雨空の下で・・2023/11/12 14:33

雨空の下で・・
傘をさそうか、やめとこうか・・そんな迷いを覚える様な弱目の雨が降る午前。
寒さが一段と身にしみました。
これは葉上で目にしたヒラタアブ。こんな日は食欲も湧いて来ないよと言う感じ。
雨雲が流れ去るのを強く望んでいたことでしょうね。
セミの抜け殻・新品同様!
木の葉をしっかり抱きかかえていたセミの抜け殻です。
セミの季節は遥か遠くに過ぎ去りましたが、抜け殻の輝きは新品同様!。
その事が、逆に時の経過の無情さを物語っている様に感じました。
地上での生活が極端に短いのに、地中で誕生を待つ日々は気が遠くなるほど長い。
セミの生き方って、不条理過ぎるなぁと、これを見かける度に思ってしまいます。
控えめな色づきを見せる紅葉
冴えない雨空の下でも、それなりの鮮やかさを見せていた小柄な紅葉です。
控えめなこの葉には、むしろ、雨空がお似合いの様に感じました。
紅葉の雰囲気も様々ですね。

※11/12に都内で撮影

超速で進んでいる・・2023/08/31 13:31

超速で進んでいる・・
気温の方はまだまだですが、見上げる空には秋の雰囲気も感じられる様になりました。
この眺めと肌で感じる空気とがぴたりシンクロする日も、そう先の事では・・
そう思いたいところですが、早とちりな期待は、しない方がいいんでしょうね。
木の幹に残されたセミの抜け殻
真夏を象徴するセミの声、バッタリと止んでしまいました。
木の幹には、脱皮殻が数多く残されていますが、これらもそのうち消え失せて・・
最盛期の合唱音が賑やかなだけに、時の歩みの無情さを感じさせる光景でした。
ヤマトシジミの熱いシーン
秋に生きる昆虫達は、熱々な恋の日々に入ったらしい。
草の葉上で、ヤマトシジミの交尾シーンを目にしました。
季節の歩みに乗り遅れない様に・・昆虫達のタイマーは超速で進んでいるんですね。

※8/31に都内で撮影

だいぶ先かなぁ・・2023/08/23 13:33

だいぶ先かなぁ・・
ジリジリと照りつける陽射しのパワーは一向に衰えず。
身の危険を感じる程の暑さが今日も継続しました。
しかし、空の様子には若干の変化が・・
モクモクと湧き上がる夏雲の上に掛かっていたのは、流動的な形の秋型の雲。
両者の形勢逆転は何時ごろなのやら・・まだ、だいぶ先かなぁ。
日陰に逃げ込んでいたイナゴ
イナゴが、日陰の草につかまって、きつい陽射しから身を守っていました。
同じく日陰に逃げ込んだ私としては、大いに賛同できる光景でした。
アブラゼミの遺骸
真夏の暑さにシンクロして、大音響を響かせるのがセミ達の声。
しかし、その声がバッタリと止んでしまいました。
そして、目にするのが、日向に横たわる遺骸の数々。
さっそくやって来たのは、貪欲なアリ・一匹(遺骸の下方)。
この後、多数が集結して、貴重な食糧確保に没頭するんでしょうね。
肌で感じる季節感に混乱はありますが、夏の終わりを感じさせる光景でした。
※アブラゼミ

※8/23に都内で撮影

むしろ大歓迎・・2023/08/20 13:14

むしろ大歓迎・・
モクモクと湧き上がる夏雲。夏の暑さがピークに達した事を物語っていました。
その空を気持ちよさそうに飛び交っていたトンボ三種。
左下のはギンヤンマ。その上に小さ過ぎて不明瞭ですが、アキアカネ。
右側の黒いのはチョウトンボ。三種が勢揃いした豪華なシーンでした。
人は暑さに辟易だけど、トンボ達はむしろ大歓迎と言う様に見えました。
陽射しを避けていたイトトンボ
一概にそうと決めつける事は出来ないのかも・・
アオモンイトトンボは、直射日光を避けて、樹下の草に止まり、ひっそり。
秋遅くまで生き続ける息の長いトンボ。
熱中症を避ける事も、長生きの秘訣なんでしょうね。
アブラゼミの遺骸
長い地中生活を経て、地上に生活の場を移し、賑やかに鳴き交わしたセミ達。
その声が、バッタリと止んでしまいました。
そして目にするのが、こんな光景。
地表に転がるアブラゼミの遺骸です。よく見ると頭の部分が無くなっていました。
貪欲なアリ達に持ち去られてしまったのかも・・
待ちに待った地上生活もあっと言う間に終焉を迎えて・・
セミの一生って、考えれば考える程、むなしいなぁと感じるのですが・・

※8/20に都内で撮影

まだまだ早過ぎるよ・・2023/08/13 14:39

まだまだ早過ぎるよ・・
下り坂に差し掛かりつつある空模様。
照りつける陽射しは無いのですが、むーっとする熱気が漂っていました。
熱気を避ける為か、木の葉上で翅休めをするシオカラトンボを見かけました。
スカッと晴れ渡らない空模様は、苦手なのかも・・
樹下の草に止まるアブラゼミ
木の幹に止まって樹液を吸う事に夢中な筈のセミですが、樹下の草の葉でひっそり。
この様子から感じたのは、そろそろピークの時が過ぎつつあるのかなぁと・・
騒がしかったセミ達の声がばったりやんだ時に感じる寂しさ。
まだまだ早過ぎるよと思うのですが・・
(アブラゼミ)
日影の草の葉に止まるオンブバッタ
葉っぱの上にちょこんと止まっていた、オンブバッタのオス。
その喰い跡、全部君がつけたの?・・そう聞いてみたくなる様な光景でした。
でも、体格から察して、派手なこの喰い跡とは関係なさそう。
夏草の葉の美味しさに目のないヤカラは多数。草の葉の受難は当分続きそうですね。
それにしても、デカい穴だねぇ・・

※8/13に都内で撮影