待ち望んでいた春の陽に・・2020/03/08 18:40

待ち望んでいた春の陽に・・
今日は生憎の雨にたたられましたが、好天に恵まれればすっかり春本番の雰囲気。
そんな日に撮影した昆虫の日向ぼっこシーンを2枚掲載します。
まずはマルカメムシの日向ぼっこ。止まっていたのは、細長い草の葉の先っぽでした。
そんな危ない所でしなくてもと思えますが、器用にバラン取りながらリラックス・・
転げ落ちそうになったら、翅を開いて飛べばいいやと言う事でしょうね。
突然日向ぼっこを始めたナナホシテントウ
これは、若草が生え始めた草地で目にしたナナホシテントウ。
それ迄アブラムシを探して忙しく歩行を続けていましたが、突然、固まりました。
この葉っぱは、お日様の方向に開いているので、陽射しが燦々。
日向ぼっこに最適な場所と言う事で、獲物探しは暫く中断となったみたい。
最初のマルカメムシもこのテントウも、成虫のまま長く寒い冬を越して来た種。
待ち望んでいた春の陽射しを、目一杯浴びたい気持ちが最優先の様です。
今日の様な雨が降り続く日は、願い下げに違いありません。

※本日撮影の画像ではありません。
※3/1(マルカメムシ)と、3/6(ナナホシテントウ)に、いずれも都内で撮影

今日もいるかな?・・2020/02/08 21:19

今日もいるかな?・・
昆虫観察の超閑散期と言える今、私が定期的に目を向ける対象があります。
それは、今も青々とした大柄の葉を付けるヤツデ。
葉っぱをそーっとひっくり返して、今日もいるかな?って・・
結果的には成果ありでした。葉脈に沿うように取り付いている怪しげな物体。
この距離からでは、何が何やらですが・・
仲良く並んで・・
詳細を確認するとこの通り。
葉脈から出た汁の塊をゆりかご代わりにして潜む(?)ヤツデキジラミの幼虫です。
ご覧の通り、大小二つの幼虫が仲良く並んでいました。
そんなところにいて溺れ死ぬ危険はないの?って心配したのですが、果たして?・・
※注:画像上方が頭部、目がやたら大きいです。
ヤツデキジラミ
同じヤツデの木の葉では、幼虫時代を卒業した個体も確認出来ました。
名前にヤツデがつく通り、一生を通じてヤツデに依存し続ける昆虫です。
何も害を与えなければいいのですが、葉を枯らすスス病の原因にもなるのだとか・・
ヤツデにとっては、絶対取り憑かれたくない迷惑者の筈。
虫が少ない時期に願ってもない場所だなんて、嬉しがってはいけないのかも・・

※2/8に都内で撮影

葉裏にも要注目!2020/02/01 21:27

葉裏にも要注目!
目にする昆虫の数が極端に少ない今、救いを求める気持ちで見つめるのがヤツデの葉。
今日もそうしてみました。結果としては成果あり・・と言っても新鮮味は全く無し。
葉脈から吸汁中のルビーロウカイガラムシ。微動だにせず、ただ張り付いているだけ。
こんな生き方もあるんだなと感心する事しきり。それにしても退屈なやつだなぁと。
ゲル状の塊に潜むヤツデキジラミ幼虫
ヤツデの葉については、裏側にも要注目と言う事でひっくり返してみました。
結果的には収穫あり・・と言っても、こちらも、動きは全く無し。
ぶよぶよしたゲル状の塊の中に潜んでいた2匹の幼虫。
こちらもヤツデの葉の常連・ヤツデキジラミの幼虫です。
こちらもヤツデキジラミの幼虫
ぶよぶよの塊から抜け出し掛けている幼虫もいました。
ぽちっとした赤い目がチャーミングかなと・・
さて、ヤツデの葉裏を生育場所にするこの幼虫が成長した時の姿とは?・・
ヤツデキジラミ成虫
これです。去年12月3日に同じヤツデで撮影したヤツデキジラミの成虫。
食性は、ヤツデの葉からひたすら汁を吸い出す事。
一生を通じて、ヤツデの葉と縁が切れない暮らしぶりなんですね。
ヤツデの葉は大柄なので被害としては微少かもですが、鬱陶しい奴に違いありません。

※上段3枚は2/1に、最下段は昨年12/3に撮影し同日記事に掲載した画像の引用です。

寒さに負けず・・2020/01/31 20:27

寒さに負けず・・
二日続いた4月初旬並みの暖かさも終了。今の時期らしい寒さが戻ってきました。
時ならぬ気温に身体の芯が緩んでしまった様で、寒さが一層厳しく感じられました。
そんな中、草地では、寒さ何するものぞ!と勇ましい姿を見せる野草が・・
とんがり頭の穂を持つヘラオオバコ 。
今日の目撃はこの2本だけでしたが、それでも次の段階に進んだ事は間違いなし。
アワダチソウグンバイ
パワー溢れる野草がいる一方、蜜を求めてそれを訪れる昆虫たちの動向は?・・
ほぼ動きなしと言うのが実情でした。吹き付ける強い北風の影響もあったみたい。
しかし、じーっと目を凝らしたら、意外なやつがノロノロ地面を這っていました。
へんてこりんな形をしたアワダチソウグンバイ成虫。外来種のカメムシです。
名前の通り、セイタカアワダチソウに寄生する種なんですが、今は完全に時期外れ。
いったい何を求めてウロウロしていたのやら・・
それにしても、吹けば飛ぶ様な薄っぺらい姿で厳しい冬を生き抜いているなんて・・
昆虫は見かけによらないの典型例かも知れません。
※注1:画像上方、2本の触覚が生えている部分が頭です。
※注2:参考に、シーズンオフでない時に撮影した同種の画像を下に掲載します。
あれもこれも、カメ

※1/31に都内で撮影
(参考画像は去年5/19に撮影し、5/20の記事に掲載した画像の引用掲載です)

大晦日の観察記録2019/12/31 18:53

大晦日の観察記録
遠目には、まだ、葉っぱを残している落葉樹もあるんだなぁと思えたのですが・・
近づいてみたらこの通り。葉っぱに見えたのは、群れをなすスズメ達でした。
こちらの接近に気付いて、それっと飛翔を開始。
さて、彼らが目指す先とは・・
してやったりの表情・スズメ
その目的地で、くちばしに何かをくわえ、してやったり!の表情を浮かべていた一羽。
ここは樹下のアスファルト面。そんな所にも餌になる物が転がっているんですね。
小さいながら、旺盛な食欲と優れた観察眼で、厳しい冬を乗り越えてゆくツワモノ。
強まる寒さを受け、すっかり寂しくなってしまった昆虫世界とは大分違うなぁと・・
ひ弱そうなカスミカメムシは健在!
でも、いることはいるんです。良く目を凝らせば・・
これは、花壇の花に止まっていたカスミカメムシ。
なんとも存在感のない姿で、じーっと目を凝らさないと、発見は困難なくらい。
この手のひ弱そうなやつが、しぶとく生き残って行く所が、昆虫世界の面白さ。
年明けには寒さがより厳しくなる筈なので、目の凝らし度を更にアップさせないと・・

※2019年も、いよいよ残り数時間になりました。
この一年、当ブログにお付き合い頂きありがとうございました。
来たる年も、すぐそこの自然に、興味津々で注目していきたいと思っています。
引き続きご覧頂ければ幸いです。
それでは、良いお年をお迎えください。

※12/31に都内で撮影