顔見て笑うな!2020/07/03 21:10

顔見て笑うな!
タブノキの幼木で目にした、ある蝶の幼虫の正面接写。
先の尖った3対の突起が、耳、目、鼻毛の様にも見えて、何とも滑稽な風貌です。
”ひとの顔見て笑うな” と言われてもね・・
アオスジアゲハ幼虫
全体像がこれ。
頭でっかちで超短縮形の体形を持つアオスジアゲハ(蝶)の幼虫でした。
この幼虫は、タブノキなどクスノキ科の若葉を食草として育ちます。
見るからに柔らかそうな今の時期の若葉は絶好の育児食となっている様です。
食い荒らされた葉っぱ
生え始めたばかりの柔らかそうな葉っぱが集中攻撃を受けていました。
その食いっぷりの凄さはこの通り。
ちょっとかじっては、目移りをして隣の葉っぱへ・・と言う事で、やり放題な感じ。
この幼木をあえて選んで産卵した親蝶の先見の明は、まさにズバリでしたね。
ハルジオンに来たアオスジアゲハ
参考に成虫の画像を掲載します。
光る稲妻みたいな斑紋が、黒いベース色に映えて、実にカッコいい。
幼虫と成虫の姿に大きな差異があるのは、蝶の世界の通例だけど、これも又ですね。

※幼虫は7/3に、成虫は2019/4/28に、いずれも都内で撮影

バリエーション豊富な・・2020/06/28 21:28

バリエーション豊富な・・
小さな花にお似合いの小さな蝶。ジシバリの花で吸蜜するヤマトシジミです。
傷みが見られない翅から判断して、成虫デビューから間もない個体と思われます。
ムラサキツバメ
シジミチョウは、種類の多さで、蝶の中でも一大勢力を築いています。
体の大きさや斑紋のバリエーションも極めて豊富。
これは大型で斑紋が地味なタイプ。林間で出会う事が多いムラサキツバメです。
名前にムラサキとある通り、翅を開くと鮮やかな紫色の斑紋が現れます。
今日はそれを披露してくれる事もなく、慌ただしく飛び去ってしまいました。
この種の幼虫の食草はマテバシイの葉。産卵もそれを対象にして行われます。
この個体は、その葉の在り処を探索中だったのかも知れません。

※6/27(ヤマトシジミ)と6/28(ムラサキツバメ)に都内で撮影

梅雨晴れの日の蝶達2020/06/17 20:17

梅雨晴れの日の蝶達
梅雨の晴れ間には蝶達の動きが俄然活発化します。これはキマダラセセリ。
東京で目にするセセリチョウの中では最も派手目な斑紋を持つ種と言えそう。
稲妻みたいな斑紋がこの蝶の活発な飛翔ぶりを象徴している様に感じました。
クールなヤマトシジミ
どこにも傷みの見られぬ、いわばおニューな状態のヤマトシジミです。
じっとりと汗ばむ様な暑さの中、クールな翅色にほっと一息。
ジャコウアゲハの翅休め
かなり見応えのある大きさのこれはジャコウアゲハ。
普段は活発な飛翔ぶりを見せる蝶なんですが、今日は珍しくひっそりと翅休め。
元気者も梅雨晴れの日の過激な暑さにはやや閉口と言う事でしょうか。

※6/17と6/16(ヤマトシジミ)に都内で撮影

早速梅雨晴れの日に・・2020/06/12 20:49

早速梅雨晴れの日に・・
梅雨入りしたとは言え、毎日が雨模様と言うわけではありません。
東京は、雲間から青空がのぞく時間帯も多い展開でした。
気温もそれにつれて上昇。マスクを掛け通しだと、熱中症への懸念も湧く程でした。
吸蜜に大忙しのナミアゲハ
道端に咲くランタナで活発な吸蜜行動を繰り返していたのは、アゲハ蝶の仲間達。
これはナミアゲハ。翅に欠損が見られる事からも、活動の激しさが窺い知れました。
発展途中のショウリョウバッタ幼虫
梅雨明けの頃には、日本最大のサイズに成長するショウリョウバッタもまだミニミニ。
翅がまだ生えていないので、空間移動は、このひょろ長い後脚だけが頼り。
その屈伸パワーをフル活用、草から草への鮮やかなジャンプを見せていました。
これはその合間に見せた一休みの光景。
脚が長過ぎて若干持て余し気味にも見えるこのポーズが、何ともユーモラスでした。

※6/12に都内で撮影

お邪魔虫が今季も・・2020/05/19 19:48

お邪魔虫が今季も・・
我が家のベランダに置いてあるミカンの木のプランターで目にした凄い顔。
毎年今の時期になると決まって現れるお邪魔虫とのご対面です。
ナミアゲハの幼虫
全体像がこれ。柑橘系の木の葉を育児色とするナミアゲハの幼虫です。
母蝶が辺りを飛びまわって探索、ここにあったわ!と産卵した結果がこれと言う訳。
このプランターでは、同じくらいに成長した幼虫を4匹確認出来ました。
ミカンの葉っぱが大好物
今の時期の柔らかい葉っぱが特に好みの様です。
その食いっぷりの凄さは驚異的。
これはその食事風景。ムシャムシャかじって、腹ごなしの為に一休みの図ですね。
この調子だと、無残に食い荒らされた葉っぱだらけになる事は目に見えています。
退治してしまうのが最善の策なんでしょうが、そう出来ないのが昆虫ファンの辛さ。
こちらの温情に応えて、厳粛な羽化の場面に立ち会わせてくれるといいのですが・・
ナミアゲハ
参考に、以前当ブログに載せたナミアゲハ成虫の画像を掲示します。
我が家にごく近い場所での撮影でした。
もしかすると、これが実の母親だったと言う可能性も・・

※幼虫は本日5/19に、成虫は4/21に、いずれも都内で撮影