の様なもの2016/06/29 21:01

の様なもの
今の時期、草むらの草の幹等で良く目にするのが、こんな光景。
何やら、白い綿の様な物がびっしりまとわりついています。
植物の病気の一症状かなとも思えますが、さにあらず。
この綿のかたまりが、もうすぐバラバラに分解して・・
アオバハゴロモの幼虫
こんな物に変化します。綿の小さな切れ端がモソモソ動くので、あれれって・・
でも、動いて当然。
超短足だけどしっかり脚も生えていて、昆虫の幼体である事は間違いなし。
正体は、草や木に取り付いて、汁を吸う食性を持つアオバハゴロモの幼虫です。
幼虫時代も風変わりなやつですが、成虫になってもそのユニークさはかなりのもの。
コットンベビーが変じてどうなるのか?。それを確認出来るのも間近と思われます。

※6/29と6/27に都内で撮影

ジャストタイミング2016/04/26 21:03

ジャストタイミング
カメラに気づいて、鳩が豆鉄砲を食らった様な表情を見せていたのはカワラヒワ。
そろそろかなと思い訪れた川辺の菜の花畑。案の定多数がやって来ていました。
目的は、房にびっしり実った種子をついばむ事。
ナノハナの時期が終わり今は種子が実る時。丁度食べ頃を察知しての飛来です。
正にジャストタイミング。花満開の頃からここに狙いを定めていたんでしょうね。
ヤマトシジミ
こちらは、私的にですが、ジャストタイミングからはだいぶ遅れ気味。
普通種なのに、今季はまだ見かけないなと思っていたヤマトシジミです。
特にアピール度が高い斑紋ではないけれど、これを目にすると何故かほっとします。
シンプルイズベストって言う感じでしょうか。
蝶たちの顔ぶれも揃い、季節はいよいよ夏に向けて急加速の気配が・・

※4/26に都内で撮影

早春は泥だらけ2016/02/19 20:37

早春は泥だらけ
明日は低気圧の影響で荒れ模様の天気と予報されていますが、今日の所は平穏。
と言うより、一気に春到来と言う感じの穏やかな空模様に恵まれました。
暖かさを受けうっすら霞む空。そこに浮かぶ雲も何となく春めいて・・
これは、さざ波みたいな薄雲が面白いなと感じて写したワンショットです。
地面スレスレのフレッシュグリーン
この先は、草や木が見せる新鮮な緑に目を奪われる時期に入ります。
そんな典型例を、地べたスレスレで見つけました。
ヒラヒラと踊っている様なフレッシュグリーンが印象的。
周囲の紅色系との対比で一層鮮やかに感じられました。
さてこれは何かと言うと・・
ハネヒツジゴケ
通常の見下ろす視線でとらえた実像がこれ。
遊歩道の道端に、びっしり敷き詰められたコケの一種・ハネヒツジゴケでした。
しかしこの視線での一瞥では、枯れ草みたいで、さしたる興味を惹かない感じ。
地面に寝転がって凝視した結果、やっと気付いたフレッシュグリーンでした。
早春の植物観察は、服が泥だらけになる事をいとわない覚悟が必要なのかも・・
ツマグロキンバエ
お目当の昆虫観察でも、上着の袖が泥だらけ!。
その成果がこれ。地面スレスレに咲いたハルジオンで吸蜜するツマグロキンバエです。
キンバエって言う名前から、不潔なイメージを抱きそうですが、これは全然別種。
花の蜜や花粉を好む綺麗好き(?)なハエです。
縞模様の浮き出る複眼が特徴。花を好む虫にしては、ちょっと怖い顔つきですね。
ハナアブやヒラタアブの仲間同様、早春の野の花のお友達とも言える存在です。

※2/19に都内で撮影

試練の日々が・・2015/07/06 19:20

試練の日々が・・
いま正に梅雨の真っ只中である事を実感させられる一日となりました。
傘に打ち付ける雨音も、昨日に比べ格段に強い。
人には鬱陶しいこんな雨も、植物には何よりの恵みとなっている筈。
樹木から吊り下がる草のつるの伸び具合が、その事を如実に物語っていました。
シロテンハナムグリ
木立の下、草の葉に止まっていたのはシロテンハナムグリ。
葉の陰に隠れることをせず、身体に雨滴を宿したまま固まっていました。
硬い殻をまとっているとは言え、この状況は決して嬉しいものじゃない筈。
キオビツチバチ
キオビツチバチはもっとひどい状況。全身ずぶ濡れって言う感じでした。
この蜂は、土中のコガネムシの幼虫に卵を産み付ける生活を送っているらしい。
今日はその作業もやむなく中止。全くさんざんな天気だなと空を恨んでいる筈。
夏に向かう昆虫達にとっては、避ける事の出来ない試練の日々がもう暫く続きます。

※7/6に都内で撮影

雨への対応は?2015/07/05 21:19

雨への対応は?
梅雨空がどっかりと腰を落ち着けた感じ。今日も傘が手放せない一日になりました。
但し長く降り続けるのではなく、雨を降らす重い雲が断続的に広がるパターンでした。
とぼとぼ歩きの自然観察にとって、梅雨はやはり嬉しくない時期だなぁと・・
さて、昆虫達の雨への対応はどの様になっているのかなと探って見たら・・
ショウジョウトンボのオス
縄張り意識の強いショウジョウトンボは、雨の中でも自分流のスタイルを崩しません。
自らの領域に侵入するものがあれば、直ちに飛び上がって追い払おうと言う態勢。
とは言え、こんな日に活動するトンボなど殆どいないのが現実。
そろそろ雨を避けられる所に避難した方がいい様に思えたのですが・・
コバネイナゴ幼虫
コバネイナゴ幼虫は、雨などお構いなし。葉っぱをガリガリかじる食事に専念中。
雨の恵みを受け、ヨシやガマ等の水辺の草が、旺盛な繁り具合を見せています。
正に美味しいもの食べ放題。沢山食べて早く大きくならなくちゃって言う事らしい。
ナミアゲハ
ナミアゲハは、飛び回る事は断念し、細枝に止まり翅休め中でした。
雨粒を沢山受けそうな大きな翅ですが、鱗粉に覆われているので問題なしなのかも。
水滴が付いた複眼
同じ画像を部分拡大してみるとこの通り。注目点は画像右側の複眼です。
大きな水滴が、複眼の表面に留まってしまっています。
他人事ながら鬱陶しいんじゃないかなと・・しかし、全然気にする様子はなし。
そのうち落ちるさって、のんびり構えているのかも。やはり大物は違うなぁと・・

※7/5に都内で撮影