冬支度が足早に・・2023/12/06 13:11

冬支度が足早に・・
スカッと澄み切った晴れ空が拡がった午前。
ちょっと地味目な紅葉が、その空に映えていました。
隣のサクラの枝には、一枚の葉も残っておらず。
様々な樹木の冬支度が足早に進んでいますね。
タンポポの花で吸蜜するホソヒラタアブ
野に咲く花達は、依然、秋の延長線上です。
陽射しに向かって開く姿を、いくつか確認出来ました。
すこしヨレヨレ気味でしたが、タンポポの花も陽射しに向けて精一杯オープン。
待ってましたと、吸蜜にやって来ていたのは、ホソヒラタアブ。
至福の時を過ごしている様子でした。
ウラナミシジミの魅惑的な斑紋
豊かな陽射しを浴びて、ウラナミジミの斑紋が魅惑的な輝きを見せていました。
少数ながら、咲き続けている秋の野の花に感謝でしょうね。
※注:コセンダングサの花

※12/6に都内で撮影

最後の一葉2023/12/03 13:45

最後の一葉
澄んだ青空を背景にしたサクラの枝。褐色の葉が一枚だけ残っていました。
最後まで頑張っていたこの葉も、強い風が吹き付ければ、ハラハラと・・
身軽になって、春を待つ。その準備がほぼ完了したんですね。
若草の姿もちらほらと・・
枯れ落ち葉が積み重なったサクラ並木の下で目にした光景です。
鮮やかな若緑色の草の葉が顔をのぞかせていました。
これから厳しい日々を迎えようと言うのに・・
野草の生命力の強さには、ただただ感心するばかり。
ヒラタアブの繁殖行動
野に咲く花の数は減少の一途。
蜜を求める昆虫達にとっては、いよいよ厳しい時期に入りましたね。
そんな中、活発な動きを見せていたのは、フタホシヒラタアブのカップル。
繁殖行動 兼 吸蜜と言う、ダブルアクションの真っ最中でした。
産卵を無事済ませるには、たっぷり栄養を補給する必要あり。
背中に乗ったオスは、とりあえずそれを我慢してと言う事らしい。
「オスはつらいよ」を物語る光景と言えるでしょうね。

※12/3に都内で撮影

長く続いて・・2023/11/28 13:08

長く続いて・・
思い思いの色に染まる樹々の葉。その上に拡がる空には雲一つ確認出来ず。
こんなクリアーな風景を目に出来るのは、今の時期限定かも・・
長く続いて欲しいですね。こう言う空。
日向ぼっこ中のアブ
豊かな陽射しは、昆虫達にとっては、何よりのパワー源の筈。
吸蜜より日向ぼっこを優先。そんな感じで翅休めしていたヒラタアブです。
キラキラ輝く翅が、目にまぶしい程でした。
観察者はもちろんですが、昆虫達も、こんな天気よ、長く続いてよ・・でしょうね。
予報では、傘マークの表示は当分の間なし。ズバリ的中を祈りたい気持ちです。

※11/28に都内で撮影

たよりにしてるよ・・2023/11/26 13:30

たよりにしてるよ・・
予報通り、シトシト雨が降り続く正午前になりました。
樹々の落葉を急がせる雨と言えそうですね。
イチョウの木の下にも、黄色い落ち葉がたくさん。
枝には、まだ多くの葉が残っていますが、それらも、早々に散り落ちる流れ。
冬姿への変身が急速に進んでいますね。
ヒラタアブの吸蜜シーン
そんな空模様ですから、昆虫との出会いは、さして期待していませんでした。
しかし、多少の雨はなんでもないよって言う、元気者の姿が・・
これは、コセンダングサの花でのヒラタアブの吸蜜シーンです。
こんな悪天候じゃ、花粉媒介役の訪れはむりだろうなぁ・・
そう思っていた筈の花にとっては、まさにウェルカムな来客でしょうね。
テントウムシの幼虫・活動中
さすがに、お天道様大好き昆虫・テントウムシ成虫の姿はさっぱり。
でも、幼虫の姿を目にする事は出来ました。
成虫同様、花にとっての迷惑者アブラムシ退治のエキスパートと言える存在です。
たよりにしてるよ!。そんなつぼみの声が聞こえてきそうな光景でした。

※11/26に都内で撮影

条件は完璧に・・2023/11/21 14:34

条件は完璧に・・
こんな天気がこの先も長く続くといいなぁ。そんな気持ちを抱かせる様な晴天。
空に浮かぶ雲も陽射しを遮る様なものではありませんでした。
かなり高いところを横切っていった大形の野鳥。猛禽類の一種と思われます。
冬景色への移行、その条件は完璧に整ってきましたね。
野草の紅葉も鮮やか
樹々の紅葉も、終盤のステージに・・
それに負けまいと、草むらの草も見事な色変わりを見せていました。
鮮やかな紅色。カエデのそれに比べ、決して劣ってはいませんね。
ヒラタアブは吸蜜に夢中!
コセンダングサの花盛りは、依然継続中です。
これは、吸蜜の為、長時間滞在中のヒラタアブ。
お腹がパンパンに膨らんでいました。
吸っても吸っても吸いきれない。まさに至極の時を過ごしている様子。
見ているこちらも幸せな気分に浸れる光景でした。

※11/21に都内で撮影