最後の一葉が・・2018/12/10 22:18

最後の一葉が・・
昨日同様、肌を刺す様な強い寒気に見舞われた一日。
空の表情もすっかり真冬のそれに変わっていました。
サクラの枝に一枚だけ
今日はそれ程でもありませんでしたが、強い北風が吹き付ける日も間近な筈。
サクラの細枝に残った最後の一葉を目に出来るのも、これが最後かも知れません。
常緑樹の葉に残るセミの抜け殻
サクラを含め、落葉する木は冬姿への変身を加速中です。
いっぽう常緑樹は?・・この通り、何の変化もなく、季節感はほぼゼロ。
と言う事で、その葉の一枚を羽化場所として選んだセミの抜け殻もその当時のまま。
これはこれで、時の移ろいの虚しさを感じさせる物と言えるのかも知れません。
この殻から誕生した成虫は、とうの昔にその寿命を終えたと言うのにね・・

※12/10に都内で撮影

時の移ろいの・・2018/10/26 22:11

時の移ろいの・・
傾き始めた西陽を浴び、葉上でひっそり翅休めをするヤマトシジミ。
日中はそれなりの動きを見せますが、陽の傾きにつれこんな姿が多くなります。
強さを増しつつある寒気が、この蝶の生存に脅威を与え始めたのかも知れません。
今季はいつ頃までその姿を?・・いよいよそんな事が気にかかる時期に入りました。
往時のまま残るセミの抜け殻
蝶の成虫の多くは、冬の到来と共にフィールドから消え去るさだめ。
その僅かな痕跡さえ残すことはありません。
一方夏の主役セミ達の生きた証は?・・
この様に、孵化場所にその時の姿のままに留まる抜け殻を、依然多く目にします。
鳴き声が響き渡った夏の日のメモリアル・・とは言え、なぜか寂しい。
艶を帯びた質感をそのまま残している所にも、逆に虚しさを感じてしまいます。
ガクアジサイの萼片は今・・
植物の世界にも、時の移ろいの虚しさを感じさせるものがあります。
それが、梅雨時の花ガクアジサイの花弁・・ではなくて萼片(がくへん)。
枯れてから随分時間が経ちましたが、形は全く不変で、白いレース状に変化。
この姿にも、セミの抜け殻と同様に時の移ろいの虚しさが漂っている様に感じます。

※本日撮影の画像ではありません(10/25に都内で撮影)

見納め?2018/09/09 21:14

見納め?
全国的には傘マークがずらり。しかし東京はまずまずの晴天に恵まれました。
これは所用の合間に見上げた空。雰囲気的にはだいぶ秋めいて来たなぁと・・
肌で感じる相変わらずの暑さと、目で見る風景のギャップに、戸惑いを覚えました。
終末期のアブラゼミ、しーんと・・
昆虫の世界は季節の進展に敏感です。それを物語るのがアブラゼミのこの姿。
幹の、木洩れ陽がスポット状に当たる場所に止まっていました。
しかし黙して語らずではなくて鳴かず。最盛期の勢いは完全に消え失せていました。
こうして幹に止まっているのもやっとと言う状態だったのかも知れません。
おそらく今期の見納めだろうなと言う気持ちで、静かにシャッターを押しました。

※空は9/9に、セミは9/8に、いずれも都内で撮影

過ぎ行く夏を・・2018/09/04 19:51

過ぎ行く夏を・・
午後3時頃、都内某所で目にした光景です。
日本海側を通過中の台風の影響で、断続的に降る雨に濡れた路上にいたミンミンゼミ。
今にも動き出しそうに見えますが、既に息絶えて硬直した状態でした。
過ぎゆく夏を象徴する感じの寂しい後ろ姿。
この台風が、季節に、はっきり区切りをつけるものになるのかも知れません。

※9/4に都内で撮影

ただ黙々と・・2018/08/27 20:16

ただ黙々と・・
夏の終わりが近い事を告げるツクツクボウシの声だけが際立つ木立。
そこで目にしたホットな光景がこれ。交尾状態にあるアブラゼミのカップルでした。
ただ黙々と・・異性を求める際のあのやかましい鳴き声はいずこに・・
イメージの激変ぶりに、ちょっと戸惑いを覚える様な光景でした。
アブラゼミの交尾
長い年月を地中で過ごした後、地上に姿を見せたのは、この状態に至る為。
中にはそこに至らず、外敵の餌食になってしまった個体も多数の筈。
それを考えると、大いに祝福すべき光景なんですが、当事者は至ってクール。
そっぽを向いたこのポーズに、かなりの違和感を感じてしまいました。
独身のオンブバッタ
カップル状態がしっくり来る昆虫と言えば、筆頭格はこれでしょうか。
小さなオスが大きなメスにおんぶする姿が当たり前のオンブバッタ。
今日出会ったこのオスは、まだパートナーに巡り合えていないみたい。
所在無さげに、葉っぱの上でしょんぼり?・・
でも、もうすぐ姿を消すセミ達に比べれば、時間的な余裕はたっぷり。
”そんなに焦る事はないさ” って声を掛けてあげたい気分に・・

※8/27に都内で撮影
※事情により、暫くの間、記事更新が不定期になる可能性があります。
よろしくお願いいたします。