頼り甲斐のある・・2018/02/04 19:35

頼り甲斐のある・・
空に突き上がる大木。雪が降ろうが寒風にさらされようが、我関せずの逞しさです。
そんな木は、冬の眠りの最中にある生き物達にとって頼り甲斐抜群の存在と言えそう。
これはサクラの太幹で目にしたカタツムリ。抜け殻みたいですが、中身はばっちり。
この様に安定した場所に張り付いて、長い冬を越して行こうと言う算段です。
旬の時期とも言える梅雨時迄、長い間だけどお世話になりますって言う事みたい。
ハラビロカマキリの卵嚢
同じサクラの幹には、樹木依存の定番とも言えるハラビロカマキリの卵嚢も・・
びくともしない感じでしっかり産み付けられていました。
地表からの高さも、並の積雪量なら全然大丈夫って言うレベルでした。
念には念をいれて・・産み落とした母虫の周到さを強く感じました。
幹を這うアリ
冬の眠りのベストロケーションは大木・・って言うだけではないみたい。
眠らずに活動継続中の生き物にとっても、頼りになる存在の様です。
これは幹の表面をチョロチョロ歩き回っていたアリ。他にも数匹を目撃しました。
一体何をやっているのやら。表面から甘い汁でもしみ出してるの?・・
真相は判りませんが、ここにいる理由は当然ある筈。俄然興味が湧いてきました。

※2/4に都内で撮影

雨さえやめば・・2017/10/20 22:04

雨さえやめば・・
爽やかな秋晴れは今日もお預け。しかし、時折薄日が射す時間帯もありました。
雨の時にはさっぱりだった昆虫達の活動も、その時間帯に限って復活です。
依然花盛り続行中のセイタカアワダチソウに来ていたのは、モンシロチョウ。
意地悪な雨にも負けず、綺麗な翅を保ち続けている事に、ほっと一息。
ニラの花にいたヤマトシジミとコアオハナムグリ
ニラの花も今が花盛り。秋を生きる昆虫たちを惹きつけてやまない様です。
これは仲良く(?)食事中のヤマトシジミとコアオハナムグリ。
このシーンの両者にも、体の傷みは全く確認出来ません。
雨に耐える力は、人が思う程にやわではないのかも・・
小さなカタツムリ
”あれっ!、止んじゃったの、困るよう” って言いたげな奴も・・
同じニラの花に所在無さげに止まっていたチビカタツムリでした。
自慢のツノも縮んでしまい、本調子とは言えない感じ。
おかげで、ツノの先端にあるまんまる目をじっくり観察する事が出来ました。
こうしてみると、結構かわいいですね。

※10/20に都内で撮影

今日も秋雨2017/10/14 20:18

今日も秋雨
秋の雨は、真夏を挟んでの梅雨の裏返しとされますので、仕方ないけれど、鬱陶しい。
水辺の草に止まっていたコバネイナゴもそんな心境でしょうか。
いつもなら、盛大な食い跡を付けて食欲全開なんですが、今日はひっそり。
キクイモの花に止まるカタツムリ
反対に、カタツムリ達は ”今日もいいお日和だね” って言う感じ。
草地のあちこちで、数多くを目にしました。
これは、キクイモの花の枯れ掛かった花芯に止まっていた一匹。
頭部を花芯に接近させて、どうやらお食事中だった様です。
カタツムリの食性は、植物が主対象で、特に枯れかかった物がお好みらしい。
ここにいるのは当然の行動なんですね。
ジョロウグモは魔女の顔?
一方昆虫たちは、総じて雨は苦手。
そしてそれを狙う蜘蛛たちも同様にと言う事なんですね。
網を張れども、引っかかるカモは現れず、ただ網中央にじーっと鎮座するのみ。
おかげで、今日はじっくりとディテールを観察する事が出来ました。
これは、ジョロウグモ(雌)のお腹に注目した一枚。
以前から、まがまがしい感じだなぁと思っていたけれど、こう迄凄いとは・・
魔女の顔をも連想させる様な・・残忍な性格が顔に現れるの典型でしょうか。

※10/14に都内で撮影

降り出した雨に・・2017/09/22 22:15

降り出した雨に・・
なんとか心と秋の空って言いますが、見上げる空の変化は正にその通り。
昨日のすかっとした晴天から一転、重苦しい雲が掛かる暗い空が広がりました。
予報より早く降り始めた雨。観察地にはセミも声もなく、弱い雨音だけが・・
アオドウガネ
どの昆虫も雨に濡れるのは苦手。草の繁みの奥に身を隠すのが常套手段です。
それを実践中だったのが、このアオドウガネ。
しかし雨宿りの効果は殆ど無しの感じ。背中にも雨滴が溜まり始めていました。
昼間は寝て過ごし、夜になると活動を始める夜型甲虫です。
いい雨宿り場所を探している最中に、眠気に襲われて、眠り込んでしまったのかも・・
硬い殻がガードしてるから大丈夫と思うけど、そろそろ起きた方がいいんじゃ?。
カタツムリはVサイン
一方こちらは、雨大歓迎、もっとふれふれって大喜びの図。
頭のツノのVサインが、ウハウハ状態を表現している様にも・・
何をしているのか観察してみたら、葉が宿した雨滴を吸い取っていたみたい。
なるほど、カタツムリの水分補給は、こうしてやるのかぁ・・
ショウリョウバッタ
カタツムリのツノはVサイン。一方このショウリョウバッタのそれは情けない状態。
一体どうしちゃったんでしょうね。
夏の野の主役とも言えるこのバッタ。そろそろ数を減らし始める頃でしょうか。
ひょうきんな顔だなぁと、いつも思っていたけど、今日のそれには哀愁が・・

※9/22に都内で撮影

活気づくのは・・2017/09/06 20:17

活気づくのは・・
ぐずつき気味の空を、8月から受け継いでしまったのでしょうか。
音を立てる様な雨ではないものの、降ったり止んだりの繰り返しでした。
こんな日に活気づくものと言えば、何はともあれ、まずこれですね。
梅雨時以降目にした中では最大級のカタツムリ。
”今年は我らの当たり年だよ” って大喜びなのかも・・
キノコの親子?
こちらも、湿り気たっぷりで、大喜びの一団。
地面からではなく、伐採木の廃チップそのものから生えていました。
私はこれを見た瞬間、カルガモ親子の集団移動風景を思い浮かべてしまいました。
あちらも雨が降る中を、さぁ、みんな、お母さんについてらっしゃい!って・・
ホソハリカメムシ幼虫(推定)
昆虫の多くは、雨の日には、全然調子が出ないって言う雰囲気ですね。
このカメムシ幼虫なんて、自慢の長い触角が、うなだれてしまって、気の毒な程。
イネ科の植物の害虫として知られるホソハリカメムシの幼虫でしょうか。
不順な天候続きだった今年の夏、この種が食するイネ科植物の生育具合は?・・

※9/6に都内で撮影