超多忙な日々が・・ ― 2023/07/24 13:43
花が期待する花粉媒介役としては、申し分のない存在でしょうね。
どうぞ、ゆっくりしていってね。そんな語りかけが聞こえてきそうでした。 火山の火口付近でこわごわ下を見る小さなアリ。そんな風にも見えたこのシーン。
実際は甘い蜜がたくさん出ていそうだな。シメシメってって言ったところかも。
この後、ヒルガオのシベに向かって足早に降りていきました。
花粉媒介の機能はイマイチかもだけど、花にとっては歓迎できる来客でしょうね。
欲を言えば、デカいやつの方がいいんだけどね。 好物のアブラムシを求めて足早に移動中のナミテントウです。
獲物探しには機動力が必須。この様な逆さま状態でも歩く速度は通常と変わりません。
この先も、セカセカ歩きの超多忙な日々が続きそうですね。
※7/24に都内で撮影
とっくにバレバレ ― 2023/06/13 14:39
気温もグーンと上昇して、梅雨明けだなぁと勘違いしそうな雰囲気さえ・・
さすがに気が早すぎでしょうね。 強い陽射しを避けて、日陰に逃げ込む昆虫をいくつか目にしました。
パンダ模様のオジロアシナガゾウムシもそのひとつ。
よく見ると体表面が細かい毛(?)で覆われています。
保温効果あり?・・直射日光を浴びるのは苦手なのかも知れませんね。 トホシテントウも日陰の葉っぱに退避中。
お陰で、その姿をじっくり観察出来ました。
よく見ると、前部中央の斑紋って、ハートマークそのもの。でも、実像は・・
テントウムシの中では珍しく、植物の葉に食害を与える存在です。
その素性を隠すためのカムフラージュでしょうか。
でも、とっくにバレバレだよ。
※6/13に都内で撮影
もう少し先でいい・・ ― 2023/06/10 16:10
梅雨前線もいよいよ本気を出してきたのでしょうか。
もう少し先でいいんですけどね。 冴えない空の下でも、昆虫達の食欲は一向に衰えを見せず。
繁り始めた草の葉上では、そんな光景を多く目にしました。
これは、クズの葉上で目にしたクズクビボソハムシの交尾シーン。
大きな方がメス。背中に乗ったオスとの体格差が歴然です。
丈夫な卵をたくさん産み落とす為に、沢山食べて体力を付けておかなくちゃ!・・
この後、穴の数がさらに増える事は間違いなし。 ナナホシテントウが、好物のアブラムシを求めて忙しく移動中でした。
この様に、逆転姿勢になっても、歩行スピードはダウンせず。
草むらの緑を護るガード役としての活動。いよいよ多忙期に入った様ですね。
実に頼もしい!。
※SONY α6000/18-55mm OSS
※6/10に都内で撮影
名前どおりの・・ ― 2023/06/03 14:45
暗い雨空の下・・ ― 2023/05/15 14:00
季節の変わり目に見られる、不安定な空模様と諦めるしかないのでしょうか。
そんな気持ちを癒してくれる爽やかな薄紫色。
いま観察地で多く目にするハマダイコンの花です。
自己主張は強くないけれど、いまの時季を象徴する野の花と言えそうです。 暗い雨空の下、ハルジオンの花もいまひとつ元気が出ない様子でした。
空模様のせいだけではなく、茎にびっしり寄生したアブラムシによる被害かも・・
そんな花を救助する為に、馳せ参じていたのがナナホシテントウ。
我こそ正義の味方なり!と大活躍の筈ですが、背中に雨粒を宿したままじーっと!。
こんな雨空の下では、”イマイチ元気が出ないよ” なのかも・・ いっぽう元気な姿を見せていたのが、一回り小さな体形のカメノコテントウでした。
小さな体を活かしてチョコマカ・チョコマカ・・まさに機動力のかたまりと言う感じ。
でも、この草には、お目当てのアブラムシがさっぱり。
たまには、こんなドジを踏むこともあるみたい。
雨が強まる前に、別の草に場所替えしないと・・かな。
※5/15に都内で撮影