桜並木の今2018/04/13 21:03

桜並木の今
花見客で混雑した桜並木の現在の様子です。
花の後を受け、枝を賑わしている若緑の葉が目に眩しく映りました。
人の目を惹くサクラ劇場の第二幕開演。その割りには人影もまばらでひっそり。
今の時期限定なのにね。ちょっと惜しいなぁと言う気持ちに・・
サクラの若葉にいたヤブキリ幼虫
人影はまばらでも、ある筋にとって今のサクラ並木は実に魅力的な場所の様です。
柔らかくておいしそうな若葉に惹かれてやって来る昆虫の数、極めて多し。
これは、そんな葉の一枚に止まっていたヤブキリ幼虫です。
”はやく大きくなる為にムシャムシャ食べるんだ” って駆けつけて来たみたい。
確かに今は情けない位に小さいですね。
少しヘンテコな尺度ですが、桜餅の葉を思い浮かべれば、その小ささに納得かなと・・
ヨコヅナサシガメ成虫
同じ木の幹に目を写したら、穏やかならざる物の姿が・・
ヨコヅナサシガメ(カメムシの一種)成虫でした。
この種は肉食性。サクラに来る昆虫を捕らえて体液を吸おうと言う算段の様でした。
毛虫や芋虫などが主なターゲットの様ですが、その他の種も決して油断出来ません。
って言うか、人の場合も・・鋭い口吻で刺されると非常に痛いらしい。
新緑の美に惹かれて、思わず木に近づき過ぎると・・

※4/13に都内で撮影

お日様頑張って2018/03/21 15:38

お日様頑張って
穏やかな春の空とは正反対、みぞれ混じりの冷たい雨が降る春分の日となりました。
ようやく春の息吹が満ち始めた草地も、こんな日はしーんと静まり返っていた筈。
これは晴天の日に見たアカヒメヘリカメムシ成虫。私にとっては今季初遭遇でした。
数を増し始めた野草の緑に反応し、”さぁ食うぞ” って登場した模様。
しかし、今日の空の下では、出鼻をくじかれた感じで、物陰でひっそりでしょうね。
早起き昆虫達にとっては、春の始まり特有の不安定な天気が、かなり悩みの種かも・・
カタバミの花
これも、晴れの日に地面すれすれで咲いていたカタバミの花。
小さいけれど、明るい黄色の存在感はかなりの物でした。
草むらに落ちていた小さなお日様って言う趣さえ・・
さて本物のお日様は?・・サクラも開花したしぜひ頑張って欲しい所なんですが・・

※本日撮影の画像ではありません(3/17と3/18に都内で撮影)

この形にピンと来たら・・2017/12/26 20:35

この形にピンと来たら・・
昆虫観察の成果は、今日もゼロだったねと、ガッカリ気分で辿り着いた自室前。
自室前の廊下に怪しい物影が・・どう見てもカメムシの仲間である事は間違いなし。
早速バッグからコンパクト機を取り出して、路面スレスレの接近写を一枚ゲット。
この後調べてみたら、成虫で越冬するクサギカメムシと判明しました。
それにしても、どうしてこんな所をはってるのって言う感じですが・・
この種は、暖をとれる人家を越冬場所に選ぶ事が多いんだとか。
そして、カメムシ特有の例の悪臭を放つ迷惑行為を働くらしい。
もしかして、我が家への侵入を企てていたのかもね・・
クサギカメムシ成虫
そんな素性も知らずに、こんな所にいると踏み潰されちゃうよって、救助活動を・・
指で摘んで廊下の外側に移しました。その際、指に匂いが付かなかったのが不思議。
一応、注意喚起の為、手配写真風のショットを一枚掲載します。
この形にピンと来たら、くれぐれもご注意を・・ですね。

※12/26に都内で撮影

匂いを頼りに・・2017/12/07 20:49

匂いを頼りに・・
昆虫との出会いを期待しての散歩も、収穫がほぼゼロの日が増えて来ました。
そんな中でも、”僕らは元気だよ” って言う感じの姿を見せてくれるのがカメムシ達。
成虫で越冬するタフな種が多い為ですね。
有り難いのは、ぷーんと漂う匂いで、遠くからその存在を察知出来る種が多い事。
その代表種がこのマルカメムシ。これはクズのつるで吸汁中の二匹です。
ミナミアオカメムシ
緑色のミナミアオカメムシが張り付いていたのも、木立の中を這うクズのつる。
日向ぼっこ 兼 吸汁に最適な場所を独り占めって言う感じでした。
旺盛に繁茂したクズのつるも、やがてカラカラに乾いて枯れ果てる定め。
汁を吸うなら今の中って言う事かも。
さて、クズのつるが枯れた後、カメムシ達は、どこで食欲を満たすのか?・・
匂いを頼りにしたカメムシ探索が、この先も続きます。

※12/7に都内で撮影

冬を乗り越える2017/11/27 21:34

冬を乗り越える
寒気の強まりと共に、草むらで出会う昆虫もごく限られた物になって来ました。
その限られた物の一つがこれ。出会うと何故かほっとするナナホシテントウです。
成虫での越冬が可能なタフな奴・・とは言え、冬場に見る姿は他の季節とは大違い。
トレードマークのちょこまか歩きは影を潜め、じーっと固まっている事が殆どです。
これは枯れかけた草の葉の窪みに頭から突っ込んで、お休みモード全開中。
無駄な動きはせずに、体力を温存しようと言う作戦の様です。
ハリカメムシ成虫
カメムシの仲間の多くも、成虫として冬を乗り越える事が可能です。
これは、ほぼ平常通りの動きを見せていたハリカメムシ。
イネ科植物に被害を与える害虫だそうですが、その秘密はこのタフさにあるのかも。
イネ科植物が再び繁茂する迄、寒さに耐えて現役続行中。
”憎まれっ子世にはばかる” の典型例と言えるでしょうか。

※11/27と11/26に都内で撮影