たまったもんじゃない!2021/04/09 15:54

たまったもんじゃない!
春の野に咲く花の代表種のひとつ、ハルジオンが順調に開花を進めています。
花を食する昆虫たちにとっては、人気抜群の存在。
様々な種類が訪れてモリモリ食べまくる光景を、頻繁に目にします。
これはコアオハナムグリ。小粒ながら、いかにも甲虫らしいガッシリとした体形。
花びらにかじりつく食事法なので、花がみるみる破壊されて行きます。
花にとっては、とんだ災難!。
蕾をかじるモモブトカミキリモドキ
まだ開かぬつぼみにも、訪問客の姿が・・
一見カミキリムシ。でもカミキリじゃないので、名前がモモブトカミキリモドキ。
今の時期、花の種類を問わず、ムシャムシャ食べまくる姿を頻繁に目にします。
咲いていようが、つぼみであろうが、腹に入っちゃえば同じさって言う事?。
そりゃ、判るけどね・・
葉っぱもイケるよのヤブキリ幼虫
花もいいけど、葉っぱもね・・って、猛食ぶりを見せていたのは、ヤブキリの幼虫。
穴だらけになった葉っぱを頻繁に目にしますが、こいつの仕業だったんだ!・・
春の野草にとっては、ほんと、たまったもんじゃないですね。

※4/9に都内で撮影
※Nikon Z50 / Micro NIKKOR 40mm 1:2.8G with FTZ Mount Adapter

手毬に似た花で・・2021/04/06 15:21

手毬に似た花で・・
アジサイの季節はまだだいぶ先ですが、それに似た花が見頃を迎えていました。
手毬を思わせるその形から付けられた名前が、オオデマリ。
大柄な花がまだ少ない今の時期なので、かなりの存在感で目に迫ってきました。
花に潜り込んでたハナムグリ
その花に止まって・・と言うより、潜り込んでいたと言う表現がぴたりのこの昆虫。
小型の甲虫・ハナムグリの仲間ですね。
得意技とも言える潜り込みポーズのまま、じーっと固まっていました。
もしかすると、花をたらふく食べてお腹がいっぱい。居眠りを始めたのかも・・
顔だけ出してたカナヘビ
その近くでは、こんな ”良からぬもの(?)” の姿も確認出来ました。
昆虫たちにとっては脅威とも言える存在・カナヘビ(トカゲ)です。
花の隙間から顔だけを出して、いい獲物が来ないかと心待ちにしている様子でした。
私的には得意じゃない生き物なんですが、このパッチリ目は結構可愛いなぁと・・

※4/6に都内で撮影
※Nikon Z50 / Micro NIKKOR 40mm 1:2.8G with FTZ Mount Adapter

頑張れよ!・・2021/03/30 18:36

頑張れよ!・・
晴れなのに薄ぼんやりとした空。春霞と言う言葉が浮かびますが、どうも違うみたい。
大陸からの黄砂が東京でも観測されたそうなので、その影響による物でしょうね。
そんなすっきりしない空の下、草むらに目を向けてみると・・
地上デビュー後間もないコアオハナムグリ
昆虫世界もいよいよ次のフェーズに入ったなと実感出来る光景を目にしました。
それはカタブツ・甲虫の仲間の登場。今日出会ったのはコアオハナムグリでした。
カタバミの葉に止まってヨロヨロ・・何だか足元が定まらない動作を見せていました。
まだ体が完全に目覚めていないのかも・・
さらに注目点は、背中にびっしり付着して乾いた泥の塊です。
この種は、成虫の姿で土中に潜って越冬する習性を持つらしい。
この様子から判断すると、地上デビューを果たしてから間もない個体だった様です。
背中の泥が綺麗に取り除かれる頃に、春の花を巡って、大食漢ぶりを発揮!。
いよいよ、カタブツが幅をきかせる時期に突入ですね。
壊れた翅を持つベニシジミ
こちらは、とっくにデビューを果たしていたベニシジミ。
その事を証明するのがこの翅の状態です。部分的に破損している事が確認出来ます。
まだ数が少ない春の花。それを探し回る行動に多忙を極めた結果なんでしょうね。
でも、飛ぶ力はまだまだ十分!。この後、勢い良く飛び立って行きました。
頑張れよ!・・
※花はカラスノエンドウ
※3/30に都内で撮影

出遅れ気味?・・2021/03/18 17:00

出遅れ気味?・・
まとまって咲く様子を目にする時期に入ったカタバミの花。
この花のベストパートナーとしては、ヤマトシジミ(蝶)がまず挙げられます。
しかし、今日のところは、その姿を目撃する事が出来ませんでした。
目にするシジミチョウは、ちょい似のルリシジミばかり。
愛する花のこの咲き具合から見ると、かなり出遅れ気味の様に思えるのですが・・
寄生蜂・ヒメバチの一種と推測
蝶の季節の本格的な幕開けには、もう少し時間が掛かりそうですが、ハチ達は?・・
一足はやく春本番に突入した様です。
今日目にしたのは、小さいけれど、それなりに威圧感のある奴。
黒の体色にアクセントカラーの白が印象的だったこれ。ヒメバチの一種と思われます。
この種は、他の昆虫に寄生する巧妙な生き方の実践者らしい。
メスが他の昆虫の幼虫や蛹に産卵し、生まれた幼虫はそれらを食べて成長する。
そんなちゃっかりした生き方をするハチだとか。
この手の奴が登場したと言う事は、昆虫世界がいよいよ本格始動した事の証明ですね。
輝くを放つリュウキュウツヤハナムグリの翅
新しい段階に入った昆虫世界ですが、遠く過ぎ去った過去の遺物を目にする事も・・
それがこれ。堆積した枯れ草の中に、金属的な輝きを見つけて掘り出した結果がこれ。
甲虫の翅でした。この色合いから判断して、リュウキュウツヤハナムグリの物らしい。
この種の生存期限は10月頃までの筈。それから随分時間が経ってしまいました。
しかし、この翅の金属的な輝きは、あの頃とまったく変わらず。
その事が、逆に無常感を強く感じさせる要因だった様にも・・
さて、今シーズンの新顔デビューはいつ頃?・・

※3/18に都内で撮影

災難の再来2020/09/17 20:41

災難の再来
穴だらけになったクズの葉で目にしたコーヒー豆を連想させる不思議な物体。
テカテカに光った頭と思われる部位が確認出来ますので、只者じゃないなと・・
調べた結果、どうやらこれはクズの葉を好むクズクビボソハムシの幼虫らしい。
そう言えば、この草地のクズの葉では、その成虫の姿を何度も目にしています。
その画像を下に掲載します。
(7/28に撮影し、同日ブログ記事に掲載済みの画像です)
さて、どうしたものか?・・
自らがつけた大きな食い跡の傍で途方にくれている様子だった成虫です。
クズの葉をターゲットにした食いっぷりの凄さには目を見張るものがありました。
食うだけではなくて、後継者の育成にも怠りなし。
その成果が今日目にした、あのコーヒー豆もどきなんですね。
その数多数!。食われる立場のクズの葉にとっては、とんだ災難の再来です。

※9/17と7/28に都内で撮影