ジメジメムシムシ2017/08/18 21:54

ジメジメムシムシ
今年の夏を象徴する様な空が今日も・・
遥かに青空を望む事は出来るのですが、それが頭上に大きく拡がる事はありません。
この空の様子からは、暑さも程々って言う気もしますが、実際はジメジメムシムシ。
嫌な汗がじとーっと・・そこのところが何ともって言う感じの八月ですね。
アオモンイトトンボの雄
ジメジメムシムシの空気の中で目にした一服の清涼剤とも言えるのが、これ。
涼やかな色合いのアオモンイトトンボ・オスでした。
この観察地では普通種のイトトンボだっだんですが、ここの所レアな存在に・・
環境的な変化や他種との競合によるものなんでしょうか。
普通種はいつまでも普通種であり続けて欲しい。そんな気持ちで見つめました。
ショウジョウトンボの雌
水草の繁みの目を移したら、ショウジョウトンボのメスの姿が・・
繁みの中に隠れる様な、ひっそりとした止まり方でした。
真っ赤なオスの執拗なラブアタックをうるさがって、こうしてる様にも・・
”モテ過ぎるのも考えものなのよ” って言うところでしょうか。

※8/18に都内で撮影

陽射しが戻った日に・・2017/08/17 20:45

陽射しが戻った日に・・
八月らしからぬ空模様の連続が、昆虫達にどう影響しているのか気になるところ。
少し陽射しが戻った日、通い慣れた草地でその動向を探ってみました。
まずは、割と平気なんだねって、ほっとできた光景から・・
不順な天候は影響なし。無事成長を果たしたオンブバッタのカップルです。
背中にちょこんと乗っかっているのがオス。乗っかられているのがメス。
晩秋まで生き続ける息の長いバッタです。
メスのお疲れ様態勢は、この先も長く続いて行きます。たいへんだねぇ・・
ヤマトシジミ
草の葉の上に、正におニューって言う感じのヤマトシジミが止まっていました。
質素な中にも自己主張を込めた斑紋。シンプル イズ ビューティ って言う感じ。
秋の野に咲く花の常連客。吸蜜する姿を目にするのもそう先の事ではない筈です。
アオドウガネ熟睡中
少しだけど陽射しが戻ったんだから、動き回った方がいいんじゃないの?・・
そんな気もしますが、このカタブツは葉っぱにつかまって熟睡中でした。
ネボスケ甲虫・アオドウガネ。昼間に見かけるのは、殆どこんな姿ばかり。
眠りこけてる
これなんて、葉っぱに潜り込んで眠りこけていました。頭隠して尻隠さず・・
久しぶりに戻った陽射しを避けるなんて、ほんと勿体ないなぁ・・
この種は、甲虫の多くに見られる夜間活動派。陽が沈んでから動き出します。
でも、ここのところの天気はとても不安定。今夜だって分からないよ・・

※8/17に都内で撮影

三種三様2017/08/16 18:24

三種三様
記録的とも言える多雨な八月になってしまいました。今日もまたしつこく・・
自然観察、特に昆虫を主対象にしたそれにとっては、嬉しくない日々の連続です。
ここに掲載した3枚は、辛うじて晴れ間が覗いた日に撮影した画像です。
今を盛りと鳴き続けるセミの親戚・カメムシを3種。
まずは、ツユクサに止まっていたホシハラビロヘリカメムシから。
下膨れのどっしりした体形。カメムシとしては標準的と言っていいでしょうか。
アカヒメヘリカメムシ(推定)
こちらは、すっきりしたストレート体形で体もミニサイズ。
吹けば飛ぶ様な、頼りなささえ感じるアカヒメヘリカメムシです。
注目は、虫本体後方、葉っぱの上にポツンと見える白い球形物体。
接近撮影中に、お尻から突如出現しました。
一瞬、産卵したのかなと思ったのですが、どうも雰囲気的に違う様な・・
草の汁を吸って生きるカメムシ達。どうやらこれはその結果のオシッコだったみたい。
変なオヤジがつきまとってうるさい。オシッコひっかけてやれだったかも・・
ミナミアオカメムシの幼虫
カメムシの多くは、幼虫時の姿と成虫時のそれが大きく異なるケースが多い。
これは南方種・ミナミアオカメムシの幼虫です。
成虫時同様に緑色がベースなんですが、紅色も混じった模様が、かなりどぎつい。
擬態は止め、逆に目立たせて、毒があるから襲うなよって言っているのかも。
実りの秋も間近。その時を目指して成長中の幼虫達も結構苦労が多い様です。

※本日撮影の画像ではありません(8/13に都内で撮影)

八月の空よ・・2017/08/15 19:28

八月の空よ・・
空模様のぐずつきが解消しません。この先も数日は傘マークがずらりと・・
夏休みのピークである今の時期に、この巡り合わせと言うのは珍しい事かも・・
草の葉を傘にして雨宿り中のハラビロカマキリ幼虫も、全然調子が出ない様子。
雨の日は、獲物の動きもさっぱりだし、ほんと何とかならないかねぇ・・
ハラビロカマキリの幼虫
どの幼虫も、ほぼ同様の逆さまポーズで、じーっと固まっていました。
顔に大きな水滴が付いても、それを振り払う気力もなし?・・
お気の毒だねぇって言う事で、同情ショットを一枚。
生憎な天気続きだけど、これを乗り越えれば晴れて成虫デビューの秋が来るよ。
雨でも鳴き止まない者たちの抜け殻
ハラビロカマキリ幼虫は、揃って一時休止中。
一方、樹下に残されたこの抜け殻の主たちは、雨が降ろうがいっさい関係なし。
雨音に負けない位のボリュームで、各種セミたちの合唱が続いていました。
いまが全盛期と鳴いているセミたちに、秋の日の訪れは無し。
鳴きやんだらそれで終わりって言う悲壮感さえ感じられました。
八月の空よ、少しはセミたちにも味方してやれよ・・

※本日撮影の画像ではありません(8/14に都内で撮影)

水滴を楽しむ2017/08/14 20:35

水滴を楽しむ
梅雨の再来を思わせる様な細い雨が降ったり止んだり・・
こういう雨の日には、野草に宿る水滴のバリエーションを楽しむ事が出来ます。
まずは圧倒的多数の面白さ。
秋本番を間近にして、数を増して来たエノコログサにつく水滴です。
個々には小さな水滴だけど、これだけまとまれば、それなりの重さになるはず。
穂のうなだれ具合が、晴れた日のそれとは明らかに違いました。
葉っぱの上に宙玉?・・
細長い草の葉の先端では、最近話題になっている宙玉レンズを連想させる光景が・・
大粒の水滴の中に、向こう側の景色が写り込んでいました。
茶色は地面の色、緑色はそこに生えた野草の葉。魚眼効果でかなり歪んでますね。
私はこれを見た瞬間、昔、駄菓子屋で買ったあんこ玉を思い浮かべてしまいました。
五円玉だったか、十円玉だったかを握りしめて、”頂戴な” って・・
ハムシ、水滴に戸惑う?・・
濃紺色の小さなハムシが細長い葉っぱの上でひっそり。動くに動けずって言う感じ。
自分よりも大きな水滴も散乱するこの場所の雰囲気に戸惑っていたのかも・・
秋晴れって言うイメージが先行する秋ですが、実際は降る雨の量もそれなりに多い。
いまからこんな調子じゃ、秋の日々を元気に過ごすのはきびしいかもよ・・
(トゲアシクビボソハムシと推定)

※8/14に都内で撮影