それぞれの日向ぼっこ2018/12/05 21:57

それぞれの日向ぼっこ
サクラの幹に止まるハラビロカマキリ雌。このポーズのまま固まっていました。
傾き始めた西陽の方角に背中を向けて、日向ぼっこの心地よさを堪能中だったみたい。
産卵と言う重要任務も終えて、今はのんびり余生を過ごす時期に入った様です。
ハラビロカマキリの日向ぼっこ
緑色の体色が幹の褐色と高コントラストを成して、かなり目立っていました。
でも、この際、そんな事は気にしていられない。
陽射しの暖かさを享受する事が最優先の様でした。
ガガンボも日向ぼっこ
でっぷり体形のハラビロカマキリは、陽射しを浴びる効率がかなり高そう。
でも、この超スリム体形を持つ昆虫の場合は?・・
樹下に敷き詰められたコケの上に止まっていたガガンボです。
じーっと動かなかった所を見ると、カマキリ同様日向ぼっこを楽しんでいたみたい。
ガガンボの頭部
カマキリ比、存在感では完璧に負けてますが、頭部を拡大してみるとこの通り。
ちゃんと触覚があるし。大きな黒目もある。必要パーツは全て揃っていますね。
寒さが厳しさを増すこれからは、この様な貧弱体形の持ち主の方が有利なのかも・・
虫は見かけによらないの代表例と言えるかも知れません。

※12/5に都内で撮影

いよいよ冬本番2018/12/02 20:37

いよいよ冬本番
基本的には晴天なんですが、陽射しを遮る雲が掛かりがちな一日でした。
葉を落とし尽くした木の枝に止まっていたのは、二羽の野鳥。
その甲高いさえずりに、いよいよ冬本番だなぁを強く実感しました。
サザンカの花に来たホソヒラタアブ
暗い風景の中でも場違いな程の鮮やかさを見せていたのは、サザンカの花。
寒さがつのり始める今の時期を敢えて選んで開花する貴重な彩りです。
人はその彩りに心を癒されますが、花芯に接近中のこれは、あくまでも食欲優先。
翅を高速で震わせて空中停止し、蜜源を確認中のホソヒラタアブでした。
冬の間も活動を継続する寒さに強いアブ。勿論この花とはじっこんの仲です。
クズのつるで見たオオカマキリの卵のう
秋には盛んな産卵行動を見せたカマキリ達ですが、既に作業を完了した模様。
母虫の姿はさっぱりだけど、それぞれの苦心作を多く目にする時期に入りました。
これはヒョロヒョロと伸びたクズのつるに産み付けられたオオカマキリの卵のうです。
頼りない感じのする箇所ですが、卵のうを狙う野鳥対策としてはベストな選択かも。
冬の強い風にゆらゆら揺られながら春を待つ。中に眠る幼い命の無事を祈るばかり。

※12/2に都内で撮影

擬態を見破る2018/11/25 21:39

擬態を見破る
黄色系の温かみのある色に変色したヤナギの葉。
季節の進展を記録する意味で一枚と言うこともありますが、私的には別の理由も・・
強く興味を惹かれた対象が、画像ほぼ中央に写っています。
ヤナギに止まるハラビロカマキリ・雌
これでした。細枝に止まっていたハラビロカマキリのメス。
丸々と太ったお腹の様子から察するに、産卵場所探しに奔走中の個体と思われます。
穏やかな今日の陽射しを浴びて一休みと言ったところでしょうか。
自分の色に似た場所で一息ついていたのに、見破られたか!って言う感じ?・・
出来れば気づかないふりをした方がいいのでしょうが、それでは写真が撮れない。
と言う事で、擬態に敬意を表しつつ、迷惑な接近ショットを一枚。
目が怒っていたかなぁ・・
越冬中のクビキリギス
こちらは自分の選んだベストな擬態場所を、頑として動かないものぐさ派?・・
植え込みに葉に止まる緑色型のクビキリギスです。
これは今日撮影した物ですが、一週間前にも同じ場所で同じ個体を撮影しています。
それが下の画像です。
緑の葉に潜むクビキリギス
11/18に撮影し、同日のブログ記事に掲載した画像です。
今日のは、過日撮影分の使い回しと思われるかもですが、脚の開き具合に注目を。
開き角度が微妙に違っていますね。
この種は、成虫のまま越冬をする習性を持ちます。
場所はこの葉に固定、でも体は若干動かす。そんな日々を過ごしているのでしょうか。
退屈そうだなぁ・・

※11/25に都内で撮影(最下段は11/18に撮影し、ブログに載せた画像の引用掲載)

落葉急ピッチ2018/11/22 21:19

落葉急ピッチ
サクラ並木の樹々も真冬への対応を急ピッチで進めている感じ。
樹下にはおびただしい数の落ち葉が敷き詰められていました。
寂しい光景の筈ですが、様々な色の葉が混じり合って、かなり賑やか。
サクラの幹で見たハラビロカマキリの卵のう
落葉を急ぐサクラの太幹で目にしたハラビロカマキリの卵のうです。
小粒ですが、綺麗に整った形で、親虫の産卵スキルの優秀さを物語っている感じ。
中に眠る幼い生命を護る上では理想的な一品と言えそうです。
但し気がかりな点が一つ。葉を散らし尽くしたサクラ並木は遮る物もなく見通し良好。
卵のうをほじくり返して食べてしまう外敵=小鳥の目にも止まりやすい筈です。
そんな災難に見舞われる事なく、無事春を迎えられる事を祈るばかり。

※11/22に都内で撮影

この先一人で・・2018/11/17 21:22

この先一人で・・
秋と冬の境目にある事を物語る感じの高い空が広がりました。
そこに掛かるのは、刷毛をすーっと走らせて描き出した様な軽めな雲。
眺めているだけで、気分が軽くなりました。
こんな日はきっと・・と言う事で、地上に観察の目を向けたのですが・・
ハラビロカマキリの卵のう
めざす昆虫の姿はさっぱり。
その代わり目に入るのは、この様に黙して動かずの物ばかり。
樹木の細枝に産み付けられたハラビロカマキリの卵のう。
通常目にする物に比べ、その小ささが際立っていました。
もしかすると、これを残したメスが最後に産み落とした打ち止め品なのかも・・
さて、そのメスはどこに?・・近くを探りましたが、出会いは叶わずでした。
セグロアシナガバチ
昆虫については、手応え殆どゼロだなと思っていたら、耳元で恐ろしい音が・・
ブーンと翅を震わせる音!・・攻撃性の強いハチが発する威嚇音でした。
じっと動かずを貫いて事なきを得ました。ほっとして、目を転じたらこのとおり。
威嚇音の発生源・セグロアシナガバチのメスがサクラの幹に張り付いていました。
今の時期、同種の新女王蜂は元いた巣を離れ、単独行動に入るとされています。
そして越冬生活を送り、来春に誰の手助けも借りずに新しい巣作りをするらしい。
今は、その準備段階なのかも知れません。
この先一人(?)で大変だねと声を掛けたいけれど、音で脅かすのは願い下げだなぁ。

※11/17に都内で撮影