まずい局面2021/01/15 18:39

まずい局面
落葉樹の多くが葉を散らし尽くした今。
葉に紛れて存在がはっきりしなかった物も白日の元にさらされる時期に入りました。
これはエノキの細枝に残されていたアカボシゴマダラ(蝶)の脱皮殻。
既に用済みなので問題なしですが、中身ありだったら、まずい局面だったろうなと・・
エノキの枝に残るアカボシゴマダラの蛹
これは去年の12/16に撮影した同じ脱皮殻。現状とははっきり様子が違いますね。
枯れ葉で見た脱皮過程の幼虫
草むらに落ちていた枯れ葉の一枚に、ふと違和感を感じて拾い上げました。
葉に細かいネットを張って絡みついていたのは、孵化途中と思われる何らかの幼虫。
暫く観察しましたが、全く進展は見られず、また元の場所に戻しました。
寒さが一層厳しさを増しつつある今の時期に、所詮、無理だったんじゃないかなと・・

※1/14に都内で撮影。2枚目の画像は去年12/16に撮影し同日記事に掲載済み。

喫緊の課題は・・2020/12/23 18:04

喫緊の課題は・・
水辺の風景の現状はこの通り。
カラカラに乾いた褐色系の葉や茎に視野が埋め尽くされています。
寂として動く物の姿は無しなんですが・・
水草の茎をほじくるスズメ
そんな中、微かに聞こえるカサカサと言う音。
その方向を探ったら、こんな光景が目に飛び込んで来ました。
水草の枯れ茎に止まるスズメ。カサカサはくちばしで茎をほじくる音でした。
その目的は茎の中に潜む昆虫を捕食する事。カイガラムシの仲間と言うのが通説です。
この摂食行動はシジュウカラやメジロの定番と思っていたのですが、スズメも!・・
人馴れして、パン屑等に集まる光景を見慣れた目には何とも新鮮にうつりました。
苦労して吸蜜するキタキチョウ
成虫の状態で越冬をする昆虫にとっても、食糧の確保が喫緊の課題の様です。
これはナワシログミの木で目にしたキタキチョウ。
狙いとする花が中々見つからず、葉や枝の繁みの中に潜り込んで探索をしていました。
やっと見つけた花もしおれかかって精彩がありません。蜜の出は芳しくないかも・・
更に寒さがつのれば・・無事春を迎えるのは並大抵の事ではないんでしょうね。

※12/23と12/22に都内で撮影

みぞれが降った日に・・2020/12/19 17:27

みぞれが降った日に・・
穏やかな冬晴れから一転、一時的にみぞれが降る等変化に富んだ空模様の一日でした。
猛烈な寒気が、いよいよ山を越えて関東に?・・
ナナホシテントウの日向ぼっこ・ダブル版
これは、陽射しが燦々だった時間帯に、緑色の草が多く残る場所で目にした光景です。
のんびり日向ぼっこをするナナホシテントウ。
陽当たりが良好な場所では、この様に複数が同じポーズをとる光景も目にしました。
この後、一天にわかにかき曇り降り出したみぞれには、さぞ戸惑った事でしょうね。
ムラサキツバメの日向ぼっこ
今日も出会えたムラサキツバメ。翅全開の日光浴ポーズは昨日と同じくでした。
青紫の斑紋の輝きも同様。それ以外の箇所も、こうしてみると複雑な色合いで魅惑的。
さて、次に出会う時には、どんなチャームポイントで目を楽しませてくれるのやら・・

※12/19に都内で撮影

豊かな陽射しのもと・・2020/12/18 18:21

豊かな陽射しのもと・・
冷え込みの強まりを受け、池の水面に張る氷がいよいよ本格的になって来ました。
その水辺で目にしたのは・・
延命中のアキアカネ・オス
アキアカネの雄。カラカラに乾いた水草に止まっていました。
自分が生まれ出た水面のあまりの変容ぶりに戸惑いを覚えていたのかも・・
今日確認出来たのはこの一頭だけ。貴重な生き残りと言っていい様です。
日光浴中のムラサキツバメ
こちらは、ナワシログミの葉上で翅を全開にしていたムラサキツバメ。
成虫のまま越冬も可能な蝶。今日の陽射しの恩恵を目一杯受けようと言う算段ですね。
おかげで、魅惑的な青紫の斑紋の色合いをしっかり確認する事が出来ました。
やはり並みのシジミチョウじゃないですね。
老いたエノキの葉輝く
豊かな陽射しの恩恵はここにも・・逆光条件下で目にしたエノキの葉です。
曇り空の下では寂しい枯れ色なんですが、今日はこの様に味わい深い色合いに・・
まさに、枯れゆく物の美と言ったところでしょうか。

※12/18に都内で撮影

寒いよぉ〜2020/12/16 19:04

寒いよぉ〜
夏にはトンボ達が忙しく飛び交った池の水面。今日昼前の様子はこの通り。
細かい凸凹は薄氷の痕跡です。
ここ数日の冷え込みの強まりを物語る眺めに、冬本番の到来を実感させられました。
アカメガシワの冬芽
”寒いよぉ〜” と叫んでいたのは、アカメガシワの冬芽。
今の時期は、様々な樹木で、バラエティ豊かな冬芽の姿を目にする事が出来ます。
それぞれが個性的な姿で厳しい寒さを耐え忍ぼうとしています。
中でもこれはダントツの面白さかなと・・
エノキの枝に残るアカボシゴマダラの蛹
落葉間近、黄変が進むエノキの葉。その中に、かなり異質な白い葉っぱを発見!・・
・・ではなくて、この木の葉を食草とする蝶・アカボシゴマダラのサナギでした。
確認してみたら、中味は空っぽ。既に羽化を済ませて飛び立った後の痕跡と言う訳。
枝にしっかりくくりつけられて、往時の姿を保ったまま。
この分だと、周囲の葉っぱが散り尽くした後も、この状態をキープし続ける筈。
それはそれで寂しい眺めになるかなぁと・・

※12/16に都内で撮影