脚力だけでは・・2020/03/24 20:53

脚力だけでは・・
アカツメクサの花に止まるいかつい姿の甲虫。
春先の野で多く見られるモモブトカミキリモドキのオスです。
モモブトと言う名前は、オスの後脚付け根に見られる膨らみからの命名ですね。
逞しいこの脚のパワーを活かして機敏に行動かと思えますが、移動は割とモタモタ。
この脚線美は、細い脚を持つメスを惹きつける為のデモンストレーションなのかも。
昆虫界のカッコマンここにありと言う事の様です。
ジャンプ力抜群のヤブキリ幼虫
見せかけだけではない脚力の凄さから言うと、ヤブキリ幼虫のこの脚は別格。
葉っぱの上で踏ん張るこの姿を見ても、跳躍力の優秀さは容易に想像出来ます。
体長に比べ、異様に長いこの後脚をくいっと折り曲げてハイジャンプ!・・
翅が生えてくる迄の命綱とも言える部位がこの脚なのかも・・
しかし今は多数誕生中の幼虫も、季節の進展につれ淘汰され数的に落ち着きます。
自然界の厳しい掟は、優れた脚力だけでは乗り越えられないものなんでしょうね。

※本日撮影の画像ではありません(3/22に都内で撮影)

極端すぎるよ!2020/02/13 19:56

極端すぎるよ!
いくらなんでも、気温の変化が極端すぎるよ!。
そんな言葉を発したくなる様な暖気に包まれた一日。
既に開花を始めていたカワヅザクラも、一層本気度を増した姿を見せていました。
オニノゲシの花開く
オニノゲシの花も、今日の暖かさに即反応した様子。
これまでのちょっと寝ぼけ気味の開き方から、ばっちりお目覚めの姿に・・
ここに蜜を求める昆虫の姿があれば、春本番なんですが、さすがにそこ迄は・・
大物を運搬中のアリ
寒い時期にも活動を休止する事がなかったアリ達。
今日の暖かさは、更なる元気の起爆剤となった様です。
巣に持ち帰る餌運びに大忙し。こんな大物も軽々とと言う感じでワッセワッセ・・
残る問題は、このまま巣穴にすんなり入るかなぁ?と言う事だけでしょうね。

※2/13に都内で撮影

晴れた日は食欲全開!2019/10/26 20:19

晴れた日は食欲全開!
久しくご無沙汰だった、スカッとした秋晴れの空が戻って来ました。
草むらにも明るい陽射しが燦々と降り注いでいました。
となれば、そこに住む昆虫達は俄然食欲全開・・そんな光景が草むらの至る所で・・
これはその中でも最も過激な食事風景。穴だらけにされたクズの葉です。
その上に群れを成して止まっていたのは、クズクビボソハムシ。
最近中国から渡って来た外来種で、クズの葉対象に甚大な被害を与えているとか・・
従来からクズの葉を好む昆虫は多くいたけれど、こうまで過激なのは初めて。
繁茂力旺盛なクズですが、この新たな展開には、困ったなぁと溜息かも・・
アリを攻撃するナナホシテントウ
植物の敵と言えば、アブラムシの仲間も決して看過できない一大勢力と言えます。
そして、それを退治する頼もしい助っ人とも言える存在がテントウムシの仲間達。
これは、毎度おなじみのナナホシテントウ。
今日もアブラムシ退治に大忙しかなと思ったのですが、食べている物が何か変。
接近して確認したら、この通り、アリでした。
アブラムシとアリの共生関係は良く知られていますが、それを仇に思っての攻撃?・・
私としては、今まで見た事がなかった光景だけに、ちょっとびっくり!。
草の穂先で戸惑うカタツムリ
晴れた日には昆虫達の食欲も全開ですが、雨の日大好きなカタツムリも同様?・・
食料探しに大忙しと言う感じで、動き回っていたのがこれ。
でも、晴れた日には、感覚がややおかしくなってしまうのでしょうか。
草の穂先まで来て、さてどうしたものか?と、戸惑っている様に見えました。
このままぽとりと地上へ落下はきついので、Uターンせざるを得ないでしょうね。
やはり、君の場合は、雨の日限定。今日みたいな晴れ日はじっとしてた方がいいね。

※10/26に都内で撮影

セイタカならぬ・・2019/10/25 20:32

きれいな花には・・
秋に咲く野の花の代表種のひとつがセイタカアワダチソウ。
ススキとの競合が問題とされる外来種ですが、今や当地にすっかり定着した感じ。
しかし、今年は、その様子にかなりの変化が生じています。
これは本来の姿。2018年の10月8日に撮影した画像です。
その名の通り、ヒョロッと伸び上がった背高の茎の先に多くの花を咲かせていました。
その花に来る昆虫達を待ち伏せするオオカマキリも茎に沿った垂直姿勢でした。
ところが今年は・・
待ち伏せをするオオカマキリ
これは、先日11月20日に撮影した画像です。
去年と同様、昆虫達を待ち伏せするオオカマキリの姿がありましたが、姿勢が大違い。
去年は茎に沿い垂直でしたが、今年は水平に近いポーズに・・
この違いにはちゃんと理由があります。それは度重なる台風の来襲に起因します。
容赦無い強風に煽られて、この草ならではの背高の茎が倒れてしまった物が殆ど。
セイタカならぬ、ヨコダオシアワダチソウだらけと言うわけですね。
さて、こんならしからぬ姿の花に来る昆虫はいるのかと言うと・・
セイタカアワダチソウの常連客
ちゃんといる事が確認出来ました。
この花が咲く所、必ずと言っていい位に、その姿を確認できるハナムグリの仲間達。
例年通り、花粉の摂取に大忙しでした。花粉媒介役もバッチリと言う事でしょうね。
しかし、獲物を待つオオカマキリにとっては、全然嬉しくない訪問者の筈。
”こいつらは、やたら硬くて手におえんわ” って言う気持ちと思われます。
(コアオハナムグリ)

※本日撮影の画像ではありません。
中段と下段の画像は10/20に、上段は去年10/8に撮影し掲載した画像の引用掲載。

どう見てもムリセン・・2019/09/25 19:29

どう見てもムリセン・・
見上げる空の表情にもかなりの変化が見られる時期にさしかかりました。
今日目にしたのは、腰砕け状態の夏雲。
盛大に湧きあがろうとしたけれど、パワーが足りず、ここまでが精一杯と言う感じ。
日向ではまだそれなりに暑いけど、日陰に入れば少しひんやり。
夏型から秋型へ・・空気が着実に変化しつつある事を実感した一日でした。
夏の疲れがどっと出た(?)カナブン
そんな日陰になる草地で目にしたのは、たぶん昼寝中のカナブンでした。
不安定な草の茎に止まって、ぴくりとも動きません。
夏の間の激しい活動の疲れがどっと出てと言う事なのかも知れません。
甲虫の背中で、刺すぞ!態勢の蚊
そのカナブンの背中に怪しい物がふわっと着陸!。刺されたら痒い痒いの蚊でした。
細い針状の口器を伸ばしている所から推して、ブスッと刺すぞ!の意欲十分!。
しかし、相手は頑丈な殻をまとった甲虫。どう見てもムリセンだよなぁと・・
でも、習性上、自然にこう言う行動に走ってしまうんでしょうね。
私の今日の服装は半袖シャツ。幸い刺される事はなかったけど、要注意!!。

※9/25に都内で撮影