もうすぐとまだまだ2017/08/20 20:24

もうすぐとまだまだ
昨日の激しい雷雨が、季節のひとつの区切りになったのでしょうか。
うだる様な暑さが少しおさまった様に感じました。
草むらの風景も、次第に秋の気配を漂わせ始める頃。
そんな風景に似合う昆虫のひとつが、スマートな体形のツユムシの仲間です。
我が時近づくって言う事で、その幼虫たちも体力増強に余念なし?・・
これはアカツメクサに止まっていたアシグロツユムシの幼虫です。
たくさん食べて大きくなるぞ!って言う事?・・間に合えばいいけどね・・
アシグロツユムシの幼虫
ツユクサの葉っぱに乗り移って、自慢の長い触角を入念にクリーニング開始!。
秋の草むらも天敵の数多し。このセンサーの感度を良好にしておかないとね・・
ツチイナゴの幼虫
アシグロツユムシ幼虫にとって、成虫デビューの時はもはや目前。
一方、このツチイナゴ幼虫にとっては、まだずーっと先の事。
背中に翅が生えて、体色も枯れ景色に似合う茶褐色に変色して・・
そして長い冬を、緑が消え失せた枯野の中に潜んで過ごします。
繁殖行動の為の異性にめぐり合うのは、来年の春も深まった頃の筈。
いわば一般的な昆虫とは真逆のライフサイクルを持っているんですね。
”この先色々大変な事もありそうだけど頑張ってね” って声を掛けたい気分に・・

※8/20に都内で撮影

旬の花に来て・・2017/07/29 20:29

旬の花に来て・・
夏を彩る花と言えば、まずヒマワリが思い浮かびますが、それだけでは・・
雰囲気はかなり違いますが、水辺に咲くミソハギも抜かす事が出来ません。
盆花として用いられる事からも判るとおり、宗教的な意味合いが強い花。
色自体は華やかだけど、小粒な花が醸し出す雰囲気は、意外な程に物静か。
亡き人を想う気持ちに静かに寄り添う優しささえ感じられます。
ミソハギの花とベニシジミ
小粒な花には小柄な蝶が似合う。今日はベニシジミが来て吸蜜を繰り返していました。
まさにジャストフィットな組み合わせ。
きつい真夏の陽射しの下でも、ここだけは、優しい雰囲気が漂っていました。
ヤブガラシの花にて
目立たないけれど、ヤブガラシの花のオレンジ色も真夏を象徴する彩りです。
こちらにも可愛らしいシジミチョウがと言いたい所ですが、今日は全く別キャラが・・
窮屈な格好で花に止まり、蜜をむさぼっていたのは、かなり無骨なデカブツ。
シロテンハナムグリでしょうか。
木の幹から出る樹液に群がる姿が今の時期の通例ですが、今季はどうも不作みたい。
仕方なく、野の花の蜜あさりに作戦変更した様です。
私的には、全然似合ってない組み合わせだなぁと・・

※7/29に都内で撮影

せわしないお食事2017/07/16 19:56

せわしないお食事
夏の草むらを彩る花のひとつ・ヤブガラシ。
びっしり咲いた小粒の花から昆虫たちに蜜をプレゼントしています。
この花の常連と言えばアオスジアゲハが思い浮かびますが、今日は風変わりな奴が・・
吸蜜中の姿を正面からみるとこの通り。何が何やらって言う感じですね。
飛んだまま吸蜜中
横から吸蜜風景を観察しました。
ハチの様にも見えますが、これは、蛾の仲間・モモブトスカシバです。
この様に翅を震わせて飛翔したまま、口吻を花に伸ばして吸蜜します。
モモブトスカシバの吸蜜風景
花には止まりませんので、バランスをとるのが結構大変みたい。
これは、片足をくいっと曲げて、バランスをとっている状態ですね。
飛びながらの吸蜜なので、蜜の出が良さそうな花を、次から次に選び放題。
傍目にはせわしないなぁと思うけど、極めて効率的な食事法です。

※7/16に都内で撮影

勝手な判断では・・2017/07/14 20:04

勝手な判断では・・
今日の午後見上げた空は、こんな感じで、超スッキリ。
素人目による勝手な判断ですが、これはどう見ても梅雨明けだよなぁ・・
しおれたガクアジサイ
各地での大雨が報道されていますが、都内の私の住む地域では少雨傾向のまま。
梅雨時の象徴・ガクアジサイの花も、すっかりうなだれてしまいました。
もはや旬の時は過ぎ去りぬって言う感じ。
ニイニイゼミ
木立の中では、ニイニイゼミの合唱がより一層賑やかさを増しています。
これ迄は、木の幹の高い場所に止まるばかりで、声はすれどものケースが殆ど。
しかし、ここに来て、手の届きそうな高さに止まる個体もちらほら・・
それが声のボリュームアップにつながっている様です。
しかし、お近づきになれたとは言え、この色の地味さたるや・・
アブラゼミ
ニイニイゼミの合唱に割り込む様に、異質な感じの甲高い声が耳に届きました。
さてはと言う事で、その方向に目を凝らして見たら・・
いました!、アブラゼミ。まさに真夏の象徴との今季初遭遇!!。
どこにも傷みのみられない体から判断して、今日が地上デビューの日だったみたい。
これが登場したと言う事は、私的な梅雨明け判断、あながち外れでもない様な・・

※7/14に都内で撮影

今が旬のチビとデカ2017/07/01 21:16

今が旬のチビとデカ
今が旬の花・ヒルガオで目にした、これまた今が旬の生き物カタツムリです。
私が興味を惹かれたのはこのカタツムリのサイズ。とにかく小さい。
ヒルガオの花にいた小さなカタツムリ
このショットだと。花との対比で、いかに小さいかが判ると思います。
私は目撃当初、カタツムリの赤ちゃんに出会ったと思ったくらい。
しかし思い違いで、カタツムリも大小様々。中には1ミリ未満のもいるんだとか・・
これなんか、それに比べれば、デカブツと言っていい位?・・
しかし、何はともあれ、私の観察史上では最小クラスでした。
今が旬のウルトラチビに出会えて嬉しい気分に・・
葉陰のアオヤンマ
いっぽうこちらは今が旬のデカブツ。
梅雨時に活動の最盛期を迎える大形のトンボ・アオヤンマです。
ヤンマと言えば、水辺を活発に飛び回る姿をイメージしますが、これは一寸異質。
この様に、水辺から離れた樹間の葉陰で垂直止まりする姿を良く目にします。
今日の追跡観察では、こうなるのは、獲物をゲットした後と言う事が判明。
この姿勢で、ゆっくり咀嚼するのが、このヤンマの食事マナーらしい。
確かにこれだと、梅雨時の雨に濡れる確率も低そうだし・・
今が旬のトンボならではの、生活の知恵と言えそうです。

※7/1に都内で撮影
※α7II with FE90mm/f2.8 Macro