日を追うごとに・・ ― 2023/11/05 13:47
日を追うごとに、その数が増加中です。
見上げる落葉樹は、枝剥き出しの冬姿一歩手前の状態。
暖かめな天候とは言え、季節の歩みはほぼ例年どおりの様ですね。 お日様の方角に向けて突き上がっていたドングリ。
形は様々ですが、目にするだけで気持ちがほっこりしますね。
程なくして地上に転げ落ちる流れ。
この先は、踏み潰さない様に注意して歩かないと・・ 目にする昆虫の数が日を追って減少中。ほぼ例年通りの流れと言えるでしょうね。
網を張って待機中の蜘蛛たちにとっても、厳しい時期に入ったみたい。
でも、辛抱強く待っていれば・・そんな感じで、してやったりのジョロウグモ・雌。
掛かっていたのは、蛾の仲間・ホシホウジャクでした。
まさに、憎まれっ子、晩秋の野にはばかるの光景。
そろそろフェードアウトしろよ!とクレームをつけたい気持ちに・・
※11/5と11/4(ドングリ)に都内で撮影
食欲モリモリの・・ ― 2023/11/01 13:51
秋を生きる蝶達にとっては、食欲モリモリの日和になった様です。
これはコセンダングサで吸蜜するキタキチョウ。滞在時間は長めでした。 下向きに開いた花でもお構いなし。
身が軽いから、どんな条件下でも、対応可能と言う事の様ですね。
しかし、花粉をたくさん媒介して欲しい花にとっては、イマイチのポーズかもね。 これ以上細くなりようもない程にスリムな体形の蛾・トリバガです。
下向きに開いた葉っぱの先っぽで懸垂ポーズをとっていました。
身が軽いから、どんな条件も、らくらくクリアー出来るよって言う感じ。
もし、落っこちそうになったら、飛べばいいのさって言う余裕のポーズかな・・
飛ぶ際は、翅がそれなりに拡がります。
しかし飛翔能力は、それ程でもない様に感じるのですが・・
※11/1に都内で撮影
迷惑者ばかりじゃ・・ ― 2023/10/16 13:58
追いかけっこ中のキタキチョウのカップルも気持ち良さそうな飛翔ぶりでした。
めでたく繁殖行動に入れたかは不明ですが、御膳立てとしては最高ですね。 視線を地上に落としたら、そこでもホットな求愛のシーンが・・
コセンダングサの花で吸蜜中のメスの周りを飛び回るオス。
いっぽうそれには無関心を装うメス。吸蜜に夢中と言う感じのポーズでした。
さて、この愛の駆け引きの結果は?・・結局不成立で終わりました。 花壇の花では、ホシホウジャク(蛾)が吸蜜を繰り返していました。
翅を激しく震わせて飛翔しながらのアクロバチックな吸蜜です。
超ロングサイズのストロー(口吻)はこの為にあるんですね。
花粉を媒介して欲しい花にとっては、有り難くない訪問客かも・・
今の時期は訪問客が多数。こんな迷惑者ばかりじゃないのが救いですが。
※10/16に都内で撮影
段違いに柔らかめ ― 2023/10/12 12:53
真夏にも同じ様な光景は目撃できたのですが、いまの雰囲気は段違いに柔らかめ。
秋の陽射しならではの特性ですね。 長い穂先を持つ野草も、秋本番を感じさせる光景です。
鮮やかな紅色をまとうアキアカネが翅休めに利用中でした。
旬のもの同士の組み合わせと言っていいでしょうか。
ズバリお似合いでした。 風変わりな体形を持つこれは、蛾の仲間・ヒルガオトリバです。
細身の草が主流となる今の時期にマッチさせた体形なんでしょうね。
そんな細い翅で飛べるの?って、思ってしまいますが、多分大丈夫。
このポーズのまま、余裕で微動だにせず・・
※注:画像上方が頭部です。
※10/12に都内で撮影
秋らしい晴天が戻った! ― 2023/09/26 13:50
その空を軽快に飛び回っていたトンボ。
餌取りと言うより、今日の好天を楽しんでいた様にも・・
あわよくば、ベストパートナーとの出会いも・・でしょうか。 アオバハゴロモは直射日光が苦手?・・
木立のなか、日陰になる場所で、草の茎に止まって、ひっそり。
避難中かなと思ったのですが、どうやら違うみたい。
口器を茎に突き刺して、内包液を吸い出し中でした。
避難場所を提供してあげた挙句に、吸汁される被害まで・・
草にとっては、”勘弁してくれよ” の心境だったんでしょうね。 日陰で涼をとる昆虫が多いのですが、陽射したっぷりの場所でお仕事中の昆虫も・・
これは、陽射しを受け、高温になっていたコンクリート面で目にした光景です。
既に息絶えていると思われる蛾に取りついていた一匹のアリ。
願ってもない食糧に出会えて、やったね!気分と言ったところでしょうか。
さて、この後、どうしたものか?・・
無理をしないで、仲間を呼んでくるのが得策だと思うけど・・
陽射しがきつい場所だったので、この後の推移は確認しませんでした。
※9/26に都内で撮影