ウォームアップ2020/02/17 19:53

ウォームアップ
穏やかな陽射しに恵まれ、気温もポカポカ陽気一歩手前のレベルまで上昇しました。
昨日の雨天下では、ひっそりとなりを潜めていた昆虫達も俄然元気づいた感じ。
これは、オオイヌノフグリの花に来て吸蜜をするホソヒラタアブ。
春の訪れを真っ先に告げるもの同士の、お似合いのツーショットです。
オオイヌノフグリの花で吸蜜するホソヒラタアブ
面白い形の口吻をシベに差し向けての丁寧な吸蜜を繰り返していました。
顔面には白い花粉がべったり付着しています。
花粉を出来るだけ多く媒介して欲しい花にとっては、シメシメの状態でしょうね。
草地を歩きまわるナナホシテントウ
ナナホシテントウも、今日の豊かな陽射し大歓迎の様子。
ひと時も休止せず、忙しく歩行を続けていました。
でも、ホソヒラタアブとは違って、オオイヌノフグリの花には全く関心なし。
こちらの関心事は、草に寄生するアブラムシの在り処ですね。
でも、成果の程はイマイチだったみたい。
今日の所は、寒さに縮こまっていた体のウォームアップが主目的だったかも・・

※2/17に都内で撮影

食い気は置いといて・・2020/02/09 19:34

食い気は置いといて・・
立春を過ぎたとは言え、自然が冬の眠りから覚めるにはもう少し時間がかかりそう。
完璧にドライフラワー化した水辺の草を見て、そんな思いを強く抱いたのですが・・
オニノゲシの花開く
そんなに待たなくてもいいよって言いたげな花が・・
鋭いトゲトゲの葉を持つオニノゲシ。蕾の先端に黄色い花が開いていました。
若干ヨレヨレと言う雰囲気ですが、それでも、頑張ってここ迄開いたのは立派。
後は蜜を求める昆虫の来訪を待つだけなのですが・・その姿は皆無と言う状況でした。
さて、花が待ちわびる昆虫達はどうしているのかと言うと・・
日向ぼっこ中のクロヒラタアブ
花に来るアブなのでハナアブ。その仲間のひとつクロヒラタアブもこの通り。
風を避けられ、陽当たりも良好な場所の木の葉に止まって、びくとも動かず。
とりあえず、吸蜜は後回し。今日のところはお日様パワーの享受が優先の様でした。
らしくない姿ですが、花盛りの時期まで生き延びるには、体力温存が重要課題の筈。
食い気の方はとりあえず置いといて・・と言う選択の様でした。
早咲きの花にとっては、ちょっと困った状況かも・・

※2/9に都内で撮影

あまりに時期外れ2020/01/22 21:34

あまりに時期外れ
枯れ落ち葉が敷き詰められた場所で目にしたコセンダングサの花。
花期をとうに過ぎ、晩秋にトゲトゲの果実も実らせ終わったと言うのに・・
寒さがつのる今、こうして花開いた元気を褒めたいところですが、さすがに・・
本来ならウハウハ気分で吸蜜に訪れる昆虫の姿も皆無。
あまりに時期外れ。まさかと言う事で、彼らの目に止まらないのかも・・
ナミハナアブの吸蜜風景
冬の間も蜜を求めて花を探し回る昆虫、いることはいるんです。
冬にも咲き続ける花では、そんな花を愛する者の姿を目にする事が出来ます。
一例がこのユリオプスデージーの花。数は減りましたが、それでも現役続行中。
この日はナミハナアブがやって来ていました。名前通り、花が大好きなアブ。
感謝の気持ちを込めての、丁重な吸蜜動作と感じました。

※本日撮影の画像ではありません(1/20と1/21に都内で撮影)

うわべだけの・・2020/01/19 21:08

うわべだけの・・
穏やかな晴天が戻って来た日。枯葉の上で獲物を待つハエトリグモを目にしました。
その名の通り、主な獲物はハエやアブ等。
この様に待ち伏せをして、目の前に止まった獲物を速攻捕獲しようと言う算段です。
かなり忍耐を要する作戦と思えますが、成功率はそれなりに高いみたい。
でも、活動する昆虫の数が激減している今の時期は、さすがに厳しいだろうなと・・
ヒラタアブの日光浴
しかし、格好の獲物、いる事はいるんです。
冬の間もしぶとく生き続けるアブやハエ達がその一例。
これは別の葉に止まっていたヒラタアブの一種です。
体力維持の為の日光浴に専念中でした。この姿勢のまま微動だにせず。
もしここにハエトリグモが待機していたら、絶好のカモになっていた可能性が大。
冬も生存可能な昆虫は、我が物顔でやりたい放題と言う安易な図式ではない様です。
チョウセンカマキリの卵のう
冬の間も生き続ける昆虫にとって幸いなのは、凄腕の狩猟者が冬眠に入っている事。
凄腕の持ち主・カマキリの場合は、卵のうの中に幼体の姿でこもる越冬形態です。
これは、ユキヤナギの枝に産み付けられていたチョウセンカマキリの卵のう。
いかにも頑丈そうな構造で、北風が吹こうが、雪が降ろうが、大丈夫な感じ。
しかしこれとて、絶対安泰と言う訳ではありません。
冬鳥のくちばしでガシガシほじくられた卵のうを目にする事も度々です。
しーんと静まり返った冬の野。しかしそれはうわべだけの印象なのかも知れません。

※1/19に都内で撮影

厳しい時期に・・2020/01/09 20:00

厳しい時期に・・
秋風を受け、しなやかに揺れていたススキの穂も、今はこの状態に・・
ドライフラワー化したと言えるかもですが、こんな風に縮れた姿は何とも痛ましい。
ヤツデの花で吸蜜するホソヒラタアブ
長い間、目を楽しませてくれたヤツデの花も、終末期の様相を呈し始めました。
これは、僅かに残った花で目にしたホソヒラタアブの吸蜜シーン。
冬の間も活動し続けるタフなアブですが、いよいよ厳しい時期に突入した様です。
今の内に沢山吸っておかないと・・とは言え、吸い溜めできる訳じゃないしなぁ・・
ヤツデの葉につくヨコバイの一種
花は終わってしまうけど、青々とした葉っぱはこの先も大丈夫。
と言う事で、葉っぱに張り付いて汁を吸うヨコバイの仲間は余裕の態度?・・
小さすぎて見つけにくいのですが、目を凝らすと複数を確認出来ました。
止まっていたのは太い葉脈の上、吸汁の絶好ポイントはズバリ把握済みなんですね。

※1/9に都内で撮影