猛暑日の過ごし方は・・2018/07/22 19:58

猛暑日の過ごし方は・・
多くの昆虫が日陰に逃げ込んでしまった昼下がり。
この猛暑下では致し方ない事ですね。
そんな中、一人(?)気を吐いていたのが、きらびやかな翅を持つキアゲハでした。
アカツメクサの花から花へ・・休む事なく吸蜜を繰り返していました。
まさに暑さなんか吹き飛ばせと言った勢いを感じさせるアクション。
この蝶にとって、”熱中症なんて我には関係なし” なんでしょうか。
とてもじゃないけど、見習えないなぁ・・
日陰に避難のシルエット
いっぽう、大いに共感できるなと感じた光景がこれ。
葉を多く繁らせた木の枝に避難中のハラビロカマキリ幼虫でした。
涼しい風までは期待出来ないけれど、ジリジリの陽射しを避けられるだけでも幸い。
運が良ければ、同じ様に日陰に逃げ込んできた昆虫を捕まえられるかも・・
観察していた間、そんな棚ぼたの機会は訪れませんでしたが・・
ハラビロカマキリの幼虫
シルエットでは実体がよくわからないので、アングルを変えて一枚。
で、この顔です。邪魔するな!って言う感じで、きつく睨まれてしまいました。
きびしい日照りの観察地には、人影も皆無。
そんな中、目を凝らして昆虫探しをするカメラマンは本当に迷惑者でしょうね。
自制しなきゃいけないけど、いまが夏の昆虫ステージの最盛期だしねぇ・・

※7/22に都内で撮影

真夏の木にて・・2018/07/16 20:40

真夏の木にて・・
昨日(7/15)、多種の甲虫が樹液を求めて殺到していたクヌギの木を再訪しました。
結果は甲虫の数が減少、種類もハナムグリに限定と言う様変わりぶりでした。
理由は、樹液の噴出量が減少した為と思ったのですが、そうではないみたい。
この通り、発酵して白く泡立った樹液も確認出来ますので、決して少なくはない筈。
あたりには、お酒を思わせる強い香りもプーンと漂っていました。
他の甲虫達は、昨日飲みすぎて、今日は二日酔い状態?・・
いずれにしても、呑んべいNo.1は、この種で決まりと考えてよさそうです。
(シラホシハナムグリと推定)
緑色のチビが、ロッククライミング中
美酒に酔いしれる者もいれば、早く成虫になる為の身体鍛錬に余念なき者もあり。
その一例がこれ。木肌を岩場に例えると正にロッククライミング中と言う趣でした。
慎重に一歩一歩、絶壁を登って行ったこのチビの正体とは?・・
ハラビロカマキリの幼虫
ハラビロカマキリ幼虫でした。この種の成虫は草むらから樹上に居所を移します。
まだ幼虫体形のこのチビも本能に目覚めて練習中と言う事だったみたい。
草むらを徘徊していた時とは勝手が違う筈ですが、このチャレンジ精神さえあれば・・
樹上に住む昆虫達にとって、脅威となる存在が登場間近である事は間違いありません。

※7/16に都内で撮影(クヌギの木での樹液摂取シーンは7/15の記事にも掲載中です)

見かけによらない2018/07/06 21:25

見かけによらない
”梅雨はまだ終わっていないよ” と言いたげな、雨降らしの空に覆われた東京。
真夏スタートを感じていた昆虫たちも、やや戸惑い気味でしょうか。
これは、雨滴を宿した葉の上にいたハラビロカマキリ幼虫。
こんな日は、獲物となる昆虫の動きもさっぱりで、ほとほと困り果てた様子でした。
イトカメムシがアリを捕食
”名ハンターも、降る雨には勝てないんだな” と思っていたら、こんな光景に遭遇!。
見るからにひ弱そうなイトカメムシ。その細長い口吻の先っぽにいたのはアリでした。
首尾よくアリを捕獲して、その体液を吸い取っている瞬間だったと言う訳。
植物の汁を吸う事をメインとし、時にアブラムシ等の小昆虫も狙うとされるこの種。
基本的に、あまり大した採餌能力は持っていないと思っていたのですが・・
動きの機敏なアリをキャッチ出来るなんて、イメージ違いもいいとこ!。
イトカメムシ
参考に、イトカメムシの普段の姿を示す画像(7/3の当ブログに掲載済)を再掲します。
見るからに弱々しいこのヤセッポチがねぇ・・
私にとって、”虫は見かけによらない” の具体例がまたひとつ増えました。

※7/6に都内で撮影、参考画像は7/2に同じく都内で撮影

雨の日は・・2018/06/23 19:53

雨の日は・・
沖縄地方が梅雨明けしたとの報道があった日。
東京は、梅雨真っ只中を感じさせる様な雨模様の一日になりました。
強まったり弱まったり、しつこく降り続く雨に、草むらもしーんと静まり返って・・
クズの葉上にいたオオカマキリ幼虫も、完全に戦意喪失と言った感じ。
顔に溜まった水滴を振り払おうともせず、じーっと固まっていました。
ジョロウグモ幼体の緻密な網
超小型のジョロウグモ幼体も、獲物が掛からない網の中央で、今日は暇だなぁ。
所でこの網、思わず見とれてしまう程、緻密な張り方ですね。特に中心部なんて・・
折角の苦心作も、あいにくの天気に邪魔されて・・と言う結果に終わった様です。
明日以降に期待と言う事でしょうね。
カタツムリはVマーク
カマキリもクモも、一日でも早い梅雨明けを希望と言ったところでしょうか。
一方、こちらは、”梅雨明けは出来るだけ先の方がいいよ” かも・・
雨が降れば俄然活気付くカタツムリ。V字にひろげたツノがその元気さの証明です。
野に生きる物達の雨に対する気持ちは様々。観察者としては、やはり雨は苦手かな。

※6/23に都内で撮影

勝手にセリフ入れ2018/06/17 21:20

勝手にセリフ入れ
賑わいを増す草むらで目にする昆虫達。
活動の合間に見せてくれる変なポーズを楽しむのも一興です。
これはハラビロカマキリの幼虫。くいっと曲げたお尻がこの種幼虫の特徴。
何とも威勢のいい姿。自分を襲おうとする者への威嚇効果狙いでしょうか。
でも、このポーズ、相当疲れるみたいで・・
ハラビロカマキリの幼虫、へたっと・・
次に見せたポーズがこれ。
正にへたっとって言う感じになってしまいました。
まるで空気が抜けた風船みたい。
勝手に代弁すると、”お尻を上げたあのポーズって結構疲れるのよ” ・・
”そう、そう、この先活躍する期間が長いからね” って声を掛けたい気持ちに・・
足をキレイキレイ中のハエ
俳句 ”やれ打つな蝿が手をすり足をする” のビジュアル版・後足編が、これ。
でも、この場合は、あの俳句から想起する、命乞いのポーズではないみたい。
ハエの味覚器官(人で言う舌)は、足の先っぽにあるそうです。
うまいか・まずいかを的確に判定する上で不可欠なクリーニングと言う訳ですね。
勝手にセリフ入れ・・”お腹も空いたし、きれいになった足で、次行ってみようか”。
(ヒトテンツヤホソバエと推定)

※6/17に都内で撮影