強風に煽られて・・2019/08/16 20:30

強風に煽られて・・
大型台風10号の余波と思える強風に見舞われた昨日、樹下で目にした光景です。
枯葉が積もる地表に落ちていたコナラのドングリ。鮮やかな若緑色が印象的でした。
折からの強風に煽られて、未熟なまま、枝から転げ落ちてしまったらしい。
褐色に色づいたドングリは、秋の風物詩のひとつと言えそうです。
それを目にする楽しみを奪ってしまった台風。この先も続々とは勘弁願いたい所。
枯葉に止まっていたアオバハゴロモ
同じく枯葉の積もる場所で目にした若緑色。セミの親戚筋・アオバハゴロモでした。
この種の食性から見て、この様に、カラカラに乾いた枯葉に止まる姿はあり得ない事。
植物に止まり、新鮮な樹液を吸う食性をもつ為、農業害虫として嫌われています。
この個体もそれをやっている最中に、強風に煽られて、ここへ飛ばされて来たみたい。
でも、幸い無傷の様なので、風がおさまれば、再び・・
被害は受ける植物にとっては、”もう来なくていいよ” なんでしょうが・・

※本日撮影の画像ではありません(8/15に都内で撮影)

食べ方もさまざま2019/07/31 19:56

食べ方もさまざま
植物の葉を食べる昆虫の数、極めて多し。
しかしそれぞれの食事法にはかなりの違いが認められます。
具体的に言うと、どこからどの様に食い進むのかと言う点にも大きな差違が・・
オンブバッタの場合は、こう。葉の端からではなく、内側に穴をあけるスタイルです。
まだ幼虫世代で、小柄なのに、ぽっかり空いた穴はかなり大きめ。
早く大きくなる為にモリモリ食べるぞ!って言う段階の様です。
これは、お腹がいっぱいになったので、一休みのシーンでしょうか。
穴ではなく薄膜が・・
オンブバッタの食事法は、単純明快で、ある意味、判りやすい。
でも、このニジュウヤホシテントウの場合は、かなり難解かも・・
無残に穴をあけられた様にも見えますが、実際はあいておらず薄膜が残っています。
葉の表層の緑色の部分をこそぎ落とす様に食べるのが、このテントウの食事法。
器用といえば器用だけど、葉っぱにとってのダメージは相当な物と推測出来ます。
ニジュウヤホシテントウ
クローズアップしてみるとこの通り。結構可愛いのですが、農業害虫としては一級品。
ナス科の植物に甚大な被害を与えるワルとして忌み嫌われています。
テントウムシの多くは、植物の敵アブラムシを退治する善玉。
でも、中にはこんなワルもいるところが昆虫世界の奥深さですね。

※本日撮影の画像ではありません(7/30と7/29に都内で撮影)

今の時期のへんてこりん2019/07/22 21:22

今の時期のへんてこりん
東京でも、今週の半ば位には梅雨明けの発表がありそうとのこと。
うんざりする様な長い梅雨でしたが、そんな中でも昆虫達の登場はほぼ順調に・・
例えばこれ。今の時期になると草の茎などでよく目にする白い綿状の物体です。
なんだろうねと言う感じですが、この綿、もそもそ動き出すからびっくり!。
更に注視すると、ポチんと丸い目も確認出来ますので、素性はバレバレ。
画像上方が頭部のアオバハゴロモの幼虫でした。
ふかふかの綿にくるまって草の汁を吸っていた幼虫生活とのお別れも間近な様です。
アオバハゴロモの成虫
既に成虫への変身を済ませた個体も確認出来ました。
アオバハゴロモ(青葉羽衣)と言う名前がぴったりはまる優雅な色合いです。
これ以上簡素化しようもない程のシンプルな形も、お見事!。
でも、幼虫時代から変わらないそのまん丸目が、ちょっと雰囲気壊してるかなぁ・・
ヒメクダマキモドキの幼虫
へんてこりんな昆虫と言う位置付けに入りそうなアオバハゴロモ。
そして、これもへんてこりん度ではかなり高ランクに入りそうな雰囲気が・・
ツユムシの仲間・ヒメクダマキモドキの幼虫です。
ぼーっとしていると、見過ごしてしまいそうな色。形も植物の葉にそっくり。
おまけに、前脚が極端に短いので、常にこんな前のめりの体勢に・・
いかにも窮屈そうなこの体勢。成虫になると、ちゃんと補正されるのか?・・
それを確認出来るのも、そう先の事ではない筈です。

※本日撮影の画像ではありません(7/21に都内で撮影)

今日も日照不足で・・2019/07/16 20:48

今日も日照不足で・・
日照不足が19日連続とか・・どっかり腰を据えた梅雨前線にいささかうんざりです。
そんな雨空の下では、ヒマワリの花もまったく形無しと言う感じでした。
本来ならお日様に向かってフルオープンの筈の花びらもこの通り。
水滴を宿す姿、アジサイならサマになるけど、この組み合わせはなんとも・・
雨に打たれるブチヒゲカメムシ
昆虫達も陽射しの安定を強く願っているみたい。
真昼間だと言うのに、やる気全然起きずと言う感じの個体を多く目にしました。
一例がこのブチヒゲカメムシ。
アカツメクサの花の付け根に顔を突っ込んで、じーっと固まっていました。
こんな日は、動き回るだけムダさって言う事らしい。
水滴を飲んでる(?)ハチ
この小さなハチは、降り続く雨をものともせず活動中でした。
そして、ヒメジョオンの花のつぼみに止まって不思議な行動を開始!。
つぼみの表面を覆う繊毛に口を付けてしきりに何かをやっていました。
繊毛に付いた小さな水滴を飲んでいる様にも見えたのですが・・
事実関係は判りません。
でも勤勉さではカメムシを完全に上回っていましたね。

※7/16に都内で撮影

しつこい雨空の下・・2019/07/12 20:26

しつこい雨空の下・・
しつこく居座る梅雨前線、そんな感じの雨空に覆われ続けた午後。
草の葉の間に渡した蜘蛛の網も、びっしりと水滴を宿して・・
葉陰で雨宿りをしている筈の蜘蛛、いい加減に止んでよと言う心境だったかも・・
背中に水滴を宿してお昼寝中
硬い殻に守られている甲虫達にとって、雨によるダメージは殆ど無しの様です。
背中に付いた水滴を気にせず、ぐっすり昼寝を決め込んでいたみたい。
お陰で、メタリックな輝きの美を、じっくり鑑賞する事が出来ました。
(リュウキュウツヤハナムグリ)
雨を気にせず食いまくるゾウムシ
雨宿りより食欲を満たす事の方が優先事項。
そんな感じで、葉っぱをムシャムシャやっていたのは、小型のゾウムシでした。
雨に濡れた葉っぱは、柔らかくて食べやすいから最高!って言う事なのかも・・
見る見る喰い痕がひろがって行きました。

※7/12に都内で撮影