ぼっこに専念中と言う感じ。
まだ、野の花の数も少ないし、こうならざるを得ないんでしょうね。
もう少しの辛抱だよと言えるかどうか、寒さに閉口の私としては自信がありません。

※2/1に都内で撮影

陽射しは豊かでも・・2022/02/02 13:52

陽射しは豊かでも・・
陽射しを大きく邪魔する雲がかからず、穏やかな日中となりました。
気温の方もそれにつれてアップと言いたいけれど、その点は期待外れ。
しかし、陽射しの明るさに誘われたのでしょうか。
オオイヌノフグリの花グループのこんな姿が・・太陽の方角を向いて揃い咲き!。
しかし、思ったほど暖かくないやって、がっかりしていたかも・・
日向ぼっこ中のツマグロキンバエ
花が開けば、昆虫も・・なんですが、そんな賑わいは目撃出来ずでした。
足早な観察散歩で目にしたのは、このツマグロキンバエだけ。
その様子も、枯れ葉に止まっての日向ぼっこでした。
今の時期は、食い気よりこちらの方が優先と言う事なんでしょうか。
ハンティング中のハクセイキレイ
枯れ草に覆われた地表をちょこちょこ歩き回っていたのは、ハクセキレイ。
その目的は、地中に潜む昆虫やミミズ等を対象にしたハンティングです。
姿勢を低く保って、様子をうかがいながら、鋭いくちばしをグサっと・・
グサッとやったけど、ハズレ!ばかりではないみたい。
恐るべきの透視力の持ち主と言えそうですね。

※2/2に都内で撮影

お久しぶり!2022/02/03 14:47

お久しぶり!
穏やかな陽射しが降り注ぎ、気温も、昨日に比べやや上昇と言う感じだった日中。
しかし、お目当ての昆虫達の活動は、相変わらず低調でした。
こんな日は、早咲きの花に目を向けるのが得策と言う事で・・
注目したのはロウバイの花。そして、期待通り出会いが叶いました。
吸蜜していたのは、寒い時期にも活動を続けるツマグロキンバエ(画像中央)でした。
と言う事で、出会いの歓びと言う点ではいまひとつかなぁと・・
そんなこと言っては失礼ですね。オールシーズン対応のパワーを賞賛しないと・・
おひさしぶりの後ろ姿
こちらは、出会えて大感激の後ろ姿。
一面枯れ色の草地で、首を伸ばして周囲の状況を観察中だったツグミです。
北からの渡り鳥で、今の時期には多く目撃出来たのですが、近年その数が激減中とか。
私にとっても、これがこの冬最初の出会いでした。
凛々しいお姿のツグミ
正面からのクローズアップショットも一枚。実に凛々しいお姿でした。
”ほんとお久しぶりだねぇ” って声を掛けたい気分に・・
渡来数減少の理由は判りませんが、以前と同じ様な状況に戻ればなぁと・・
でもそうすると、土中で越冬中の昆虫達に被害が及ぶ事になる点がちょっとね・・

※2/3に都内で撮影

立春なんですが・・2022/02/04 15:11

立春なんですが・・
暦の上では立春なんですが、目にする風景は、依然冬まっただ中と言う感じ。
予報通りの曇りがちな空が、その雰囲気をさらに強めていました。
枝剥き出しの街路樹に止まるスズメも完璧な防寒態勢。
ふくら雀そのものと言う感じで固まっていました。
トンビの背景は不似合いな曇り空
日中になっても、薄雲が掛かり続け、気温の上昇傾向は見られませんでした。
そんな空をゆっくり旋回していたのは、トンビ。
澄み切った青空を飛ぶ姿はなかなかだけど、こんな暗い空との組み合わせはイマイチ。
本当は飛びたくないけど、お腹がペコペコでねぇと言う事でしょうか。
木の幹にあいた穴
お目当て・昆虫達の動向は?。こんな天気の日は、それを期待する方が無理。
寒さに強い筈のアブやハエの仲間を見かける事もありませんでした。
そんな中、静まりかえった木立で目にしたのがこれ。木の幹にあいた丸い穴。
周囲にはオガクズも確認出来ました。これも昆虫観察の一端と言う事で一枚!。
穴を開けた犯人(?)は、カミキリムシの幼虫・通称:テッポウムシと思われます。
木にとっては、とんだ災難。小さな穴ですが、数が半端じゃないので衰弱に直結!。
ほんと、どうしようもないワルだよなぁ・・

※2/4に都内で撮影

早くも春が?・・2022/02/05 14:37

早くも春が?・・
日本海側では、かなりの降雪となっている様ですが、東京はまずまずの好天。
早朝、東の空には、昇り始めた陽の光を浴びたアカネ色の雲が浮かんでいました。
これを見る限り、天気の大きな崩れはないかなと・・
二羽のトンビ、じゃれ合ってる?・・
予想通り、日中には穏やかな陽射しに恵まれました。
しかし、気温の方が ”やはり立春以降は違うね” とはいかないのが辛いところ。
そんな空を見上げたらこんな光景が。付かず離れずゆったりと飛翔する二羽のトンビ。
喧嘩をしている雰囲気ではなく、お互いにじゃれあっているようにも。
もしかするとカップルでしょうか。トンビの世界には、早くも春が?・・
花壇の花で吸蜜するアブ
いっぽう、春にはまだ程遠いなぁと感じさせられたのが昆虫の世界。
花壇には、それなりに花は咲いていたのですが、吸蜜に訪れる昆虫の姿はさっぱり。
しばらく待っていたら、ようやくお客さんがやって来ました。
ずんぐり体形のフタホシヒラタアブ。慎重に品定めした上で、この花にしよう!。
蜜を巡る争いが起きない今。早起き昆虫ならではの特典を満喫中と言う感じでした。

※2/5に都内で撮影