最後の一葉2023/12/03 13:45

最後の一葉
澄んだ青空を背景にしたサクラの枝。褐色の葉が一枚だけ残っていました。
最後まで頑張っていたこの葉も、強い風が吹き付ければ、ハラハラと・・
身軽になって、春を待つ。その準備がほぼ完了したんですね。
若草の姿もちらほらと・・
枯れ落ち葉が積み重なったサクラ並木の下で目にした光景です。
鮮やかな若緑色の草の葉が顔をのぞかせていました。
これから厳しい日々を迎えようと言うのに・・
野草の生命力の強さには、ただただ感心するばかり。
ヒラタアブの繁殖行動
野に咲く花の数は減少の一途。
蜜を求める昆虫達にとっては、いよいよ厳しい時期に入りましたね。
そんな中、活発な動きを見せていたのは、フタホシヒラタアブのカップル。
繁殖行動 兼 吸蜜と言う、ダブルアクションの真っ最中でした。
産卵を無事済ませるには、たっぷり栄養を補給する必要あり。
背中に乗ったオスは、とりあえずそれを我慢してと言う事らしい。
「オスはつらいよ」を物語る光景と言えるでしょうね。

※12/3に都内で撮影

初冬の青空の下・・2023/12/02 12:53

初冬の青空の下・・
澄み切った初冬の青空。最終段階に入った樹木の紅葉がくっきり映えていました。
冬の訪れを告げる寒風にさらされて、一斉に散り落ちる時も間近。
秋のクライマックスとして、ぜひ目に留めておきたい風景です。
日向ぼっこ中のアキアカネ
期待をしてはいなかったけれど、水辺の草地で複数のアキアカネに出会えました。
ただし、飛翔する姿は確認出来ず、地表で日向ぼっこをする姿ばかり。
日向ぼっこの場所は、決まってここ。
お好みの日向ぼっこ場所は、草地に舞い落ちた枯れ落ち葉の上でした。
まさに、秋の名残をいまに伝えるお似合いのカップルと言えそうですね。
今日みたいな穏やかな日差しが降り注げば、出会いのチャンスはまだまだありそう。
そうであって欲しいなぁの想いを込めて、レリーズON。

※12/2に都内で撮影

頑張れよって・・2023/12/01 12:51

頑張れよって・・
公園の片隅で目にした光景。うず高く積み上げられた落ち葉です。
軽トラックがやってきて、この作業を繰り返していました。
今まさに落葉のピーク時。それを象徴する光景と言えそうですね。
それにしても、この量たるや!・・ただただ圧倒されるばかり。
若草色の草の葉
枯れ草と落ち葉が主役の座を占める草地ですが、こんな光景も・・
目に眩しく映る若緑色の草の葉。パワフルな姿が今の時期にそぐわない感じでした。
そんな印象を持つのは、こちらの勝手。
枯れ草や落ち葉を栄養分にして、スクスクと・・
寒さが厳しさを増す中でも、新しい生命の誕生が続いているんですね。
ウラナミシジミは依然元気
いっぽう昆虫の世界は・・と言うと、日を追って寂しさがつのるばかり。
今日見かけたのは、数頭のウラナミシジミだけでした。
残り少なくなったコセンダングサの花を巡っての吸蜜に専念中。
頑張れよって声を掛けたい気持ちになりました。

※12/1に都内で撮影

このさき一日でも長く・・2023/11/29 14:26

このさき一日でも長く・・
晴れ空から降り注ぐ豊かな陽射しを受けて輝く野草達。
秋ならではの風情を感じさせてくれたのですが、この先、そう長くは・・
そう感じたのは、陽射しの強さの割りには上昇しない気温でした。
いよいよ、師走も間近。自然な流れなんでしょうね。
ジョロウグモが頑張っていた
目にする昆虫の数が、日を追って減少しています。
昆虫たちの到来を待ち受ける蜘蛛も、今日もさっぱりだなと諦めの様子でした。
ボロボロに壊れた網を直す気力も失せて・・らしくない姿だなぁと・・
ウラナミシジミに出会えた
そんな寂しい状況のなか、思いもかけず出会えたのが、このウラナミシジミ。
どこにも傷みの見られない見られない綺麗な翅に感激しました。
このさき一日でも長くその姿を・・そんな願いを込めて一枚。

※11/29に都内で撮影

長く続いて・・2023/11/28 13:08

長く続いて・・
思い思いの色に染まる樹々の葉。その上に拡がる空には雲一つ確認出来ず。
こんなクリアーな風景を目に出来るのは、今の時期限定かも・・
長く続いて欲しいですね。こう言う空。
日向ぼっこ中のアブ
豊かな陽射しは、昆虫達にとっては、何よりのパワー源の筈。
吸蜜より日向ぼっこを優先。そんな感じで翅休めしていたヒラタアブです。
キラキラ輝く翅が、目にまぶしい程でした。
観察者はもちろんですが、昆虫達も、こんな天気よ、長く続いてよ・・でしょうね。
予報では、傘マークの表示は当分の間なし。ズバリ的中を祈りたい気持ちです。

※11/28に都内で撮影