明日は立春だけど・・2020/02/03 20:25

明日は立春だけど・・
明日はいよいよ立春、目にする自然も春の雰囲気が濃厚にと言いたい所ですが今一つ。
春を象徴する野の花の一つ・タンポポも、地面スレスレでの開花が限界だったみたい。
蜜を求める昆虫たちの姿もなく、所在なさげな雰囲気が漂っていました。
ひょろっと伸びた茎の先で元気に花開く姿は、もう少し先までお預けの様です。
サザンカの花にいたハエ
こちらは、花期も終盤に差し掛かったサザンカの花での昆虫接写。
まさに花粉まぶしの状態になった太っちょのハエです。
これだけ大量の花粉を媒介してくれるとは、花にとって願ってもない上客の筈。
可憐な花に不似合いなやつだなぁなんて、勝手に思ってはいけないんでしょうね。

※タンポポは2/3に、サザンカ+ハエは2/2に、いずれも都内で撮影

束の間の春を・・2020/01/29 21:24

束の間の春を・・
暖冬傾向と言え、ここ数日の寒さはつくづく身体にこたえました。
今日は一転して4月並みの暖かさに・・やや戸惑いを感じましたが、ほっと一息。
空に浮かぶ雲も、今の時期らしからぬ、ほんわかムードを漂わせて・・
これは期待できそうだなと、草むらに目を落としてみたら・・
歩き回っていたナナホシテントウ
予感は的中でした。
まだ枯れ草が混じる草地を忙しそうに歩き回っていた元気者。
成虫の姿で越冬可能なナナホシテントウ。春が来たと感じて活動を始めたらしい。
まだちょっと早過ぎると思うけど、その意気や良しと声を掛けたい気分に・・
オオイヌノフグリの花に来た小型のハエ
既に開花を始めていたオオイヌノフグリの花。しかし訪問客は皆無の日々続きでした。
しかし今日は大違い。蜜を求める昆虫の数多しで、咲き甲斐を感じた一日だった筈。
こうして見ると、天候に恵まれさえすれば、春景色は、いとも簡単になのかも・・
でも、まだまだ気が早過ぎでしょうね。
出来れば、しばらくの間は、こんな束の間の春を楽しみたい気持ちなんですが・・

※1/29に都内で撮影

体の作りが違う2020/01/10 20:34

体の作りが違う
暖冬傾向とは言え、冬の寒さは、やはり身にこたえるなぁと感じる今。
そんな中、他の季節と大して違わない活動を続けているのが、各種ハエ達です。
冬に咲く花に来て、甘い汁を独り占めのウハウハ状態と言ったらいいでしょうか。
これは、ヤツデの花に止まっていた超肥満体型のハエ。
いかにも吸引効率が良さそうな太い口吻を、蜜の出所に差し向けていました。
ツマグロキンバエの口吻
こちらも、冬に咲く花の常連客・ツマグロキンバエです。
これは、サザンカの花で一休みの光景。上のハエ同様、太い口吻が特徴ですね。
ツマグロキンバエの太くて長い口吻
その特徴が更に鮮明になったショットがこれ。
口吻をダラんと伸ばして、入念にお手入れ開始の態勢でしょうか。
まさに迫力満点!。吸って吸って吸いまくるぞの意欲に溢れた形状だなと・・
冬の寒さを物ともしない昆虫は、体の作りからして違うなぁと感心させられました。

※1/10に都内で撮影

適度に頑張って!・・2020/01/03 20:12

適度に頑張って!・・
多くの葉を散らして、存在感が希薄になった冬木立。
それと対照的に存在感を発揮していたのが、澄み切った冬空に浮かぶ昼の月でした。
好天であけた新年を象徴する風景に、しばし見とれてしまいました。
怒り顔の花
目を地上に戻すと、花壇の花のこんな表情が・・
口を大きく開き、目を吊り上げて、相当に怒っている感じ。
正月早々、こんな不機嫌なやつらには出会いたくないもんだなぁと・・
怒っている訳は、寒い中頑張って咲いてるのに蜜を求める昆虫がさっぱりな事かも・・
日向ぼっこ中のツマグロキンバエ
居ることは居るんです。冬の間も、蜜を求め続ける昆虫は・・
でも、いかんせん、寒さが身にこたえて、時々日向ぼっこでヌクヌクしないと・・
そんな様子を見せていたのは、常緑樹の葉上で休憩中のツマグロキンバエでした。
蜜を吸わせてあげるから花粉を沢山運んでね・・そんな要望に応えきれない様子。
寒さに強い昆虫ですが、一段を強まった寒気のせいで、体が思う様に動かないらしい。
傍観者としては、まぁ無理をせず、適度に頑張ってねと声をかけるしかないですね。

※1/3に都内で撮影

様変わりした野で・・2020/01/02 19:24

様変わりした野で・・
これは水辺の草の今日の様子。一面の緑に占められていた頃の面影は皆無です。
カラカラに乾いた黄褐色が、視界を埋め尽くしていました。
セイタカアワダチソウに止まるツマグロキンバエ
岸辺の草地に繁茂する野草も大きく様変わり。
白いセイタカアワダチソウの穂先も、褐色を帯びた色合いに変化していました。
終末期を思わせるそんな穂先ですが、一部の昆虫には人気抜群の様子。
特にハエの仲間が、この時期の枯れかかった穂先を好むみたい。
縞模様の眼を持つこれは、花の蜜にぞっこんのツマグロキンバエです。
穂先にしがみついて、採食動作を繰り返していました。
”この時期の穂先が特においしいのよ” って言う事でしょうか。
念入りに産み付けられたオオカマキリ卵のう
既に産卵主の姿はありませんが、それそれが工夫を凝らした産物を頻繁に目にします。
それは、各種カマキリが産み落とした卵のう。
これは、低木・ユキヤナギの小枝に産み付けられたオオカマキリの卵のう。
この卵のうを目にして感心したのは、念には念を入れた産み付け方でした。
複数の枝にまたがる形で固定されていました。これなら風が吹こうが雪が降ろうが・・
こんなに強靭な固定方法なら、中に眠る幼体も安心して長い冬を越せそうです。
ちなみにごく普通の産み付け方の一例を下に示します。
オオカマキリの卵のう
これは去年の12/28に、同じユキヤナギの木で目にしたオオカマキリの卵のうです。
単純に縦方向に走る小枝一本に固定されていました。
これに比べると、今日目にしたあの卵のうは・・驚異的な念のいれようだなぁと・・
何はともあれ、念入りタイプも、単調タイプも、揃って無事冬を越す事を願うばかり。

※1/2に都内で撮影(最下段は、12/28に撮影し同日記事に掲載した画像の引用です)