それなりの収穫が・・ ― 2022/03/01 14:55
少数ですが、春の野を彩る花を目にする事が出来ました。
これはカラスノエンドウの花。試しに一輪だけ咲きましたって言う感じ。
更に数を増せば、各種昆虫達が訪れて・・それにはもう少し時間がかかりそうです。 うっかりすると見過ごしそうなミニミニサイズ・キュウリグサの花も咲き始めました。
直径は2ミリほど。これ以上小さくなりようもない程の小ささです。
敢えてこの花を選んでやってくる昆虫って、かなりの通(つう)なんでしょうね。
※名前の由来は、葉っぱを揉むと、キュウリの匂いがするからだとか・・ ぼちぼちと開き始めた、春の野に咲く花。
しかし、花の数から言って、昆虫達へのアピール度はまだまだと言う感じ。
で、昆虫達にとっての魅力的な存在は、人の手が加わった花壇の花と言うわけ。
目を向ければ、ほとんど当たり外れなく、吸蜜シーンを目にする事が出来ます。
このハチは、後足に大きな花粉団子をつけて・・極めて勤勉な働き手なんですね。
※ 花粉団子は、巣に持ち帰って栄養食として保存されるそうです。
※2/28と2/27(ハチ)に都内で撮影
はやまったかなぁ・・ ― 2022/03/02 15:25
そんな雰囲気を漂わせていたのは、早春に咲く花・ヒメオドリコソウでした。
踊り子と言う名前からはもっと活動的な姿を想像しますが、この通り意外と控えめ。
でも、蜜を求める昆虫達に向けては、十分なアピール度なんでしょうね。
で、千客万来かと言うとさっぱり。ちょっと早まったかなぁと後悔していたかも・・ オオイヌノフグリのそれをグーンと小さくした感じのこれはフラサバソウの花。
控えめな咲き方という点ではヒメオドリコソウを遥かに超えた感じ (3〜4ミリ)。
昆虫達の優れた眼を以ってしても、見つけるのはかなり難しいかなぁと・・
でも、蜜は凄く美味しいのよって言う事かも。固定ファンがいそうですね。 昆虫の世界に春の賑わいが訪れるのは、もう少し先の様に思えます。
と言う事で、こちらも、まだ深い眠りの中。
木の太幹に産み付けられたジョロウグモの卵のうです。
中には、昆虫達にとっての恐るべき存在、蜘蛛の幼体が沢山眠っています。
昆虫達の誕生に時を合わせて、続々と外界デビューを果たす。
それに向けてのカウントダウンが始まるのは、いつごろ?・・
※3/2に都内で撮影
桃の節句に相応しい・・ ― 2022/03/03 14:23
陽射しを邪魔しない雲が浮かぶ優しげな空。それとの組み合わせはモモの花・・
・・とはいかないのが残念なところ。代役をお願いしたのは白梅の花。
色合い的にはかなり違うけど、それなりにいい線いってるかなと・・ 足元ではオオイヌノフグリの花が、自信たっぷりの咲き方を見せ始めていました。
一日だけ花開いて、散ってしまう、はかないさだめの花。
精一杯の開き方で、昆虫達に向け ”おいで、おいで” をしていました。 その呼びかけに応えようと、ヒラタアブのメスが忙しく飛び回っていました。
ホバリング(空中停止飛翔)をしながら、蜜の出が良さそうな花を品定め中。
今日の様な穏やかな日が、長く続くといいのよねって言う想いだったでしょうね。
※3/3に都内で撮影