初めての夏日に・・2017/04/15 19:59

初めての夏日に・・
幾ら何でも早すぎると思うけど、各地で気温20℃以上の夏日を記録したそうです。
とぼとぼ歩きの草むら散歩でも、じっとりと汗ばむくらい。
と言う事になれば、当然の事ながら、昆虫達の動きも活発に・・
かなり忙しそうに飛び回っていたのがこれ。草むらのお転婆娘・ベニシジミ。
鮮やかな翅色は、今日みたいなカーッと照りつける陽射しがお似合いですね。
キリギリスの幼虫
草の葉から草の葉へ・・ピンピン飛び跳ねていたのが、キリギリスの仲間。
これ迄はヤブキリばかりでしたが、今日はご本家キリギリスの幼虫にも初遭遇!。
真夏の象徴・チョン・ギースと言う鳴き声を耳にするのは、まだだいぶ先の事。
しかしそれに向かって、季節が一歩前進した事は間違いありません。
ヨコヅナサシガメの終齢幼虫
成虫化一歩手前まで来た幼虫達にも、気温上昇は強力な援軍となったみたい。
これはハンノキの幹を這っていたヨコヅナサシガメの終齢幼虫です。
多数がそこいら散策を実行中。餌となる昆虫探しに熱が入っていた様です。
今日の様な暖かい日が数日続けば、一気に成虫化する事は間違いなし。
襲われる側の昆虫達にとっては、油断大敵な日々が間近に迫っています。

※4/15に都内で撮影

カレンダーが一枚・・2017/04/14 21:42

カレンダーが一枚・・
秋の草の枯れ茎が依然林立したままの草地。
そこでハードな視線が私を直撃!。
以前から観察して来た私にとっては、いよいよその時が来たなと感じた瞬間です。
オオカマキリ卵鞘
ハードな視線の持ち主はこれ。と言っても、拍子抜けする程のミニサイズですが・・
昨秋枯れ茎に産み付けられて冬を越したオオカマキリの卵鞘。その右上にぽつんと・・
左下に白っぽい孵化殼が垂れていますので、ここから誕生した同種幼虫に違いない。
孵化殼の数は、まだちょぼちょぼって言う感じ。
この卵鞘のサイズから見てもこの程度で済む筈がない。この後、孵化が続々と・・
オオカマキリの幼虫、歩き出す
先陣を切って誕生した幼虫。生まれ故郷の卵鞘を離れ、茎を伝って上昇開始です。
まだまだ頼りない極細体形だけど、やがてオオカマキリらしいどっしり体形に・・
そして様々な昆虫達から恐れられる狩猟者に成長して、秋風が吹く頃まで・・
そんな昆虫世界の季節のカレンダーが、一枚めくられた事は間違いありません。
ルリシジミの交尾
カレンダーが一枚めくられた事は、このシーンからも明白です。
春の訪れと共に、先陣を切って登場したルリシジミ。
これ迄は単独行動ばかりでしたが、今日は、こんなホットなシーンも・・
行動はホットだけど、翅色がこれですから、漂う雰囲気はやはりクールですね。

※4/14に都内で撮影

雨は苦手2017/04/01 20:26

雨は苦手
低い気温、降り続く雨、春本番を迎えた草地もしーんと静まり返っていました。
活動する昆虫の姿もさっぱり。たまに出会うのはこんな状態のものばかり。
草の繁みの奥でひっそり翅休めをするルシシジミ。
早生まれのこの蝶にとって多少の寒さはへっちゃらだけど、やはり雨は苦手みたい。
ルリシジミひっそり
扁平な草の葉の上にも一頭。こちらも凝り固まった感じで微動だにしません。
雨の止み間をついて、濡れた翅を乾かそうと言う魂胆の様でした。
ガガンボの一種
ツメクサの葉の上で目にしたこれはガガンボの一種でしょうか。
フラフラと頼りない飛び方で草地を徘徊する変な昆虫ですが、今日は活動休止。
極細な体で、雨や寒さの影響は受けない様に思えるけど、やはり今日はダメらしい。

※4/1に都内で撮影

そんなバッチい物に・・2017/03/30 20:16

そんなバッチい物に・・
ポカポカ陽気と言ってもいい程の暖かさ。照りつける日差しもかなり強めでした。
そんな日に出会ったのは、今が旬の小型蝶・ルリシジミ。
止まっていたのは、水辺にひろがる湿り気を帯びた泥面でした。
良く見ると、口吻(ストロー)をその泥に突き刺していますね。
蝶の多くが、気温上昇の日に見せる吸水シーンと言う訳。
泥に含まれるミネラル分を摂取して、体力増強を図ろうと言う魂胆です。
このシーンでの注目点は、蝶の後ろ側、泥面に広がる白い部分。
そして、このルリシジミが次にとった行動は・・
鳥の糞で吸水するルリシジミ
口吻を白い部分に向けて伸ばし、吸水を始めました。
どうやら、この塊の正体は、野鳥が落とした糞と思われます。
おいおい、なんでそんなバッチい物に食指を動かすんだい?って思いますが・・
こうする事には当然理由あり。更に濃厚な栄養分を求めての行動と思われます。
動物の糞から栄養分を摂取した雄蝶は、生殖能力がより一層アップするのだとか。
誕生して間もないこの蝶も、既に次世代への命の継承に気が向いている様です。
それぞれの昆虫たちの季節、めまぐるしく進んでいるんだなぁと・・

※3/30に都内で撮影

今の時期限定の色2017/03/28 19:41

今の時期限定の色
水辺のヨシの渇いた枯れ色、岸辺のヤナギの若緑、好対照を成す色の組合せです。
気温の変動はあるものの、季節が着実に春に向かっている事の証明と言えるでしょう。
この眺めにサクラの薄紅色が加われば春本番・・その時が刻一刻と近づいています。
ルリシジミの表翅
この春に生まれた蝶の真新しい翅色を観察するのも、今の時期限定の楽しみです。
これは、いま盛んに飛び交っているルリシジミの表翅。
陽射しを浴びて印象的に目に映るのは、名前の由来でもある瑠璃色です。
中々全開にはしてくれないけれど、ユキヤナギの蜜に満足して、ひらりと・・
ハルジオンの蕾
この先、草むらの主要キャストとなってゆく花の赤ちゃん状態を見るのも楽しみ。
これはちょっぴり開いたハルジオンの蕾です。淡いピンク色が何とも可愛らしい。
周囲には開花予備軍の蕾がいっぱい。
これらが全て開ききる時、様々な蝶たちの来訪で、大賑わいの様相を呈する筈。
私の気持ちとしては、早く開いて欲しいなぁと・・

※3/28に都内で撮影