難易度は高いけど・・2021/04/02 17:30

難易度は高いけど・・
ひょろっと伸び上がった茎の先っぽに咲く面白い形の花。風を受けてユラユラ・・
ヘラオオバコは、今の時期の草むらを象徴する野草のひとつと言えそうです。
蜜や花粉を求める昆虫たちにとっても魅力的な存在の筈なんですが・・
ヘラオオバコの花で吸蜜するアブ
確かにその通りなんでしょうが、難易度的にはかなりハイレベルな様で・・
これは、アブの仲間の吸蜜風景。
花の開き方から言って、どうしてもこんなポーズにならざるを得ないみたい。
蜜は美味しいんだけど、かなり疲れるのよねぇと言ったところでしょうか。
タンポポの花で吸蜜するアブ
吸蜜のしやすさから言うと、タンポポの方が遥かにイージーな様ですね。
このアブなんて、蜜をたらふく吸ったので、お腹がパンパンに膨らんでいました。
でも、この蜜ばかりじゃ飽きちゃうのよねぇって言う事で、難易度の高い花にも・・
まさに選び放題。なんとも贅沢な時期に入ったもんですね。

※4/2に都内で撮影

見応えのあるやつに・・2021/03/25 16:56

見応えのあるやつに・・
春の陽気に恵まれた日限定ですが、見応えのある昆虫に出会う機会が増えて来ました。
中には、警戒を要するものも・・
低木の植え込みに来て、しきりに何かを探し回っている様子だったこのハチ。
アシナガバチの一種・フタモンアシナガバチと思われます。
めったに人を刺す事はないらしいのですが、刺さないと言う保証もないらしい。
見応えのあるハチに出会えたと、深追いするのはやめといた方がいいかも・・
ホソヘリカメムシ成虫
こんなに立派な体形を持つカメムシも登場したんだなと思ったのがこれ。
名前はホソヘリカメムシ。
この種は成虫で越冬するらしい。逞しい体形は去年からの持ち越しと言う訳ですね。
”長い冬を無事乗り越えたられたよ” と安堵の表情を浮かべていたかも・・

※3/24と3/23に都内で撮影

敢えてハードな・・2021/03/19 16:32

敢えてハードな・・
週末の天気はいまひとつ芳しくない様ですが、今日のところは極めて良好。
穏やかな陽射しを浴びて、早咲きのオオシマザクラの花が青空に映えていました。
やがてソメイヨシノの花も開き始める筈。いよいよ春本番のフェーズに突入ですね。
ユキヤナギの花で吸蜜するルリシジミ
サクラの開花に同期して満開となったユキヤナギの花には、今日もルリシジミが・・
とにかく花の数が多いので、蜜はいくらでも吸い放題。
何ともイージーな吸蜜風景。まさに至福の時を過ごしている感じでした。
タンポポの花に潜り込んでいたハチ
一方タンポポの花にいたこの小さなハチは、敢えてハードな吸蜜に挑戦中!・・
まだ開きかけの段階なので、花びら全てがヨレヨレ。
それらをかいくぐって、蜜の噴出スポットにアクセス中でした。
ユキヤナギの方が全然楽なのにね・・この花の蜜の味が余程お気に入りらしい。
タンポポも、このハチの努力に応えて、甘い蜜を沢山プレゼントしてあげないとね・・

3/19に都内で撮影

出遅れ気味?・・2021/03/18 17:00

出遅れ気味?・・
まとまって咲く様子を目にする時期に入ったカタバミの花。
この花のベストパートナーとしては、ヤマトシジミ(蝶)がまず挙げられます。
しかし、今日のところは、その姿を目撃する事が出来ませんでした。
目にするシジミチョウは、ちょい似のルリシジミばかり。
愛する花のこの咲き具合から見ると、かなり出遅れ気味の様に思えるのですが・・
寄生蜂・ヒメバチの一種と推測
蝶の季節の本格的な幕開けには、もう少し時間が掛かりそうですが、ハチ達は?・・
一足はやく春本番に突入した様です。
今日目にしたのは、小さいけれど、それなりに威圧感のある奴。
黒の体色にアクセントカラーの白が印象的だったこれ。ヒメバチの一種と思われます。
この種は、他の昆虫に寄生する巧妙な生き方の実践者らしい。
メスが他の昆虫の幼虫や蛹に産卵し、生まれた幼虫はそれらを食べて成長する。
そんなちゃっかりした生き方をするハチだとか。
この手の奴が登場したと言う事は、昆虫世界がいよいよ本格始動した事の証明ですね。
輝くを放つリュウキュウツヤハナムグリの翅
新しい段階に入った昆虫世界ですが、遠く過ぎ去った過去の遺物を目にする事も・・
それがこれ。堆積した枯れ草の中に、金属的な輝きを見つけて掘り出した結果がこれ。
甲虫の翅でした。この色合いから判断して、リュウキュウツヤハナムグリの物らしい。
この種の生存期限は10月頃までの筈。それから随分時間が経ってしまいました。
しかし、この翅の金属的な輝きは、あの頃とまったく変わらず。
その事が、逆に無常感を強く感じさせる要因だった様にも・・
さて、今シーズンの新顔デビューはいつ頃?・・

※3/18に都内で撮影

意外と毛深い!2021/03/17 18:22

意外と毛深い!
春に咲く野の花の良き友と言えば、ヒラタアブの仲間がまず挙げられるでしょうか。
これはほぼ満開状態になったタンポポに来て吸蜜するホソヒラタアブのオス。
体は細くて華奢だけど、食欲の方は極めて旺盛。
このポーズのままじーっと固まって、吸蜜に熱中していました。
若草の葉にびっしりと生えた繊毛
しかし、春の野草たちにとって、全ての昆虫が良き友と言う訳ではありません。
特に生え始めの柔らかな若葉をムシャムシャ食害するやつなんて願い下げの筈。
その防衛策と言う訳でしょうか。若葉の中にはこの様に繊毛に覆われた物も結構多い。
葉っぱその物を食べたい昆虫にとっては、この毛が邪魔して、かじりつくのが難しい。
生まれたばかりなのに、意外と毛深い。
春の若草のイメージとは大違いですが、野草にとっては必死の防衛策なんでしょうね。

3/16に都内で撮影