そろそろ正常化?・・2018/09/22 21:09

そろそろ正常化?・・
夕方5時半過ぎに見た西の空。淡い紅色に染まった雲に確かな秋の訪れを感じました。
色々異変のあった最近の天候ですが、そろそろ正常化に軌道修正と言う事でしょうか。
コセンダングサの花に来た小さなアブ
草むらでも、秋の訪れを感じさせる野の花のデビューが続々と・・
ヒメヒラタアブが吸蜜に訪れていたのはコセンダングサの花でした。
小粒な可愛らしい花ですが、やがて生来の荒々しい素性を剥き出しに・・
鋭いトゲを持つ果実・いわゆるひっつき虫を実らせます。
自然観察散歩では、衣服にしつこくくっついてチクチクと肌を痛撃する迷惑者。
迷惑者、野にはばかるの光景を目にするのも、そう先の事ではない筈です。
オオカマキリ成虫
これも、秋本番のスタートを実感させられる光景です。
最終脱皮を終えて堂々とした姿に変身したオオカマキリ成虫。
この先の野では、絶対的な強者として、他の昆虫に恐れられる存在となります。
でも今日のところはまだ暇そう。しかしハンティングに多忙を極める日も間近な筈。
この姿からも、季節の時計の針が、正常に回り始めた事は間違いありません。

※9/22に都内で撮影

そろそろ先が・・2018/08/12 20:24

そろそろ先が・・
記録破りの暑さが続く今年の夏ですが、そろそろ先が見えて来た様に思えます。
草むらのあちこちで、それを感じさせる物に出会う機会が増えて来ました。
この幼虫もそのひとつ。キリギリスの仲間・ホシササキリの幼虫と思われます。
鋭角的な体形は、細身な秋の草に良く似合いそう。
イヌキクイモの花、開く
少数ですが、秋のヒマワリとも言えるイヌキクイモの花も開き始めました。
秋の野に生きる昆虫達にとっては、貴重な蜜源とも言える花。
様々な種が訪れて、その恩恵にあずかる筈です。
と言う流れを予測して、早くもそれを待ち受けるハンターの姿が・・
少し見にくいのですが、花の斜め右下、仰向けで茎に止まる茶色の物体です。
ハラビロカマキリの幼虫
接近して見るとこの通り。褐色タイプのハラビロカマキリ幼虫でした。
秋の終盤までその姿を確認できる、この先、息が長いカマキリです。
秋はどこで待ち伏せしていれば収穫多しって言う事を本能的に察知しているみたい。
確かにその通りだと思うけど、ちょっと気が早すぎるかもね・・
今日のところはかなり暇そうでした。

※8/12に都内で撮影

視線のきつさは・・2018/08/10 19:19

視線のきつさは・・
セミの声がどしゃ降りの桜並木で出会ったハラビロカマキリの緑色型幼虫です。
若齢幼虫時代には虚勢を張る為か、くいっと曲げていたお尻もほぼ正常な形に・・
この分だと、あともうひと脱ぎ(脱皮)で、成虫になりそうな感じです。
樹上のハラビロカマキリ幼虫
なぜサクラの木にいたかと言うと、ここがこのカマキリのホームグランドだから。
ずーっと草地主体のオオカマキリに対し、この種は成虫時には樹上生活に転換します。
と言う事で、終齢幼虫の今は、木登り訓練に懸命の日々らしい。
カメラマンの接近に気付いて、驚く程の速さでぐんぐん登って行きました。
で、こんな見上げアングルの画像しか撮れなくなってしまったと言う訳。
これだけ登って安全圏に入っても、こちらを睨む視線のきつさは相変わらず。
気の強さはまさに一級品ですね。

※8/10に都内で撮影

生命に危険を及ぼす・・2018/08/05 19:59

生命に危険を及ぼす・・
”生命に危険を及ぼす暑さ” と言う恐ろしい言葉を頻繁に耳にするこの夏。
その危険度が一向におさまる気配がありません。
夏の暑さに強い筈の昆虫達も、人と同様にこの暑さに閉口気味?・・
日陰に避難する姿を目にする事が度々です。
これはアオヤンマのそれ。水辺を飛翔する際の躍動感は消え失せ、ひっそり。
ハラビロカマキリ幼虫、日陰を求めて・・
成虫まであともう一歩と言う所まで来たハラビロカマキリ幼虫も同じく。
後脚を精一杯伸ばしたポーズで、日向から本体を避難させようとしていました。
今日のところは、獲物の捕獲より身の安全をはかる方が優先だったみたい。
絶命した蛾の幼虫
中には、日陰に逃げ遅れて絶命と言う悲劇的な結果に至った物も・・
草の繁みにぶらさがっていたこれはスズメガの幼虫でしょうか。
葉とは糸一本でとつながっていますが、だらーんとして生気が全く感じられません。
成虫にさえなっていれば、いくらでも日陰に避難出来たのに・・
この幼虫にとっては、最悪の巡り合わせだったんですね。

※8/5に都内で撮影

逃げ込んだ日陰で・・2018/08/04 20:26

逃げ込んだ日陰で・・
真夏の草地は、強烈な陽射しだけでなく、立ち昇る熱気も加わって正に殺人的な暑さ。
そこでの観察を諦めて、日陰となる場所に逃げ込む事が度々です。
何だか消極的な態度に思えますが、これがズバリ大当たり。
同じく、陽射しを避ける昆虫達の姿を多く目にする事が出来ます。
と言う事で、今日、日陰で出会った昆虫画像を4枚。
まずはこれ。立派な姿に成長したショウリョウバッタのカップルです。
太っちょのがメス、背中にちょこんと乗っかっているのがオス。
バッタの世界では良くある事とは言え、その体格差は歴然ですね。
オオカマキリの幼虫
ショウリョウバッタは、既に成熟の域に達した感じ。
いっぽう、このオオカマキリは、成虫まであともう一歩と言う段階の様です。
まだ翅が生えていないので、長距離移動が出来ないよって言う事?。
と言う訳で、手近な草に止まって、獲物よおいでおいでの待機ポーズに・・
確かに、とんがった形の草に対して相似形と言えなくもないけれど、色がねぇ・・
よほど鈍感な昆虫でない限り、ここには近寄って来ませんよね。
ツユムシの幼虫
しなやかな秋の草に合う昆虫と言えばツユムシが筆頭格に挙げられるでしょうか。
さて、今はどれ位まで成長したかと言うと、これ位でした。
成虫は、かなりおとなしめの雰囲気ですが、幼虫はこの通りワイルドな風貌。
厳しい暑さの夏の野で生きるには、これ位のコワモテが必要って言う事?・・
ツバメシジミの雄
最後は、出会ってほっとした一品を・・
葉っぱの上でゆったりと休息するツバメシジミでした。
おしゃれな尾状突起、ほんの少し覗いた表翅のクールな水色。
木立越しに吹く風が、肌に優しく当たるこの場所の雰囲気にぴったり。
出会えて良かったなぁと感じた瞬間でした。

※8/4に都内で撮影