見かけで脅かす2018/09/24 20:32

見かけで脅かす
秋のヒマワリ・イヌキクイモの花で目にした緊迫の光景です。
アズチグモの目前の花芯に止まり食事に夢中なのはキンケハラナガツチバチでした。
ハンターからは至近距離。いつ襲い掛かられても不思議ではない緊迫度!・・
でも・・
花の裏に隠れたアズチグモ
何事も起こらず、場面はこの様に進展しました。
ハンター・アズチグモは、花びらの裏側に隠れて恐々と様子を窺っている感じ。
いっぽうハチは悠々と食事を続行中でした。
この蜘蛛は、自分より大きな獲物も平気で捕まえると言う解説もありますが、さて?。
あくまでも相手によりけり。いかつい姿の奴には手を出さないと言う事かも・・
キンケハラナガツチバチは攻撃性が低く、人を刺す事もまれらしい。
そう言った点からは、見かけで脅かすタイプの様です。
アズチ君、だまされましたね。

※本日撮影の画像ではありません(9/23に都内で撮影)

凄腕のハンターが・・2018/09/19 21:29

凄腕のハンターが・・
暑さがおさまる今の時期の昆虫観察での困り事は、ヤブ蚊の猛襲です。
人の肌の匂い或いは体温を感知して、集団で襲ってくる事も度々。
刺されっぱなしもしゃくなので、蚊除けスプレーをシュッシュッ!
これは、そんな防護策を講じた際に写した一枚。近くの葉に避難の図です。
ごく身近な昆虫なのに、その姿の詳細把握はいまいちなのが、蚊。
なるほどこう言う形なのかと納得の一枚・・って言うか、今ひとつ判りませんね。
脚が異様に長い事だけは、判りますが・・
蚊を捕らえたハエトリグモ
蚊に対して人がとれる防護策は、蚊取り線香かスプレー位しかないの?・・
と思っていたら、”そんなのチャチだよ” って言いたげな名ハンターを発見!。
葉っぱの上で待ち伏せ中のハエトリグモ。首尾よく捕獲したのはズバリ蚊でした。
蚊は、人が手で叩こうとしても、飛び去られる確率が高い逃げ足の速い奴。
それを前脚でがっちりキャッチ出来るなんて!。並大抵の捕獲能力ではないなぁと・・
腕に刺され跡数カ所の私としては、”おみそれしました” と声をかけたい気分に・・

※9/19に都内で撮影

失敗事例2018/09/08 21:30

失敗事例
秋のヒマワリとも言えるキクイモ(イヌキクイモ)の花は、昆虫達にとって人気抜群。
今日は、これからが旬のバッタ・オンブバッタが多く集結していました。
蜜を吸う蝶達とは違って、彼らの食事法は花びらや花芯をガリガリかじる事。
悲惨な姿に変わり果てた花を見る事も度々です。
怪しい物影が花びらの向こうに・・
順調な成長ぶりを見せていたこのオンブ君は、花びらより花芯がお好みの様子。
スポンジケーキを食べる様な感じでムシャムシャかじっていました。
幸せいっぱいと言う感じですが、世の中そんなに甘くない。
判りにくいのですが、画像の左下・欠けた花びらの向こうに怪しげな脚がチラリ・・
オンブバッタの前脚にガブリ!
その正体はこれ(画像右側)。待ち伏せタイプの蜘蛛・アズチグモでした。
待望の獲物がやって来た!と言う事で。花びらの表側に姿を現しました。
暫く様子をうかがっていましたが、意を決した様にオンブ君の左前脚をガブリ!。
花芯かじりに夢中なオンブ君は、そっちに気をとられて、全然気づいていない様子。
オンブバッタを見送るアズチグモ
でも、このケースは、体格差があり過ぎて、無理せんだったみたい。
やがて異変に気付いたオンブ君は、涼しい顔で立ち去りました。
かじられた事によるダメージは皆無の様でした。
惜しかったなぁと言う感じで、それを見送るアズチ君。
次は、相手の大きさも考慮した上でアタックかけた方がいいと思うけどね・・
”マジで見ないでよぉ、ちょっとからかっただけだよ” かもね。

※9/8に都内で撮影

待ちぼうけの日々が・・2018/09/06 19:57

待ちぼうけの日々が・・
今の時期、頻繁に目にする様になるのが、白に赤の配色がチャーミングなこの花。
他の植物に絡みつく様にツルを伸ばすヘクソカズラの花です。
屁糞とは、何ともひどい名前を付けられたものですが、花には全く罪はなし。
そんな匂いを発するのは葉や茎だけなんだとか。
ササグモのかくれんぼ
そんな花に注目して、ふと気づいたら、裏側に怪しい物影が・・
網を張らずに獲物を捕らえる待ち伏せタイプの蜘蛛・ササグモでした。
蜜を求めてこの花にやって来る昆虫の常連と言えば、蛾の仲間のホシホウジャク。
そんな大物を狙ってのスタンバイでしょうか。
首尾よくいけばいいけれど、この体勢もかなり疲れそうですね。
ジョロウグモのオス
こちらは、網を張って待機する、いわば正統派の蜘蛛・ジョロウグモのオス。
でも、成果の方は芳しくない様子でした。
暑さがおさまるこれからは、春と同様に昆虫の数が増える時期。
そんな千客万来・ウハウハの時の訪れはもう少し先と言う事でしょうか。
蜘蛛たちにとっては、待ちぼうけの日々が暫く続きそう。

※蜘蛛の画像は9/6に、花の画像は9/3に、いずれも都内で撮影

炎暑の中でも・・2018/08/14 20:10

炎暑の中でも・・
真夏の草地に咲く花の数はそれ程多くありません。
そんな花のひとつ・アカツメクサの花で目にした昆虫キラーのワンショットです。
カニグモの仲間アズチグモの黄色タイプ。獲物の到来をじーっと待ち受けていました。
でも、花に対して違和感ありありの色・形。
こんな見え見えな奴に騙されるドジっているのかなぁと思ったのですが・・
アズチグモがカメムシ幼虫を捕獲
別の花では、同種の白色タイプの ”してやったり!” の光景が・・
捕らえていたのは、カメムシの仲間の幼虫でした。
これを見る限り、暑さに耐えてじーっと待つのは、決して無駄な努力ではないらしい。
昆虫と蜘蛛のバトル、うんざりする炎暑の中でも休みなく繰り広げられていました。

※本日撮影の画像ではありません(8/12に都内で撮影)