重装備でないと・・2018/03/04 20:22

重装備でないと・・
昨日に引き続き、巣作りに大忙しのアリ達の活動に注目しました。
まず見かけたのがこれ。カラカラに乾いた葉っぱをワッセワッセと運搬中。
しかし思う様に事は運びません。若草等に引っ掛かって立ち往生する事も度々。
巣穴にたどり着く迄に相当体力を消耗しそう。でも諦めて投げ出さない所は立派!。
カマキリの卵嚢を見つめるアリ
こちらは壊れたハラビロカマキリの卵のうに止まって、さてどうしようかと思案中。
確かに巣材や食料として魅力的なんでしょうが、いかんせんデカ過ぎて運べない。
仲間を呼び寄せて、この場で分解した方がいいかなって考えていたのかも・・
カメラに止まるゾウムシ
小さなアリの観察に、目も腰も疲れて一休み。
ふと、足元においたデジイチに目をやったら、こんな光景が目に飛び込んで来ました。
外付けのストロボに怪しい物影がぽつんと・・間違いなくゾウムシの仲間ですね。
目を皿にして探し歩いて来た被写体が、向こうからやって来てくれたと言う訳。
しかし、残念ながら接写の効くマクロレンズは、このデジイチに装着済み。
写そうにも写せない、何ともじれったい状況におかれてしまったと言う顛末です。
やむを得ず、ポケットに忍ばせていたコンパクトデジカメで一枚。
この大きさが限度でしたね。やはり草むら散策は重装備で行かないとダメかなぁ・・

※3/4に都内で撮影

気温上昇の日に・・2018/03/01 20:22

気温上昇の日に・・
予報通り台風一過の様な晴天に恵まれました。
気温も、今の時期としてはかなり高めに・・
目で肌で実感する春本番と言う事で一枚。植え込みで目にした黄色のスイセンです。
背後からの陽射しを受け、お日様のミニチュア版集合と言う感じで輝いていました。
まさにこの花にぴったりのシチュエーションだなぁと・・
サクラの枝で見たカマキリの卵嚢
これだけ暖かいと、サクラの蕾も春が来た!と勘違いして、もしかすると・・
って言う推測で見上げましたが、さすがにそれは性急な思いだった様です。
蕾は大分膨らんでいましたが、依然硬く閉じたまま。もう少しお待ちをって言う感じ。
所で気になったのは、同じ枝に付いていたハラビロカマキリの卵のうでした。
一見正常ですが、細部にはほじくられた形跡がありあり。更に風を受けてぶらぶら。
目立つ場所に産み付けられていたので、野鳥の攻撃を受けてしまった様です。
こうなっては、長い冬を越しての幼虫の誕生は望みようもありません。
この先更に暖かくなって行きそうなのになぁと、残念な気持ちで見上げました。

※3/1に都内で撮影

母虫の知恵が・・2018/02/10 20:31

母虫の知恵が・・
真冬の野では、次世代に生を託した母虫の苦心作を多く目にする事が出来ます。
それぞれが、冬の風景に巧妙に紛れて、ぼーっとしていると気づかない程。
例えばこれはミノガ(蛾)の幼虫が潜む通称ミノムシ。
葉や木屑等を寄せ集めたバリアを構築し、それを細糸で細枝に括り付けています。
ちょっと見には、地上に落ちる事なく枝上に留まった枯葉にしか見えません。
冬に活動が活発化する野鳥達の捕食行動から、いかにして、幼い命を守りきるか・・
母虫としての、知恵が全て結集された作品だなと感じました。
ハラビロカマキリの卵嚢
これは樹木の細枝に産み付けられたハラビロカマキリの卵嚢です。
がっちりした太幹に産卵される事が多いのですが、これは敢えて頼りない場所に・・
ミノムシ同様に枯葉への擬態?、或いは鳥はこの細枝には止まれないだろう?・・
何気ない光景ですが、これにも母虫の巧みな知恵を感じてしまいました。
オオカマキリのダブル産卵
この卵嚢を産み落としたのはオオカマキリの母虫です。
木を好むハラビロカマキリとは違って、野草を産卵場所に選ぶのがこの種の特徴。
で、このギシギシの茎を選んだと言う訳ですね。
それにしても、一気に二つも横並びで産んじゃうとはねぇ・・
ぼーっとしてた私でも気づいた程ですから、枯野での目立ち具合はかなりのもの。
大丈夫かなぁって言うのが、率直な感想でした。
さて、春の陽が降り注ぐ中、この双子卵嚢は無事孵化の時を迎えられるのやら・・

※2/10に都内で撮影

頼り甲斐のある・・2018/02/04 19:35

頼り甲斐のある・・
空に突き上がる大木。雪が降ろうが寒風にさらされようが、我関せずの逞しさです。
そんな木は、冬の眠りの最中にある生き物達にとって頼り甲斐抜群の存在と言えそう。
これはサクラの太幹で目にしたカタツムリ。抜け殻みたいですが、中身はばっちり。
この様に安定した場所に張り付いて、長い冬を越して行こうと言う算段です。
旬の時期とも言える梅雨時迄、長い間だけどお世話になりますって言う事みたい。
ハラビロカマキリの卵嚢
同じサクラの幹には、樹木依存の定番とも言えるハラビロカマキリの卵嚢も・・
びくともしない感じでしっかり産み付けられていました。
地表からの高さも、並の積雪量なら全然大丈夫って言うレベルでした。
念には念をいれて・・産み落とした母虫の周到さを強く感じました。
幹を這うアリ
冬の眠りのベストロケーションは大木・・って言うだけではないみたい。
眠らずに活動継続中の生き物にとっても、頼りになる存在の様です。
これは幹の表面をチョロチョロ歩き回っていたアリ。他にも数匹を目撃しました。
一体何をやっているのやら。表面から甘い汁でもしみ出してるの?・・
真相は判りませんが、ここにいる理由は当然ある筈。俄然興味が湧いてきました。

※2/4に都内で撮影

未来・過去・近未来2018/01/28 20:52

未来・過去・近未来
一面の枯れ色。見所は殆ど無しって言う感じですが、目を凝らせばそれなりに・・
多く目につくのが、息を潜めて春を待つ昆虫たちの越冬態です。
中でもカマキリの仲間のそれは、割と容易に発見が可能。
然るべき所にしっかり産み付けられた卵嚢を目にする事が出来ます。
これは、枯れたセイタカアワダチソウの茎で見たオオカマキリの卵嚢。
まるで、枯れ草の一部と見紛う程のはまり具合で周囲の環境にとけこんでいました。
アブラゼミの亡骸
カマキリの卵嚢は、やがて訪れる春に中から多数の幼虫が誕生する未来志向の物体。
一方、これは、とうに過ぎ去った日々の記憶をいまに伝える遺物です。
枯れ草に引っかかっていたアブラゼミの亡骸。
夏の陽を浴びて盛大な鳴き声をあげていた頃の姿そのままと言う所が、何とも悲しい。
ユキヤナギの冬芽が割れて・・
そんな物を目にした後、これを見つけた時は、ほっとしました。
枝にびっしり並んだユキヤナギの冬芽。幾つかは早くもこんな姿を見せていました。
固く閉じていた芽が割れて、フレッシュなグリーンがお目見えです。
カマキリの卵嚢に比べれば、こちらは、遥かに近い未来を予告するもの。
今はとても寒いけど、ほっと一息つける日もそう先の事ではないよと伝えている感じ。
縮こまってばかりはいられないなと元気付けられました。

※1/28に都内で撮影