冬支度が足早に・・ ― 2022/10/09 13:04
舗装面の凹みに溜まったドングリです。風に吹かれてここに集結と言う事みたい。
近づく冬に備えて、樹々の冬支度が急速に進んでいる事を実感しました。 昆虫達は依然、秋モードの真っ只中です。
餌(アブラムシ)を求めて、細い草の穂を器用に歩いていたナナホシテントウ。
足を踏み外してポロリ!なんて言う姿は期待できないでしょうね。
落ちたら落ちたで、パッと翅を開いて飛べばいいんだからね・・ クズの茎にしがみつく態勢で止まっていたのは、オジロアシナガゾウムシ。
こちらは、ちょっとみっともない姿かなぁ・・
どこから液を吸おうか熟慮中だったのかも知れませんが、ふと、そんな感じが・・
※10/9に都内で撮影
※PENTAX K-70 / SMC PENTAX-DA 1:2.8 35mm Macro Limited.
グズ付き気味の空が・・ ― 2022/10/07 12:47
冴えない空の下・・ ― 2022/09/23 14:18
灰色の空越しに太陽がぼんやりかすむ、冴えない空がひろがりました。 そんな空の下では、草むらの元気者達もいまひとつ食欲がわかない様子。
クズの葉上にいた大食漢・クズクビボソハムシの食い跡も、この程度でした。
こいつにとりつかれると、葉っぱは見る見るレース模様状態に・・
遅かれ早かれ、そうなることに変わりはないでしょうが・・ 夜行性のアオドウガネにとって、陽射しの有無は関係ないらしい。
自分が作った喰い跡近くで、ぐっすり熟睡中でした。
それにしても、破壊的とも言える食いっぷり。
少しは手加減しろよ!って言いたくなってしまいます。
※9/23に都内で撮影
セミの声が途絶えた。 ― 2022/09/14 14:12
暑さはまだ夏のままですが、転換点に差し掛かった事は間違いない様ですね。 木立の中で気付いたのは、昨日までは耳に届いたセミの声がバッタリ途絶えた事。
オオトリを務めたツクツクボウシも寿命を迎えてしまった様です。
足下に目を落としたら、サクラの落ち葉がそれなりの数確認出来ました。
まさに散り始め。この先更に数を増して、枯葉の絨毯を演出する筈。 昆虫たちにとって、次世代に命をつなぐ大切な時期にさしかかりました。
これはクズの葉上で目にしたクズクビボソハムシの繁殖行動です。
注目点は、カップルの周囲にある喰い跡(穴)の数。
この種の食欲からすれば、この程度で済む筈もなく!。
繁殖行動が一段落したら・・その成り行きは確認する迄もないでしょうね。
※9/14に都内で撮影
変わり目を実感 ― 2022/09/12 13:33
季節の変わり目を実感させられる風景と言えそうです。
空気の方はまだまだ夏型、日向ではじっとりと汗をかくほどでした。 旬の花・ヘクソカズラ(ひどい名前ですね)に止まっていた甲虫。
花をかじるポーズのまま眠り込んでしまったみたい。
すこし涼しくなってから食べようと言う事かも・・
いずれにしても、取りつかれた花にとってはとんだ災難!。
(コアオハナムグリ) 勤勉な動きを見せていたのは、大小様々なアリ達。
今日もフィールドの掃除役としての勤勉な働きぶりを見せていました。
これはアブラゼミの片翅を運搬中の一匹。
セミの季節の終焉近しを告げる光景と言えそうです。
今日耳にしたのはツクツクボウシの声だけ。
それもかなりトーンダウンしていました。
※9/12に都内で撮影