雨が降り止まぬ午前に・・ ― 2024/05/01 14:41
細かい雨が降り止まない午前になりました。
車のガラスにも雨滴がびっしり・・早くも梅雨入りかなぁを感じさせる光景でした。 ハナミズキの花や葉も、雨滴をたくさん宿していました。
夏に向け目覚しい成長ぶりを見せる植物には、必須な雨かも知れないけれど・・
この姿を見る限り、大歓迎と言う様には思えなかったのですが・・ これは、穏やかな陽射しに恵まれた昨日、草地で見かけたヤブキリの幼虫です。
この葉っぱ、柔らかくておいしそうだなぁ・・食べようかなって言うシーンかも。
お尻の様子から推察すると、食べたら 即排出 の忙しいパターンみたい。
今日は、いくら目を凝らしても、その姿を確認出来ず。
草の葉陰で、ひっそりと雨宿り中だった様ですね。
でも、成長する上では、雨の恵みを受けて繁茂した葉っぱを沢山食べる事が必要。
今日のところは、おとなしくしておこうとなったらしい。
葉っぱとしては、ほっと一息ついていたかも。
※5/1と4/30に都内で撮影
ユラユラ揺れる・・ ― 2024/04/30 15:35
風を受けユラユラ揺れるその姿。野草の中でもユニークさと言う点ではダントツかも。
花粉を媒介してくれる昆虫へのアピール度は抜群と思えますが、なぜか訪問客は皆無。
個性的過ぎて、ちょっとねぇと、敬遠する虫も多いのでしょうか。 草地の区画を仕切る柱に、とんがり頭のクビキリギスが止まっていました。
すみかの草むらを離れて、時々こんな風に日向ぼっこをする習慣なんでしょうか。
この昆虫の特徴として挙げられるのが、体の緑色とは対照的な真っ赤な口。
もしかすると、威嚇効果を狙っているのかも・・
事実、この口でガブリ噛まれると、猛烈に痛いし、中々放してくれないらしい。
首が切れても放さないぞぉって言う事で、付けられた名前がクビキリギス。
何とも恐ろしい。ちょっかいを出すのだけは、やめといた方が良さそうですね。
※4/30に都内で撮影
受難の日々が・・ ― 2024/04/26 15:38
こんな天気がこの先も・・ ― 2024/04/21 15:53
暑くもなく、寒くもなく・・新緑をゆっくりと楽しむには最適な状況。
こんな天気がこの先も長く続けばいいなぁと思いました。 春に咲く野の花も、続々とデビュー中。
ちょっぴりタンポポ似のジシバリの花も、そのひとつです。
幼い昆虫たちにとっては、早く大きくなる為の貴重な栄養源である筈。
今日はヤブキリの幼虫が、ムシャムシャやっていました。
その食事法は、中央部に立ち並ぶシベをガリガリかじる事。
この段階では、まだまだですが、やがて喰い跡だらけの悲惨な状態に・・
早く大きくなる為には、やむを得ない事なんでしょうね。でもねぇ・・ 水辺の草に、アジアイトトンボ・雌の若齢個体が止まっていました。
草の緑色と好対照を成す紅色が印象的でした。
でも、これは今の時期限定の彩りです。
やがて、周囲の環境に紛れる色合いに変わってしまいます。
コントラストの鮮やかさを楽しむなら、今のうち・・
※4/21に都内で撮影
ウハウハ気分の・・ ― 2024/04/13 14:38
蜜を求める昆虫達にとっては、ウハウハ気分の毎日でしょうね。
これは、ホバリングしながら、蜜の出が良さそうな花を品定め中のクマバチです。
こんな得意技があるから、ハズレを引くことはないんでしょうね。
この花が良さそうだねと、狙いを定めて、イザ・・
※ ホバリング:翅を高速で振動させ、生じる浮力で空中の一点に留まり続ける事。 ヤブキリ幼虫は、蜜ではなく、花をガリガリかじる食事法でお腹を満たします。
花びらをかじった後は花芯に移動。ものすごい勢いで食い進んでいました。
少しは、遠慮と言う物が・・そんな気もしますが、食い始めたら、もぉ止まりません。
その小さな体で良く食うよ・・そぉ声をかけたい気持ちになりました。
※それにしても、触覚のこの長さたるや・・
成虫になっても、これだけは使い回しなんでしょうか。 昆虫達は揃って忙しそうだけど、僕はのんびり行くよ。
カエルの想いはそんなところでしょうか。
カメの場合は甲羅干しだけど、これは、なんて言ったらいいのやら。
こんな光景を目にする度に、春もいよいよ本番だなぁと・・
※4/13に都内で撮影