空も冬型へ・・2017/11/18 20:21

空も冬型へ・・
微かな爆音を耳にして見上げた空。
乱れを見せず長く尾をひくジェットの航跡。空が冬型に移行した事を告げていました。
不順な天候続きだったこれまで。この冬の傾向は果たして?・・
寂しいジョウロウグモ
秋型から冬型へ、目にする自然も大きく様変わりを見せて行く筈です。
これは依然がんばる秋の殺戮者・ジョロウグモ。
雌、雄、揃って網に止まっていますが、網に掛かるのは枯葉の破片ぐらい。
獲物が来なくちゃ生きては行けない。そろそろ限界かなと思い始めている頃かも。
昆虫観察者にとって、歓迎できない奴だったけど、こんな姿を見るとちょっとね・・

※本日撮影の画像ではありません(11/17に都内で撮影)

今日も秋雨2017/10/14 20:18

今日も秋雨
秋の雨は、真夏を挟んでの梅雨の裏返しとされますので、仕方ないけれど、鬱陶しい。
水辺の草に止まっていたコバネイナゴもそんな心境でしょうか。
いつもなら、盛大な食い跡を付けて食欲全開なんですが、今日はひっそり。
キクイモの花に止まるカタツムリ
反対に、カタツムリ達は ”今日もいいお日和だね” って言う感じ。
草地のあちこちで、数多くを目にしました。
これは、キクイモの花の枯れ掛かった花芯に止まっていた一匹。
頭部を花芯に接近させて、どうやらお食事中だった様です。
カタツムリの食性は、植物が主対象で、特に枯れかかった物がお好みらしい。
ここにいるのは当然の行動なんですね。
ジョロウグモは魔女の顔?
一方昆虫たちは、総じて雨は苦手。
そしてそれを狙う蜘蛛たちも同様にと言う事なんですね。
網を張れども、引っかかるカモは現れず、ただ網中央にじーっと鎮座するのみ。
おかげで、今日はじっくりとディテールを観察する事が出来ました。
これは、ジョロウグモ(雌)のお腹に注目した一枚。
以前から、まがまがしい感じだなぁと思っていたけれど、こう迄凄いとは・・
魔女の顔をも連想させる様な・・残忍な性格が顔に現れるの典型でしょうか。

※10/14に都内で撮影

乱れたパターンも・・2017/10/10 20:12

乱れたパターンも・・
秋の昆虫観察の注意点の一つが、木立の中をぼーっと気を抜いて歩かない事。
随所に張られたクモの網に顔から突っ込んで、アチャー!ってなる事が度々です。
何しろ相手は、獲物に気づかれない様に網を張る匠の技を持つ名手揃い。
このジョロウグモもその一つ。ご覧の通り桁違いに大きな網を張り待機しています。
クモの網の緻密なパターン
網の詳細を確認しても、手の込みようは一目瞭然。正に芸術作品と言っていい位。
獲物がかかる事を期待して、黙々と緻密な網を構築する。
それを一瞬にして壊す顔突っ込み攻撃!・・悪い事したなぁと反省する事しきり。
乱れたパターンも・・
緻密なパターンで網を張る術には驚嘆するばかり。でも更に細部を確認すると・・
所々に、こんな乱れたパターンが混在していることがあります。
パターンの乱れは、心の乱れ?・・
かなりいい加減なところもあるのかなぁって、ちょっと人間味を感じたりして・・

※10/10と10/9に都内で撮影

きょうの集団2017/09/30 19:40

きょうの集団
水草の茎上で目にしたアリ達の集団行動です。
茎が裂けている箇所に向かって、入れ替わり立ち替わり口を接触させていました。
私の目では確認出来ませんでしたが、どうやら甘い汁が浸み出しているみたい。
争う事もなく、行儀よく整然となので、同じ巣からやって来た仲間なのかも・・
アリの勤勉さを改めて実感させられる光景でした。
指でチョンとしたくなる塊
集団行動の画像を更にもう一例。こちらはかなり気味悪いかも・・
草の葉の間で目にした団子状に固まった物体です。
ご覧の通り、白く光る糸に囲まれているので、およそ察しが付きますが・・
私がこれを見つけた時にとる行動は、決まって、指でチョンと・・
イオウイロハシリグモ幼体(推定)
指でチョンをした結果がこれ。塊があっと言う間に四方八方にばらけました。
その慌てぶりが何とも面白い。すぐにまた元の塊に戻るところもね・・
小さすぎて判りにくいのですが、散らばった物の正体はクモの幼体でした。
それにしても一匹の親が生んだ卵から、これだけ大量の幼体が誕生するとは・・
その繁殖力の凄さにただただ感心するばかり。
昆虫たちにとっての恐るべき宿敵は、やはりクモで決まりでしょうね。
(イオウイロハシリグモの幼体と推定)

※9/30に都内で撮影

秋のヒマワリで・・2017/09/23 20:37

秋のヒマワリで・・
秋の野に咲く花といえば、淑やかで物静かって言うイメージですが、これは違います。
黄色い大輪の花を咲かせるキクイモ。
秋に咲くヒマワリと言われる通り、陽性なイメージで秋の野を明るく彩ります。
これだけ目立てばアピール効果は抜群。多くの昆虫を惹きつけてやみません。
この画像では2匹が吸蜜中。左がツマグロキンバエ、右がキタヒメヒラタアブです。
どちらも花の蜜が大好物。まさに至福の時来たるって言う心境でしょうか。
イチモンジセセリの吸蜜
黄色い花粉を顔面にいっぱい付けて吸蜜をしていたのは、イチモンジセセリでした。
長い口吻(ストロー)を蜜源に差し向けて、チューチュー。
この花が咲くのを心待ちにしていたんだよぉ・・って言う表情かな。
ハナグモ
しかし、自然界の厳しい鉄則はこの花にも適用されます。
蜜に惹かれてやってくる昆虫を待ち受ける隠密の姿も確認できました。
長い脚を広げて、さぁ、いつでもいらっしゃい状態だったのは、緑色のハナグモ。
こちらも、この花が開くのを心待ちにしていたんでしょうね。
でも、得意のハンティングスキルを駆使するのは、適度にね・・
食い荒らされたキクイモの花
この花を訪れる昆虫の殆どは、シベから出る蜜を求めてと言う事で間違いなし。
しかし、そればかりではない事を証明するシーンがこれ。
こんな風に、見事に破壊された花びらを、目にする事も度々です。
こんなひどい事をしでかした犯人(?)は?・・
今日の所は、犯行現場をおさえる事は出来ませんでしたが、近い内にきっと・・
それにしても、ひどい事をするもんだなぁ、ボロボロだよ・・

※9/23に都内で撮影