それぞれの居場所で・・2017/04/19 20:59

それぞれの居場所で・・
殆ど同じ様な体形のキリギリスの仲間三種の幼虫が顔を揃えました。
それぞれがそれぞれの居場所で、早く大きくなる為の活動をしています。
これはご本家キリギリス。綿毛を飛ばしつつあるタンポポの花芯でムシャムシャ。
この様に、間近で、その食時風景を眺められるのも、今のうち。
やがて、終生の生活拠点・草の繁みの奥に身を潜める隠密行動に入ってしまいます。
ヒメギスの幼虫
黒っぽい体形が凄みを感じさせるこれはヒメギス。
キリギリスと同じく草むらを生活の場としますが、水辺に近い所を好む様です。
これもそんな場所での遭遇でした。
樹上にいたヤブキリ幼虫
最後は、今の草むらでの多数派・ヤブキリ幼虫です。
この日は、いつもの草むらではなく、何とも変な場所での遭遇でした。
太いサクラの幹を上に向かって、そろりそろり・・
この種は、成長につれて樹上居住へのライフスタイル転換をはかります。
その本能に突き動かされて・・と言う事でしょうか。
ちょっと早すぎだと思うけど・・今は草むらでの花食いに集中したほうが・・

※キリギリスは4/19に、他2種は4/16に、いずれも都内で撮影

※撮影メモ:最近撮影の 3:2アスペクトレシオの画像について:
α6000にSONY FE 2.8/90mm Macroを付けての撮影をメインとしています。
APS-C版なので135mmの望遠マクロとなり、警戒心旺盛な昆虫の接写に最適です。
手ぶれ補正も強力、ボケ味等描写性も良好でお気に入りの組み合わせになりました。

初めての夏日に・・2017/04/15 19:59

初めての夏日に・・
幾ら何でも早すぎると思うけど、各地で気温20℃以上の夏日を記録したそうです。
とぼとぼ歩きの草むら散歩でも、じっとりと汗ばむくらい。
と言う事になれば、当然の事ながら、昆虫達の動きも活発に・・
かなり忙しそうに飛び回っていたのがこれ。草むらのお転婆娘・ベニシジミ。
鮮やかな翅色は、今日みたいなカーッと照りつける陽射しがお似合いですね。
キリギリスの幼虫
草の葉から草の葉へ・・ピンピン飛び跳ねていたのが、キリギリスの仲間。
これ迄はヤブキリばかりでしたが、今日はご本家キリギリスの幼虫にも初遭遇!。
真夏の象徴・チョン・ギースと言う鳴き声を耳にするのは、まだだいぶ先の事。
しかしそれに向かって、季節が一歩前進した事は間違いありません。
ヨコヅナサシガメの終齢幼虫
成虫化一歩手前まで来た幼虫達にも、気温上昇は強力な援軍となったみたい。
これはハンノキの幹を這っていたヨコヅナサシガメの終齢幼虫です。
多数がそこいら散策を実行中。餌となる昆虫探しに熱が入っていた様です。
今日の様な暖かい日が数日続けば、一気に成虫化する事は間違いなし。
襲われる側の昆虫達にとっては、油断大敵な日々が間近に迫っています。

※4/15に都内で撮影

モリモリパクパク2017/04/13 20:21

モリモリパクパク
早く大きくなる為にはモリモリパクパク大食いしなくちゃ・・って言う事でしょうか。
春の草が生え揃った草むらでは、様々な昆虫達の大食漢ぶりを目にする事が出来ます。
これは、タンポポの花が大好物のヤブキリ幼虫。
今日は綿毛を飛ばし切った丸坊主の一輪に止まっていました。
花を食べた後のお口直しにこれもいいのよって言う事?。
しかし、どうやって食べるの?・・
コアオハナムグリお食事中?
一方、花食いの真っ最中だったのが、コアオハナムグリ。
全身花粉まみれと言う状態で、一心不乱に大食い中?・・
って言うか、微動だにしませんでしたので、お腹がくちくて眠りこけたのかも・・
アブラムシを狙うナナホシテントウ幼虫
これは、カラスノエンドウで目にした一触即発の食事風景。
左側の緑色のは草の汁を吸うアブラムシ。右側黒いのはナナホシテントウ幼虫です。
成虫同様、他の昆虫を捕食する肉食性。この後の展開は・・容易に想像出来ますね。
穏やかな雰囲気が漂う春の草むら。しかし実態はそれ程のどかな物ではありません。

※4/13に都内で撮影

ウハウハの時期に・・2017/04/10 20:22

ウハウハの時期に・・
寂しかった草地に活気与える黄色。群れを成して咲くタンポポです。
人にとっては邪魔に感じられた雨ですが、その恵みを受けて元気百倍って言う感じ。
ところでこのシーン、右下の花の中央にちょっと気になるものが・・
タンポポを食すコアオハナムグリ
体を花粉だらけにして食事中のコアオハナムグリ(今季初遭遇)でした。
”花潜り” と言う名前の通り、花に潜り込んで花粉や蜜を漁る食性を持つ小型甲虫です。
これが登場したと言う事は、いよいよ本格的な花の季節に入った事の証明です。
ヤブキリ幼虫
こちらは一足お先にデビューしたヤブキリ幼虫です。
成長につれ肉食性に変わりますが、幼虫時代の今は、もっぱら花をかじる日々。
所でこのショットでの注目点は触覚への小さな付着物。黄色いのが付いてますね。
この色から推測して、タンポポの花粉と思われます。
今は違う花を試食中だけど、その前はタンポポの花にご執心だった様子。
花好き昆虫にとっては、目移りしちゃう様なウハウハの時期に入った様です。

※4/10に都内で撮影

若草の頃に・・2017/04/05 20:52

若草の頃に・・
若草の緑が目に眩しい頃、決まって目にする光景がこれ。
葉に映る怪しい物影・・って言うか、体の一部が見えてるので察しは付きますが・・
ヤブキリの幼虫
草の葉から葉へピンピン飛びまわるヤブキリの幼虫でした。
サクラの花が咲く頃に決まって姿を現わす、飛び跳ね族のトップランナーです。
やがて成長すれば堂々とした体躯に・・そして草地を離れ樹上に生活の場を移します。
しかし、それ迄には、昆虫世界の暦の上からも実に長い時間が必要。
当分の間、同じ仲間のキリギリスと共に、成長の過程をじっくり楽しめる筈です。

※3/5に都内で撮影