夏日の草むらで・・2017/04/16 20:09

夏日の草むらで・・
今日は、東京でも今年初の夏日を記録したそうです。
そんな熱気に包まれた草むらで目にした ”やっぱりね!” の光景がこれ。
4/14の当ブログ記事にも掲載したオオカマキリ卵鞘です。
一昨日には数匹だけだった孵化幼虫ですが、今日は卵鞘の上にウジャウジャ・・
”卵鞘の大きさから推して、孵化はまだまだ続くぞ” と言う私の予測がズバリ的中。
暖かさに誘われて、この通り、孵化ラッシュとなった様です。
オオカマキリの幼虫
卵鞘直下の草の繁みでは、こんな光景も・・
独り立ちをした幼虫たちが、新しい生活の場を求めて続々と移動を始めていました。
同じくいま誕生中のキリギリス属の幼虫は、始めは草食性でやがて肉食性に・・
でも、カマキリ属の幼虫は、そんな過程を経ずに、最初から肉食性オンリー。
そこのところが何とも恐ろしい。
蜘蛛に捕らえられたマルカメムシ
のどかな雰囲気が漂う筈の春の草むらですが、そればかりでも・・
小さなクモに捕らえられて、細い糸でぐるぐる巻きにされた昆虫の姿が・・
その形から判断して、マルカメムシの成虫と思われます。
いよいよ、こんな光景をごく当たり前に目にする時期に入ったんだなぁと・・
カマキリの誕生も含め、食われる立場の昆虫にとっては要警戒の時期に突入です。
(蜘蛛は、ナガコガネグモ・雌の幼体と推定)

※4/16に都内で撮影

カレンダーが一枚・・2017/04/14 21:42

カレンダーが一枚・・
秋の草の枯れ茎が依然林立したままの草地。
そこでハードな視線が私を直撃!。
以前から観察して来た私にとっては、いよいよその時が来たなと感じた瞬間です。
オオカマキリ卵鞘
ハードな視線の持ち主はこれ。と言っても、拍子抜けする程のミニサイズですが・・
昨秋枯れ茎に産み付けられて冬を越したオオカマキリの卵鞘。その右上にぽつんと・・
左下に白っぽい孵化殼が垂れていますので、ここから誕生した同種幼虫に違いない。
孵化殼の数は、まだちょぼちょぼって言う感じ。
この卵鞘のサイズから見てもこの程度で済む筈がない。この後、孵化が続々と・・
オオカマキリの幼虫、歩き出す
先陣を切って誕生した幼虫。生まれ故郷の卵鞘を離れ、茎を伝って上昇開始です。
まだまだ頼りない極細体形だけど、やがてオオカマキリらしいどっしり体形に・・
そして様々な昆虫達から恐れられる狩猟者に成長して、秋風が吹く頃まで・・
そんな昆虫世界の季節のカレンダーが、一枚めくられた事は間違いありません。
ルリシジミの交尾
カレンダーが一枚めくられた事は、このシーンからも明白です。
春の訪れと共に、先陣を切って登場したルリシジミ。
これ迄は単独行動ばかりでしたが、今日は、こんなホットなシーンも・・
行動はホットだけど、翅色がこれですから、漂う雰囲気はやはりクールですね。

※4/14に都内で撮影

もうひと頑張りを・・2017/04/07 20:48

もうひと頑張りを・・
晴れマークのない週末の予報が気掛かりですが、東京のサクラは今まさに見頃。
土日には、花見客で賑わう筈の桜並木ですが、今日は人通りもまばらでした。
行き過ぎる人の足取りは、揃って超スロー。
贅沢な花見気分と言ったところでしょうか。
今まさに見頃
風がかなり強く吹きつけていたのですが、花びらが散り急ぐ気配は皆無。
しかし、この咲きっぷりを見ると、その時が間近に迫っている様に思えます。
開花からかなり思わせぶりな展開を見せた東京のサクラ。
もうひと頑張りのサービス精神を期待したいところ。
サクラの枝で見たハラビロカマキリ卵鞘
視線はどうしても花の姿に向かってしまいますが、更に目を凝らして見ると・・
ありました!・・樹上に産卵する習性を持つハラビロカマキリの卵鞘。
がっしり枝に張り付いて新生命誕生の時を待っています。
花が散って、新しい葉が枝を埋め尽くして・・それより少し先の事でしょうね。

※4/7に都内で撮影

葉っぱの赤ちゃんが・・2017/03/27 20:16

葉っぱの赤ちゃんが・・
様々な樹々の芽吹きが続いています。
固く閉じた冬芽が割れて誕生した幼い葉の行進。
目に沁みる様なフレッシュグリーンを目にすると、大いに元気づけられます。
(イボタノキ)
まず赤色から・・
木によっては、若緑に変わる前に一段階前置きの色に染まるものも・・
赤色基調から次第に緑色基調に変色して行く例が多い。
正に葉っぱの赤ちゃんって言う感じ。オギャーオギャーって?・・
(クスノキ)
ハラビロカマキリの卵鞘
俄然賑やかになって来た木立の中、依然冬姿のままの木もまだ多く存在します。
しかし、それらのお目覚めも、そう先の事ではない筈。
枝にあるハラビロカマキリ卵鞘が誕生の時を迎えるよりはずーっと早いでしょうね。

※3/27と3/25に都内で撮影

重い布団から・・2017/03/01 20:47

重い布団から・・
春の花の顔見せが続いています。
地べたスレスレでは、ヒメオドリコソウのピンクの花もチラホラと・・
幅広の葉の間から、ちょこんと顔を出した様な咲き方が特徴です。
重い布団から顔を覗かせた寝坊助みたいで、どこか微笑ましい。
ユキヤナギの花開く
低木ユキヤナギの白い花もお目覚めの様子。
まだ所々にって言う咲き方ですが、やがて枝に白い雪が積もった様な光景が・・
蜜を求める昆虫達にとって、待ちに待った日の訪れが刻一刻と近づいています。
オオカマキリの卵鞘
冬の間、ユキヤナギの枝に宿借りをして来たオオカマキリの卵鞘は今日もひっそり。
花盛りを目前に控えたユキヤナギにとって、迷惑な状態が依然継続中です。
さて、やがて生まれる幼虫がこの木の害虫駆除の任務を果たすのかどうか?・・
そうあるべきとは思いますが、そこ迄の恩義を感じているかは判りませんね。

※3/1に都内で撮影