若緑の中で・・2017/04/25 21:17

若緑の中で・・
自然が繰り広げる今の時期ならではの色の競演。
寂しい枯れ景色を長く見続けてきた目には、戸惑いを感じさせる程の贅沢さです。
葉っぱの赤ちゃん
辺り一面の若緑・・って言うイメージなんですが、それ程単純ではありません。
中には、まず最初に赤く染まる葉もある所が、自然界の面白いところ。
これはタブノキの若葉。今の時期限定の鮮やかな色合いです。
やがて普通の緑色に・・つまり ”葉っぱの赤ちゃん” って言う段階なんですね。
クロイトトンボ
草むらでは、若緑の草の間を縫って飛び回るものの姿が、今日も・・
これは今季初遭遇のクロイトトンボ。背中の黒さが特徴的なイトトンボです。
この個体は、飛ぶ際に羽ばたく翅が、陽射しを受け白く輝いて見えました。
多分羽化後それ程時間を経ておらず、翅がまだ乾ききっていない個体と思われます。
そのぎこちない飛び方が、若草に覆われたこの場所にマッチしているなぁと・・

※4/25に都内で撮影

開幕を告げるのは・・2017/04/24 20:02

開幕を告げるのは・・
枯れ色の水草の根元から、若い緑が急速に背丈を伸ばし始めました。
水辺の今を象徴する光景です。
そしてもうすぐ枯れ色は跡形もなく消え去って・・
さて、こんな生き生きとした風景にぴたりはまる昆虫と言えば・・
アジアイトトンボの未成熟個体
やはりトンボを置いて他に無い様に思えます。
逞しい体形の者達が、伸び盛りの緑をかすめて飛ぶ姿を目にするのも、もうすぐ。
それに至る一段階前の今は、これが主流派ですね。
水辺の草から草へ、超スロースピードで飛び交うイトトンボ達。
真っ先に姿を見せたのは、生まれて間もないアジアイトトンボでした。
これは未熟な時点特有の紅色の体色を持つメス。若い緑とのコントラストが鮮やか。
アジアイトトンボのオス
いわばイトトンボの標準色と言えるのが、同種のオス。
この画像では割と明確に判別出来ますが、草の緑に紛れると見分けが付きにくい。
でも、目を凝らして見ると、結構の数を確認する事が出来ます。
トンボの季節の開幕を告げるのは。今季もやはりこのスリム派でしたね。

※本日撮影の画像ではありません(4/23に都内で撮影)

被写体の方々からも・・2017/01/01 00:06

被写体の方からも・・
あけましておめでとうございます。
今年もデジイマブログ/東京の自然観察記をよろしくお願い致します。
私のカメラの被写体になってくれた方々からも、新年のご挨拶を・・
僕は寝正月
※アキアカネは2016年10月、コミミズク幼虫は2016年12月に都内で撮影

秋の名残の彩りが・・2016/11/25 21:24

秋の名残の彩りが・・
紅葉の真打ち・カエデの葉が、イメージどおりの色に染まっていました。
早く傾き始める今の時期の陽射しが、絶好の照明役を担っている感じ。
青空に映える黄葉
カエデの葉の鮮やかさに圧倒された目には、これ位あっさりした色も心地よい。
黄葉のバックとしては最適な青空が広がれば尚更。
そんなシンプルな美を楽しむ時間も残り少ない様に思えます。
枝の先端から、足早に葉を散らしていました。
アキアカネの日向ぼっこ
樹々の葉の色の共演が、後に控える無彩色の冬の事をしばし忘れさせてくれます。
しかしアキアカネのこんな姿を見ると、やはり遠からずだなぁと・・
太い木の幹にへばりつく様に止まるアキアカネ。
残り少なくなった日々を、のんびり日向ぼっこで過ごす時期の様です。
晴天に恵まれないさんざんな天気続きだったこの秋。
しかし、木枯らしが吹く今の時期まで生き延びてきた生命力に感動。

※11/25に都内で撮影

小春日和の日に・・2016/11/12 20:13

小春日和の日に・・
予報通り穏やかな陽射しが降り注ぐ、小春日和の一日となりました。
曇天や雨天の日にはさっぱりだった昆虫の姿もそれなりに確認。
そのどれもが、今日の陽射しを目一杯浴びようと言うポーズを見せていました。
これはキタテハ。当然の事ながら、背中をお日様の方に向けて翅全開です。
成虫で越冬する蝶。こんな日の過ごし方はしっかり熟知しているみたい。
キタキチョウの日向ぼっこ
枯れ草が敷き詰められた場所に降り立っていたのは、キタキチョウ。
やや傾いた陽の光を受けて、薄めの翅が輝いていました。
私が抱いたイメージは、タクアンが一片・・って即物的過ぎるか・・
アキアカネの垂直ポーズ
完璧な垂直態勢での翅休めを披露していたのは、アキアカネ。
以前の定番だった枝先での水平姿勢の翅休めは、とっくのとうに諦めた感じ。
陽射しは豊かでも、その熱量はそれ程大したものではありません。
こうなってしまうのは、当然の流れなんでしょうね。
ずり落ちない様に気をつけてね・・

※11/12に都内で撮影