筆頭格は、やはり・・2018/02/18 20:58

筆頭格は、やはり・・
陽射しが乏しい日にはさっぱりだけど、正反対の日には俄然活気づく。
早起き昆虫の筆頭格ナナホシテントウの観察では、そんな図式を覚えておく必要あり。
と言う訳で、文句のつけようがない晴天の下、いつもの草地に足を向けました。
目撃した個体はそれなりに多数。枯れ草と若草の間を縫い忙しく行き来していました。
そんな合間のワンショットがこれ。大きな落ち葉の上でしばし休憩の一コマです。
時々こんな風に日向ぼっこをしないと、パワーが続かないと言う事でしょうか。
本来のパワーが全開となる迄には、まだ時間が掛かりそうだねと思ったのですが・・
ナナホシテントウ・ラブラブ中
そんな推測を打ち消すような光景がこれ。
寒さなんか飛んでいけの熱々シーンを展開中のカップルでした。
春の雰囲気がほんのちょっぴり漂い始めるやいなや、ただちに行動へ!・・
早起き昆虫の筆頭格は、やはりナナホシテントウで決まりだねって確信しました。

※2/18に都内で撮影

ドングリの悲劇2018/02/13 21:29

ドングリの悲劇
今の時期の樹下では、秋に実り落下したドングリを沢山目にする事が出来ます。
そんな中に、こんな風にポチッと丸い穴があいた物を目にする機会も割と多い。
何だろうね?って思いますが、これはドングリにとっては、悲劇的状況です。
この穴、自然にあいたものではなく、ある種昆虫が次世代繁殖の過程であけたもの。
親虫が穴をあけて中に産卵したり、中で育ったイモムシが穴をあけて這い出たり・・
ゾウムシやチョッキリ、蛾の仲間等に、こんな穴あけの習性があるとされています。
ドングリの中には栄養分が一杯。おまけに頑丈で冬の寒さもしっかりガード。
利用したくなるのも当然ですね。しかしこうなったドングリは既に機能喪失と言う訳。
本当に迷惑極まりない話ですね。
落ち葉の中からすっくと・・
落ち葉の間からすっくと立ち上がった若苗。見るたびに元気づけられます。
この若苗がドングリから生まれたかは不明ですが、それでもここ迄育ったのは貴重。
樹下の自然観察では、つい夢中になって踏んでしまう可能性もあるので、要注意!。

※本日撮影の画像ではありません(2/12に都内で撮影)

元気者に出会った2018/02/12 20:48

元気者に出会った
今の草むらは枯れ草が主体。点在する緑の草も弱々しくて春本番時の姿には至らず。
そんな中、僅かに動きを見せていたのがこれ。
赤地に黒点7つがトレードマークのナナホシテントウでした。
今日の陽射しに誘われて、アブラムシ捕獲の為のそこいら散策を始めたらしい。
ナナホシテントウ日向ぼっこ中
でも、時々こんな風に、じーっと固まってしまいます。
止まっているのは、がっちり安定感のある枯れ落ち葉。
こんな場所を選んでの日向ぼっこを織り交ぜての散策だったみたい。
まだまだ本調子には程遠い状態と言えるでしょうね。
でも、この早起き昆虫との遭遇は、春はそんなに遠くではないよの証明と感じました。
”寒い寒い!” の日々にも、そろそろ飽きて来たからね。

※2/12に都内で撮影

母虫の知恵が・・2018/02/10 20:31

母虫の知恵が・・
真冬の野では、次世代に生を託した母虫の苦心作を多く目にする事が出来ます。
それぞれが、冬の風景に巧妙に紛れて、ぼーっとしていると気づかない程。
例えばこれはミノガ(蛾)の幼虫が潜む通称ミノムシ。
葉や木屑等を寄せ集めたバリアを構築し、それを細糸で細枝に括り付けています。
ちょっと見には、地上に落ちる事なく枝上に留まった枯葉にしか見えません。
冬に活動が活発化する野鳥達の捕食行動から、いかにして、幼い命を守りきるか・・
母虫としての、知恵が全て結集された作品だなと感じました。
ハラビロカマキリの卵嚢
これは樹木の細枝に産み付けられたハラビロカマキリの卵嚢です。
がっちりした太幹に産卵される事が多いのですが、これは敢えて頼りない場所に・・
ミノムシ同様に枯葉への擬態?、或いは鳥はこの細枝には止まれないだろう?・・
何気ない光景ですが、これにも母虫の巧みな知恵を感じてしまいました。
オオカマキリのダブル産卵
この卵嚢を産み落としたのはオオカマキリの母虫です。
木を好むハラビロカマキリとは違って、野草を産卵場所に選ぶのがこの種の特徴。
で、このギシギシの茎を選んだと言う訳ですね。
それにしても、一気に二つも横並びで産んじゃうとはねぇ・・
ぼーっとしてた私でも気づいた程ですから、枯野での目立ち具合はかなりのもの。
大丈夫かなぁって言うのが、率直な感想でした。
さて、春の陽が降り注ぐ中、この双子卵嚢は無事孵化の時を迎えられるのやら・・

※2/10に都内で撮影

頼り甲斐のある・・2018/02/04 19:35

頼り甲斐のある・・
空に突き上がる大木。雪が降ろうが寒風にさらされようが、我関せずの逞しさです。
そんな木は、冬の眠りの最中にある生き物達にとって頼り甲斐抜群の存在と言えそう。
これはサクラの太幹で目にしたカタツムリ。抜け殻みたいですが、中身はばっちり。
この様に安定した場所に張り付いて、長い冬を越して行こうと言う算段です。
旬の時期とも言える梅雨時迄、長い間だけどお世話になりますって言う事みたい。
ハラビロカマキリの卵嚢
同じサクラの幹には、樹木依存の定番とも言えるハラビロカマキリの卵嚢も・・
びくともしない感じでしっかり産み付けられていました。
地表からの高さも、並の積雪量なら全然大丈夫って言うレベルでした。
念には念をいれて・・産み落とした母虫の周到さを強く感じました。
幹を這うアリ
冬の眠りのベストロケーションは大木・・って言うだけではないみたい。
眠らずに活動継続中の生き物にとっても、頼りになる存在の様です。
これは幹の表面をチョロチョロ歩き回っていたアリ。他にも数匹を目撃しました。
一体何をやっているのやら。表面から甘い汁でもしみ出してるの?・・
真相は判りませんが、ここにいる理由は当然ある筈。俄然興味が湧いてきました。

※2/4に都内で撮影