過去、現在、未来2017/02/03 19:35

過去、現在、未来
落ち葉が降り積もる草地で目にした、遠く過ぎ去った夏の遺産。
原形を保ったままのセミの抜け殻です。
脱皮時にしがみついていた葉っぱでしょうか。それをしっかり掴んだままでした。
この殻から抜け出したセミ本体は、既に土に還ってしまった筈。
時の流れの無情を感じる光景でした。
アシナガバチの巣
こちらは、昆虫世界の現在を象徴する光景です。
木の細枝に構築されているアシナガバチの巣。
汚れのない白っぽい表面色から判断して、現役バリバリの一品と思われます。
巣穴の中で眠る幼虫たちは、寒風の影響を受けずにヌクヌク。
春の訪れと共に、一斉に巣立ちの時を迎える筈です。
早生まれの蝶
過去、現在を目にした私の目に飛び込んで来た、一寸早過ぎる未来の光景。
突然目の前に現れ、枯れ草だらけの地表に降り立ったモンシロチョウです。
ナノハナの黄色や若緑が似合う蝶。
枯れ色との組み合わせは、どう見ても違和感ありあり。
”いくら何でも早生まれ過ぎるよ” と声を掛けたい気持ちになりました。

※2/3に都内で撮影

薄れる夏の記憶2016/11/23 21:09

薄れる夏の記憶
レモン色に変色したエノキの葉。
その葉の所々に残る猛暑の夏の痕跡。数多くが生息したセミ達の抜け殻です。
やかましかった鳴き声を耳にしたのも、今や遠い記憶の彼方。
この抜け殻も落葉と共に地表に散り落ちるさだめ。夏の記憶が更に薄れて行きます。
地表を覆う落葉
一足お先に盛大な落葉風景を作り出していたのが、ケヤキの木。
見あげる枝に残る葉はほんの僅か。丸裸の冬姿完成まで後もう一歩と言う感じ。
今夜半からは関東南部でも降雪するかもとの予報が出ています。
ふかふかで踏み心地のいいこの落葉の絨毯を、白く覆い尽くしてしまうのでしょうか。
いくら何でも早過ぎると思うけど・・

※11/23に都内で撮影

過ぎ去る夏を・・2016/09/14 20:45

過ぎ去る夏を・・
普通種すぎて普段はレンズを向ける機会が少ないモンシロチョウ。
しかし、この秋生まれと思われる新鮮な個体には、やはり心惹かれます。
この蝶の特徴である純白の翅が、ギラギラ感の減った今の時期の陽射しにしっくり。
アブラゼミの片翅
秋の雰囲気が濃く漂い始めた草むらですが、夏の名残も依然そこここに・・
これは草の葉の上で目にしたアブラゼミの片翅です。
趣のある褐色系のグラデーションに惹かれてシャッターON。
それにしても、どう言う状況下でこうなったのかが、気になるところ。
秋に入り、すっかり成熟したカマキリ属に襲われてしまったのかも知れません。
過ぎ去る夏を象徴する寂しい光景の様に感じました。

※9/14に都内で撮影

夏の終わりの詳細観察2016/09/09 19:21

夏の終わりの詳細観察
夏を精一杯生きたセミ達にも終わりの時が迫っている様です。
地面に落ちてじっとしている個体を見かける事も度々。このクマゼミもその一つ。
指で容易につまみ上げられたので各部を観察しました。これはお腹側の詳細です。
なるほどなぁと思えたのが、オレンジ色が鮮やかな一対の発声器官。
あのやかましい鳴き声もさもありなんって言う感じの巨大なビラビラでした。
その他の部位もがっしりとして頑丈そう。流石に熊と呼ばれるだけはあるなぁと・・
弱ったクマゼミ
観察後、近くの木まで連れて行き、幹に止まらせてあげました。
翅もボロボロに傷んでいるし、幹にしがみついているのがやっとって言う感じ。
シャッシャッシャって言うあの鳴き声をたてるのはもう無理なのかも知れません。
これ迄は到底無理だった詳細観察を出来たのは嬉しかったけれど、やはり寂しい。

※9/9に都内で撮影

デッカイやつだなぁ2016/08/31 21:24

デッカイやつだなぁ
サクラの木の幹で見た、今の時期限定のシルエット画像です。
アブラゼミの股下をくぐって木登り中の小さなアリ。
上を見上げて、”デッカイやつだなぁ”・・
この組み合わせを目に出来る日々も残り僅か。夏もいよいよ終盤です。

※8/31に都内で撮影