季節感が一致した2018/12/09 20:35

季節感が一致した
昨日迄と同じ服装で出かけたのですが、失敗したなぁと強く感じた一日でした。
空気がぴーんと張り詰めて、体の芯からの冷え込みを感じました。
枝むき出しの冬姿の木も増えて来た今、目と肌で感じる季節感がやっと一致した感じ。
アブの日向ぼっこ
冬の間も花の蜜を求めて活動するアブの仲間も、今日は日光浴優先モードに・・
陽当たりのいい場所で翅休めする姿を多く目にしました。
(ヒラタアブの仲間と推定)
木の幹の窪み穴に・・
木の幹に空いた洞窟状の窪み穴。冬の陽射しが長く当たり続ける方角にぽっかり。
これは、毎年冬になると必ず立ち寄る、私にとっての定例観察ポイントです。
”さて、今年は?” と言う事で覗いてみたらこの通り。
確認出来ました!真新しい白い卵塊。
種は断定出来ませんが、クモの仲間が産み付けたものと思われます。
毎年繰り返されるここへの産卵。代々受け継がれてきた場所なんでしょうね。
確かに理想的。いい所に目をつけるもんだなぁと・・

※12/9に都内で撮影

終わりの時が・・2018/12/08 20:32

終わりの時が・・
地味目な色に紅葉したエノキの葉。その一枚にふと違和感を感じました。
周囲の黄褐色とは明らかに違う薄緑色。僅かに動いたので接近してみたら・・
ワカバグモ
前脚を大きく拡げて獲物を待ち受けるワカバグモでした。
名前の通り、若葉の頃には有効な擬態色ですが、今やその効果は殆どゼロに近い。
でも、こうして待っていれば、その内うっかり屋の昆虫が目の前に・・
しかし、一気に下がった気温のせいもあり、私が見る限り昆虫の活動は、ばったり。
今日のところは、このスタンバイ態勢も徒労に終わりそうな気配が・・
ジョロウグモのメス
こちらは、ドウダンツツジの植え込みで目にしたジョロウグモのメス。
ボロボロに壊れた網にしがみつく様な感じで、止まっていました。
長い間、昆虫にとって脅威の存在であったこの蜘蛛にも終わりの時が刻一刻と・・
背景の鮮やかな紅葉が枯れて散る時よりも前に、その日がやって来そうな気配が・・

※12/8(ワカバグモ)と12/7(ジョロウグモ)に都内で撮影

だまし合い2018/11/09 21:07

だまし合い
植え込みの木に張られた蜘蛛の網、折からの雨を受け水滴が輝いていました。
本来なら、網には獲物である昆虫も見受けられる筈ですが、その姿は皆無。
そして、この網を張った蜘蛛の姿も見当たらず。既に息絶えてしまった様です。
花芯近くに・・
主を失い打ち捨てられた蜘蛛の網は、晩秋ならではの寂しい光景と言えそうです。
しかし、蜘蛛の季節はまだ終わっていないよと言いたげなしぶとい奴もいます。
例えばキク科の花にいたこれ。花芯近くに陣取って獲物の到来を今や遅しと・・
ハナグモ待機中
部分拡大してみるとこの通り。右に頭を向けて待ち伏せ中のハナグモでした。
こうして息を潜めて待っていれば、擬態色にだまされたうっかり屋が必ず・・
そんな自信に満ちた待機風景でした。
蜘蛛と昆虫のだまし合い。細々とは言え、こんな形でこの先も続いて行きそうです。

※蜘蛛の網は11/9に、待ち伏せ中の蜘蛛は11/7に、いずれも都内で撮影

冴えない空に・・2018/11/06 19:12

冴えない空に・・
秋らしいすかっとした晴天。この秋はそれをじっくり楽しむ事が出来ません。
今日も、冴えない曇り空に覆われ、雨が降ったり止んだりの一日になりました。
爽やかな秋の自然を満喫しない内に冬へ・・そんな事もそろそろ気になりだして・・
いっぽうこちらは雨の多い秋は願ってもない展開の様です。
雨大好き生物カタツムリ。夏の間は息を潜めていましたが、ここに来て多数が・・
壊れた網に止まるジョロウグモ
カタツムリは活気づいているけれど、蜘蛛達にとっては嬉しくない状況みたい。
天気が悪ければ、獲物である昆虫達の活動も低調になってしまいます。
網にかかる獲物がさっぱりで、腹ぺこの日々が多くなっているみたい。
で、こんな、らしくない姿も。
壊れた網を直そうともせず、その残骸に力無く止まるジョロウグモ 。
この様子だと、フェードアウトの時が間近に迫っているのかも知れません。

※本日撮影の画像ではありません(小雨降る11/4に都内で撮影)

蜘蛛たちは今・・2018/10/23 21:10

蜘蛛たちは今・・
秋の草むらで良く見かける光景がこれ。野草に張り巡らされた蜘蛛の網です。
実に緻密な張り方で、これに掛かった昆虫にはまず逃げる手立てはないだろうなと・・
これを張った蜘蛛の執念にはただただ感心するばかりなんですが、しかし難点も・・
秋特有の斜光を受けると、この様にきらきら光って極端に目立ってしまいます。
その点はちょっと計算外かも・・でも、いるんでしょうね。うっかり屋の昆虫が・・
メスからある程度距離をおくオス
上の画像の網ほど緻密ではありませんが、ジョロウグモも網張り待機型の蜘蛛。
今の時期、その網で良く見かけるのがこんな光景です。
下方の大きなメスから、ある距離を保って止まる小さなオス。
このシーンでは2匹が止まっています。どちらもメスに近づき過ぎてはいません。
なぜそうするのか?・あまり近づき過ぎるとメスに食われる危険性があるから。
交尾を済ませた後、そんな惨劇が起きるのは蜘蛛の世界では良くある事らしい。
繁殖行動も正に命がけ。このケースではその前にオス同士の争いがありそうですね。
ジョロウグモのカップル
こちらは1対1のオス・メス関係です。
意を決したオスが、お気に入りのメスに近づき、求愛のサインをおくっている感じ。
なお、メスがオスを食うのは、必ずしも・・と言う事の様です。
このオスの幸運を、ただただ祈るばかり。

※本日撮影の画像ではありません(10/20に都内で撮影)