小さいのと大きいの2017/06/22 21:45

小さいのと大きいの
何かいないかなぁ?目線で歩く草むら散歩。
ちょっとした違和感も見逃す事は出来ません。これはその一例。
草の上にぽちっと小さな黒点が・・ゴミの様でもあるし、そうでない様にも・・
確認の為近づこうとすると、その気配を察知したのか、下にぽろっと・・
甲虫に間違いなし
落下後は、見失いましたので、僅かに撮影できた一枚を部分拡大して見ると・・
甲虫の特徴がアリアリ・・最近数を増やしているハムシの仲間でしょうか。
とるにたらない程に小粒だけど、鼻先にはちゃんと触覚も生えています。
小さいけれど危険感知能力は一丁前。
この触覚が、私の接近する気配をピピっと感知したんでしょうか。
シラホシハナムグリの交尾
こちらは、人が近づこうがお構いなしだったので、撮影は容易でした。
草の葉上で繁殖行動中のシラホシハナムグリ。
鼻先に、お邪魔虫のアリが近づこうがお構いなしのアツアツぶり。
最近度々見かける様になったなと思ったら、早くも恋の季節に突入した模様。
当分の間、大小様々な甲虫たちの動向から目が離せません。

※6/22に都内で撮影

雨なんてへっちゃら2017/06/21 20:21

雨なんてへっちゃら
天気予報がずばり的中。梅雨前線の北上に伴う雨に見舞われました。
梅雨時らしい雨と言うには、少し激しすぎて、情緒に欠ける感じも・・
これは、カメラの水濡れを気遣いながら撮影したガクアジサイ。
暗い雨空の下でこそ一層の輝きを放つブルー。やはり旬の花は違うなぁと・・
ガクアジサイで雨宿り
”雨の日の過ごし方はこれだよ” って言う手本を見せてくれていたのがこれ。
花影に頭を突っ込んで雨宿り中のハナムグリの仲間。結構多く目にしました。
背中に付いた水滴の大きさが雨の強さの証明。
硬い殻をまとっているから、いくら雨が強かろうがへっちゃらなのさ・・
梅雨時に一気に数を増す甲虫の仲間達。
その秘密は、このハードなレインウェアにあったんですね。
さて、その他の昆虫は?・・どこかに姿を隠してしまい、さっぱりでした。

※6/21に都内で撮影

葉っぱの劇場で・・2017/06/19 21:17

葉っぱの劇場で・・
旺盛な繁り具合を見せる草の葉っぱ。
昆虫観察者にとっては、様々なドラマを見せてくれる見所一杯の劇場と言えます。
多彩な出演者(昆虫)が入れ替わり立ち替わり・・
つい夢中になって、その一枚一枚に、目を凝らしてしまいます。
今日最初に出会ったのはこれ。超ミニサイズのノミハムシでした。
周囲の葉脈等と比較しても、いかに小さいかが判ります、
最初は小さなゴミ片と思った位。
ノミハムシ
横から見ると、完璧なテントウムシ体形でした。
ハムシの仲間と言う事は、当然の事ながら、主食は植物の葉っぱの筈。
益虫・テントウムシに見せかけて、駆除の難を逃れようと言う算段でしょうか。
ナミテントウ等に見られる赤い斑点まで付けて、中々芸が細かい。
でも、こんなに小さなやつ、誰も相手にしないと思うけどね。
クロウリハムシお食事中
多種多様なハムシ達には、それぞれの登場舞台があります。
黄色い顔のクロウリハムシのそれは、カラスウリ類。
今日の舞台もその柔らかそうな葉っぱ。既に食痕もつき始めていました。
”今の時期の葉っぱが一番おいしいのよ” って言う事らしい。
ミバエの一種
葉っぱの劇場鑑賞も楽しいのですが、表舞台だけに注目するのでは片手落ち。
裏舞台(楽屋?)にも目をやると、控えの役者の姿に出会える事があります。
そんな視線で見つけたこれは小形のハエ・ミバエの一種です。
葉っぱの裏に器用に止まって、出番待ち中?・・
或いは梅雨晴れの陽射しがあまりにも眩しくて?・・

※6/19に都内で撮影

待望の(?)雨が・・2017/06/18 19:24

待望の(?)雨が・・
”東京では、午後3時頃から雨となるでしょう”
その予報より少し早まりましたが、かなりまとまった雨が降り始めました。
人は大慌てって言う降り方でしたが、植物達にとっては待ちに待った瞬間か・・
コアオハナムグリ食事中
旬の花・アジサイにとっても待望の雨でしょうね。
これは、ポツポツ降り始めた頃に、アジサイの花で見た光景。
花びらやコアオハナムグリの背中にも、雨滴が宿り始めていました。
でも、この程度の降り方では、食事継続には支障なしで、食らいつき続行中。
食らいついているのは、ピンクの装飾花の中心にある丸い青色の本当の花(両性花)。
花の形に惑わされず、食べるべきターゲットはちゃんと認識出来ているんですね。
アジサイの花とコアオハナムグリ
さすがに本降りになった時点で、花喰い動作は中断の憂き目にあった筈。
でも、花弁が密集するアジサイですから、雨宿り場所には全く不自由せず。
こんな感じで、花弁の裏に、ひょいっと潜り込めばいいだけですからね。
名前にハナムグリ(花潜り)と付いている位だから、この手の動作はお手のもの。

※6/18に都内で撮影

見かけによる/よらない2017/06/15 20:43

見かけによる/よらない
草の葉に止まっていた、細くてヒョロッと長いやつ。
今の時期になると、たまに見かけるイトカメムシでした。
今日は何やら黒い物と一緒に写ったので、何だろうねと詳細観察してみたら・・
イトカメムシが殺戮行動中
この通り、頭部から出た口吻(ストロー)が、黒い物体に向けられていました。
画像では被写界深度外で不明瞭ですが、目視では、それは明らかに昆虫でした。
タマムシの仲間・クズノチビタマムシと思われます。
と言う事で、これは、虫が虫を襲う残虐シーン(体液吸い取り中)だったと言う訳。
それにしても、いかにも弱々しい体形のこいつが、こんな事をしでかすとはなぁ・・
人は見かけによらないと言いますが、昆虫にもずばり当てはまる事なんですね。
ムシヒキアブ
イトカメムシは ”見かけによらず” ですが、これの場合は見かけのイメージどおり。
昆虫を捕らえ口吻を突き刺して体液を吸い取る殺戮者・ムシヒキアブの一種です。
行動はイトカメムシと同様ですが、こちらは見るからに、それをしそうな雰囲気。
今日は、殺戮行動の合間の休憩中らしく、口元に何も確認出来なかったのが幸い。
でも、休憩後は、再び飛び上がって、イメージどおりの行動に移る筈です。

※6/15に都内で撮影