大人(?)になるのも・・2017/06/03 20:58

大人(?)になるのも・・
オオカマキリの卵鞘から多数の幼虫が孵化する光景を目にした草地のスポット。
その近くで目にした同種幼虫の今の姿です。
誕生当時と比べると、体もかなり大きくなり、ファイティングポーズもバッチリ。
更に脱皮を繰り返し、背中に長い翅が生えさえすれば、コンプリート!。
様々な昆虫から怖れられる存在になる迄に、そう長い時間は掛からない筈です。
キリギリスの脱皮
オオカマキリは、大人(?)へのワンステップを踏み出す為の脱皮を完了済み。
一方このキリギリスは、そのステップの真っ最中。
ちょっと判りにくいのですが、画像一番左側に写っている後脚は抜け殻です。
どうやら、脱皮が完了する寸前の様でした。
キリギリスの脱皮完了
おニューの後脚で草の葉をがっちりつかんで、無事脱皮完了!。
驚いたのは、その口元の動き。
画像では影になって判りにくいのですが、脱ぎ捨てた抜け殻をかじっていました。
そう遠くない先に行われる筈の、最終脱皮に備える為のエネルギー補給?・・
真夏の草の繁みの奥から聞こえる ”チョン、ギース”って言うあの鳴き声。
その発声源たちは、みんなこの様なステップを踏んで来るんでしょうね。
大人(?)になるのも、色々大変だねぇ・・

※6/3に都内で撮影

飛び跳ね族続々と・・2017/05/31 20:19

飛び跳ね族続々と・・
キリギリス系の幼虫だけが目立っていた飛び跳ね族の世界にも大きな変化が・・
これからの時期、草むらを活気づけるキャストが続々とデビューしています。
今日はオンブバッタの幼虫に、初めて出会いました。
小さくて目で追うのが大変ですが、草の葉に止まるこんな姿がそこここに・・
オンブバッタ幼虫
近寄ってみたら、この通り。
小さいながら、ゴツゴツした体で、それなりにワイルド感あり。
成長につれて翅が覆い隠しますので、このスッピンの体を目にするのも今の内。
アシグロツユムシ幼虫
ぷっくりと膨らんだお腹の持ち主はアシグロツユムシの幼虫でしょうか。
ピンピン跳ねるオンブ幼虫に比べると、ノロノロとした動作で、かなり鈍な印象。
このノロノロ動作は成虫になってからも、あまり変わらない様にも・・
とびきり長い脚を持っているのにね・・
ショウリョウバッタ幼虫
一足お先に誕生したショウリョウバッタ幼虫は、順調な成長を遂げている様です。
体つきも一回り大きくなった感じ。
この幼虫なんて、ちょっと色っぽいピンク色を帯びた触覚を持っていました。
恋の季節の始まりには、まだ少し早い様な気がするけれど・・

※5/31に都内で撮影

見応え十分2017/05/23 21:24

見応え十分
春に生まれじっくり成熟するタイプの昆虫も、いよいよ完成一歩手前迄来た様です。
それがこのヤブキリ(雌)幼虫。草の茂みの中をモソモソ動いていました。
まだ胴体が寸詰まりですが、顔つき等は既に出来上がった感じで、見応え十分。
春の花に止まっていた頃の、あどけない(?)雰囲気は既に感じられません。
ヤブキリの雌・成虫一歩手前
平面図はこの通り。お尻には長く伸びた産卵管が確認出来ます。
繁殖行動への備えも、万全と言った感じ。
そんな雰囲気に不釣りあいだったのが、エンゼルの背中にある様な短い羽根。
胴体とこの羽根が伸びさえすれば・・それもそう先の事ではない筈です。
キアシナガバチ
見応えのある昆虫に、頻繁に出会える様になって来たいま。
一寸恐怖を覚えたこれもそのひとつですね。堂々とした体躯のキアシナガバチ。
巣作りの材料探しでしょうか。もろけた感じの木の構造物を伝い飛びしていました。
巣にちょっかいを出さない限り大丈夫らしいのですが、それでもこの威圧感!。
やはり腰がひけてしまいましたね。

※5/23に都内で撮影

梅雨のその先に・・2017/05/21 19:57

梅雨のその先に・・
陽射しの強さや気温の上昇などで、既に真夏到来の感じが濃厚ですが・・
それはまだちょっと気が早過ぎです。
季節の段取りから言えば、この先に待ち構えているのは、ムシムシジメジメの梅雨。
草むらでは、その訪れを待ちかねているカタツムリの姿がそこここに・・
大体木の幹などを這っている場合が多いのですが、これはスリムな草にぽつんと・・
少し冒険好きなカタツムリなのかもね・・
キリギリスの仲間の脱皮殻
カタツムリは、休憩場所に野の草を利用中。
いっぽうこれは脱皮する場所として、しっかりした草を利用した様です。
この形から推測して、キリギリスの仲間の脱皮殻と思われます。
ヤブキリのメス幼虫
さて、脱皮後はどんな姿に?・・
クズの葉の上にいたヤブキリ幼虫(メス)がその一例です。
依然、幼虫体形の延長線上ですが、かなりしっかりした感じになっていました。
眼力もだいぶ鋭くなったし、お尻には小さな産卵管も確認出来ます。
梅雨さらに真夏のその先、秋になってもその姿を確認出来る息の長い種。
この先も数度の脱皮を繰り返して、立派な成虫になって行く筈です。
せわしなく推移してゆく昆虫の世界ですが、これはかなり悠長な例かな?・・

※本日撮影の画像ではありません(5/20に都内で撮影)

あるべき姿は・・2017/05/06 19:59

あるべき姿は・・
若草が、より一層の茂り具合を見せ始めた草むら。
そこで出会った物凄い顔のデカブツです。
突然こんな形相のに出くわしたら、思わず腰が引けそうになるかも・・
さて、存在感抜群のこの昆虫の正体とは・・
クビキリギス成虫・褐色タイプ
全体像はこの通り。褐色タイプのクビキリギス成虫でした。
キリギリス系の多くが超ミニサイズの赤ちゃん状態なのに、このデカさたるや・・
それもその筈、成虫のまま冬を越して来たツワモノです。
この草むらでの繁殖行動開始も間近な筈。パートナー探しの最中だったのかも。
それにしてもこの体色、周囲の緑との対比が凄すぎて擬態になっていませんね。
行動パターンとしては夜行性。
昼間は物陰にじっと隠れて、動き回らない方がいいかも・・
ナナフシモドキお昼寝中?
同じく夜行性のナナフシモドキは、例の通り、存在感殆ど無しの隠密生活中。
爽やかな風に揺れるサクラの若葉の裏で、立ったままお昼寝中(?)でした。
この画像ではシルエットになり目立っていますが、実際は緑色で周囲との融和性大。
なんの心配もなく、夜の訪れを待てる心境の様です。
夜行性昆虫としての、あるべき姿はやはりこれかなぁ・・

※5/6に都内で撮影