今がピーク2017/08/07 20:37

今がピーク
セミの季節はまさに今がピーク。
数の増加と共に、木の幹上では、こんなお近づき状態を目にする事も度々です。
見た瞬間に、メスにプロポーズをかけるオスって言う風に受け取ったのですが・・
良く見ると、両者とも細い針状の口吻を幹に突き刺して、汁を摂取中でした。
更に、体の大きさから判断して、後方デカいのが雌で、前方が雄と見て間違い無し。
と言う事で、私の勝手な想像(雌をナンパする雄)は大外れだったと言う訳。
”色恋よりも食欲優先!”って言う、極めてドライな光景だったんですね。
(アブラゼミ)
蜘蛛の網に掛かったニイニイゼミ
ドライな光景をもう一つ。でも、これはあまり目にしたくない方のドライかな・・
ジョロウグモの網に掛かって、絶命したニイニイゼミです。
木から木へ飛び移る事が多いセミにとって、蜘蛛の網は何とも厄介な罠と言えそう。
こうして、命を終える個体も、並み大抵な数ではない筈です。
蜘蛛の世界も成体が続々と登場中なので、余計に危ないですね。
ミンミンゼミ詳細
セミの季節のピークではこんな楽しみもあります。
超接近しての詳細ショットをゲット!・・警戒心が薄れつつある今がチャンスです。
これは、そーっと近づいて撮影したミンミンゼミの全体像。
どこにでもいる普通種だけど、黒地に映える青緑色の模様が何ともクール!。
そして見事なまでの左右対称の美。
声の喧しさとは、かなりイメージが違う様な・・

※8/7と8/6に都内で撮影

勝手なセリフを・・2017/08/04 19:22

勝手なセリフを・・
自然観察中に出会う小さな生き物たち。
ふとしたシーンに、こんな事思っているんじゃないの?って想像する事があります。
と言う事で、今日撮影した2枚に、そんな勝手なセリフを当てはめてみました。
まずは、小さなハラビロカマキリ幼虫から・・
「薄暗くて気味悪い場所だけど、お腹も空いたし、入って行くしかないかなぁ」
空を見上げるハエトリグモ
じーっと空を見上げていたハエトリグモ。空を行き交うトンボを見て、
「あんなのつかまえられたら、いいんだけどなぁ」

※8/4に都内で撮影

ドジ踏んだ2017/07/23 19:46

ドジ踏んだ
太い木が立ち並ぶ木立の中で目にした、ちょっと??な光景。
空間に浮かぶハラビロカマキリ幼虫・・って言う様にも見えるのですが・・
蜘蛛の網に掛かったハラビロカマキリ幼虫
この場の状況を説明するとこの通り。
細くて見えにくいのですが、枝に張られたクモの網に掛かった幼虫でした。
右奥には、この網の主・ジョロウグモ幼体の姿が確認出来ます。
で、早速殺戮行動に入るかと思ったのですが、暫く見ていてもこの対峙関係は不変。
クモとしても、獲物の素性が判っているだけに無闇に手を出せないと言う事?・・
逆に襲われる可能性も否定出来ませんからね。
いずれにしても、こんな緊迫シーンを生み出した責任はハラビロ君側にあり。
枝を渡り歩いている時に、脚を踏み外したんでしょうか。
ハラビロカマキリ幼虫とアリ
ドジなハラビロ君ではなくて、本来あるべき姿が決まっているシーンも一枚。
草の葉に逆さまに止まって獲物に狙いを定めるの図ですね。
このシーンで注目しているのは、いま何かと話題のアリの仲間の様でした。
でも、中々手を出しません。
”あんなに小さい奴じゃ、腹の足しにもならんからね” って言う事らしい。
このシーンから推測して、例の外来種の駆除をカマキリ達に期待するのは無理みたい。

※7/23に都内で撮影

ほぼ水平で・・2017/07/21 20:53

ほぼ水平で・・
夏本番を告げるセミの声、ますます賑やかになって来ました。
その声を手がかりに、高い木を見上げると言うのがセミ観察の常道なんですが・・
その見上げ角度に徐々に変化が生じて来るのが例年の流れです。
これ迄は、首が痛くなる位に見あげないとだったのが、ほぼ水平で目撃可能に・・
これも、そんな水平視線で見つけたニイニイゼミです。
地上デビュー後、時間も経って次第に度胸がついて来たって言う事でしょうか。
それにしても、ずいぶん地味な体色だなぁと・・
クモの網にかかっていた片翅
”他のセミに比べて地味” って言うのが、ニイニイゼミのイメージです。
しかし、今日はそうとばかりも言えないなって言う場面に出くわしました。
それがこれ。木立の下草で目にした翅単体です。
下草の葉に張られたクモの網に引っかかっていました。
クモの餌食になってしまったのでしょうか。誕生して間もない筈なのになぁ・・
私が感動したのは、その翅の美しさ。拡大して確認してみると・・
ニイニイゼミの翅詳細
暗褐色の所々に、透明な薄膜が点在して輝いていました。その煌めきが実に美しい。
ニイニイゼミの翅には様々なパターンが存在します。
これはそのパターンのひとつなんですね。地味と一言で片付けられないなぁと・・
気になるのは、この翅の持ち主だったセミがたどった運命。
この翅を羽ばたかせて飛翔することがあったんでしょうか?・・
そうでなくて、脱皮後間もなくクモに襲われたんじゃあ、余りにも悲しい。

※7/21に都内で撮影

梅雨晴れも今日迄?2017/06/20 20:27

梅雨晴れも今日迄?
梅雨晴れの陽射しを受け、翅休め中のベニシジミの影が葉っぱの上にくっきり。
しかし、こんな光景も目に出来るのも今日の内。
梅雨前線の移動で、東京でも明日にはそれなりの雨が降り出すらしい。
ガクアジサイにいたハラビロカマキリ幼虫
ガクアジサイの花では、ハラビロカマキリの幼虫がスタンバイ中でした。
こちらも、今日の内にそれなりの獲物をゲットしておかないと・・
雨が降り出したら、まったく仕事にならんからね・・
ハラビロカマキリ幼虫の睨み
フォーカス合わないなぁって、まごついていたら、きつく睨まれてしまいました。
”ハンティングの邪魔するな!あっち行けっ!” って言う感じ。
体はまだヒョロヒョロで頼りないけれど、気の強さだけは既に一人前(?)。
毎度の事ながら、この視線、ほんと、たまらんなぁ・・
怒られてるんだけど、ちょっと嬉しい気持ち・・
逆光で見る蜘蛛
このハンターも、雨は願い下げの筈。
今日の内に千客万来を願いたい気持ちでしょうか。
でも、見るところ、網にかかる獲物はさっぱり。
そろそろ焦れ始めてる頃かもね・・

※6/20に都内で撮影